たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

CD?

2008-11-25 22:29:07 | 音響
ソニー(SME)がblu-specCDとかいうのを出したらしいです。従来のCDプレーヤでかけても音が変わるとのこと。先日SHM-CDというのも同じような説明ででていて,こちらもちょっと話題にはなってました。
どちらもCDドライブでリッピングすると従来のCDと落とせるデータは同じとのこと。落とせるデータが同じなのに音が変わるというのも解せないので,CDドライブでは同じでもCDプレーヤでは同じじゃないということか,もしくはデータ以外のところに影響がでるようなような過度な負担がかかってるとか?。
なんか眉唾ぽいのですが,音に差が出るという人もいるので,それを信じると,つまりはCDプレーヤは通常のCDかこのCDかの,少なくともどちらかがまともに再生できてないことになります。もちろん,このCDの方がまともでない可能性もあります:-p。なんか昔のCCCDみたいな雰囲気も感じるのですがいかがでしょうか。
しかし,CDの通りに再生できてないというのはつまり音をいじってるってことになるので,ある意味エフェクタとかイコライザみたいなものといえばそうなのかもしれません。どっちのCDが原音という議論も少しむなしいものがあります。CDなんていうのはどれが原音か?わかりませんから,積極的に音をいじるっていうのもあるけど,だったらCDの物理的なものよりは電気的に音をいじったほうが自由がきいていいのにとかと思うのはわたしだけでしょうか?。
…とはいえ,こういうCDは建前はCDより音が忠実みたいな書き方をしてますけど,これって....正しいのかなぁ,技術的な興味でそれだけはしりたいです。
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おかしな法律でもなし崩し的に破っていいということにはならない

2008-11-19 21:29:14 | 時事
日本の大学生の間で大麻が流行っているというのが問題になっているらしい。いろいろ問題点というか状況をマスコミが細かく伝え,ネットでも多少話題になっているらしい。
大麻とか薬物について,自分の意見を書くのはどうもためらうところもあるんですが,いろんな細かいところをすっ飛ばしてひとつだけいいたいことを書くと,「法律で禁止されているんだからするな」と言いたいです。
大麻の体への害は酒やタバコと比べてそんなにないとか,海外では合法である国もあるとか,そういうのを大麻を吸うことの理由の様に述べる人がいますが,そういうのは大麻を禁止してる法律を「おかしい」という理由にはなっても,今禁止されているものをする理由にはなりません。もし害が少ないから吸ってもいい様にすべきだというのであれば,法律の改正運動をすべきで,実際にそういう団体もあります。
そういう意思をもっているなら,まぁそれはそれで思想や政治的な運動だと思いますが,今の状況がそういうものだという感じがあまりしません。マスコミの報道を見てるからだけかもしれませんが。
大麻の合法化については,賛成とも反対ともいいづらいところはあります。どちらもそれなりにメリット・デメリットがあるような気がして。
余談ですが,数年前に若者の間に脱法ドラッグや覚せい剤が流行っているという報道もされてましたが,あれってどうなったんだろう?。今回もいつの間にか語られなくなっていくのでしょうか?
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ばら撒きの意味をみな忘れてませんか?

2008-11-14 23:00:24 | 時事
給付金に関するマスコミの取り上げ方が,もうむちゃくちゃになってきて,見ていてちっとも意味がわからなくなってます。もらってもうれしくないとかいうのであれば,みんな返せばいいと思うよ。
…で,わからなくなってきたときは議論を原点に戻すべきなのでは?と思います。そもそも何のためにこれやるんだっけ?。
確かこれは現在の経済危機に対する対応じゃなかったっけ?。別に貧困層を救うとか,そういうことが主たる目的じゃないはず。
経済危機というのは,ご家庭の財布のことではなくて,金融危機とか株価暴落とかそういうやつですよね。しかも国際的な話。ですから,別にご家庭でそのお金が有効だろうか,金持ちとか貧乏とかは関係ないのではないですかね?。世界の経済が破綻すると,回りまわって,われわれのご家庭もひどいことになりますよ,ってことで関係はあるのですが,どうも世論やマスコミは,今もらえる金の計算しかできないようです。
つまりは,欧米がグダグダだから日本がなんとかしろ(=金出せ)という海外の圧力がある。とりあえず,日本自体の内需をあげてリフレとか起こすといいんじゃないか?という考えがあるんじゃないか
と。
それで,従来は国が金を日本の市場に出すというと,公共工事とかそういうことをやっていたんじゃないですかね?。一応労働者の雇用対策になるし,使ったお金はどこかで誰かが使ってくれるし。でも,今の世の中,道路をつくろうとか箱ものを作ろうとすると,別のところから批判されるし,これらは作った後の維持費とかかかるので,短期的な対策として使うには,ちょっと難しいとか。
じゃぁ,そういうのをやめて,あまねく国民にお金を使っていただきましょうっていうのは今回のばら撒きではないのですかね?。
別に国民の生活を短期に助けるのが目的ではなく,国民に金を使わせることにより,世界的な経済を立て直すのが目的。市場に金を入れる手段として,これがいいかどうかはわかりませんが,金を入れるという前提があれば,それを公共工事,銀行への投資,どこかへの助成金とかいろいろあげると,全部批判されそうですよね。そういう意味では,ちょっとばら撒きは新しい手かなとは思いました。
ばら撒きがだめという人は,どうすれば経済がたて直るのか教えてほしいです。別のこと,たとえば教育とか医療に使ってほしいという人ももっともですが,これらは短期的に使っても,その後が困ります。単年度の資金ではなんともなりません。やっぱり別の財布が必要で,これらを充実させるには,埋蔵金じゃなくて,税制改革しかないのだと思います。
まぁ,でも将来増税するから今,金を使うというのは,未来に借金をしてるように見えるし,実際そうなのでしょうから,そういう意味で反対が出るのはわかるのですが,あまりそういう批判の仕方をする人はいません。今は,国民がやたらと行政に,何をしろ,何をくれと要求する時代のようです。国に今まで以上にサービスを求めるのであれば,長期的に使える金を国に入れる必要はあり,増税以外にそれを可能とする方法があるのであれば,それを提案してほしいものです。
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日本型成長は特殊なのか?

2008-11-13 17:45:50 | 社会
先日ふと演奏系の音楽雑誌を見ていました。そこには,管楽器とか弦楽器の広告が載っていて,まぁ大体ヤマハとか,ヤナギサワとか,そういうのなんですが。元々ピアノにしてもラッパにしてもギターにしても西洋の楽器で,中学生のブラバンレベルの知識で申し訳ないのですが,金管ならバックとかサックスだとセルマーとか,ピアノだとスタンウェイとか,生ギターだとマーティン,エレキだとフェンダーとかギブソンとか,まぁ代表する楽器はそれぞれです。でもヤマハとかはそのほとんどを出しているんですよね。で,日本人が勝手に思ってるだけかもしれませんが,まぁまぁプロでも使えるレベルのものを出してます。
これってすごいですよね。明治に入って,西洋の楽器を真似して作るようになって,そして100年ちょっとで,まったく同じレベルとまではいかなくてもそこそこのものを作ってしまったわけです。
楽器だとそうですが,家電とか車とかだって西洋のを真似して初めて,ある意味追い越しているものもあるわけです。バイクとか世界の四大メーカは日本です。日本の家庭に並んでいる家電や楽器,車,台所用品とか服とか靴とか,ほとんど西洋の文化のものですが,ほとんど日本製もしくはメイドイン中国とか韓国もありますが,つまり日本製のものをそろえてもなんら西洋と遜色がありません。
だから,日本人が考える西洋化とか先進国化というのは,こういうテクノロジー分野でいうと西洋にある製品を西洋と同じレベルで作れることを指し,それを使って生活することを指します。でもこういうことってこれから後にやってくる発展途上国どこでも可能なことなんでしょうか?。今,中国とか韓国とか車とか家電をどんどん開発してます。西洋とか日本に追いつこうとしていると思います。彼らはいつか追いつき追い越すのでしょうか?。そうしたら日本の車や家電は不要になるのでしょうか?。
実はどうもそれはそれで変な話の様な気もします。世界中で車を作っても仕方ないように思います。
なんか違和感を感じたのはもともと楽器なので楽器に話を戻すと,車や家電と違って,こちらはいまだに完全に西洋を追い越してません。なぜなら西洋楽器は西洋の文化のものだからです。つまり利便性とか機能の問題ではなく,西洋にある楽器が基準だから追い越すことが出来ないわけです。だとすると真の意味で西洋の楽器メーカを日本が追い越すのであれば,西洋にない楽器を世界に広めなくてはいけません。今のところ一部の電子楽器とかだとそういう部分はあります。でもまだまだほとんどありません。
本当はどこかの製品を真似して追いつけとやってるうちは,まだまだ先進国ではないようにも思います。あと同じところを目指すのであれば,結局一番は一人ですから,パイの奪い合いになるわけです。それぞれの国がそれぞれ独自の得意分野を持ってすみ分けるのが本当はいいんでしょう。
でも日本はほとんどの工業製品の分野で西洋を真似して,いつの間にか追いついたり追い越したりしていました。だから,今日本の後から来る国たちもきっとそういうのを目指しているのではないでしょうか?。でもみんながみんな日本と同じような「西洋に追いついた感」を感じることは出来るのでしょうか?。
ちなみに日本は工業製品では追いついたかもしれませんが,なにも文化を発信してきてないので,文化では全然追いついた感がありません。服のブランドとかほとんど西洋のものばかりです。今ようやく日本発の文化が西洋に認められようとしてますが,それがマンガとアニメだったりするあたりが面白いと思います。
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小室哲哉氏雑感

2008-11-08 10:05:41 | 音楽・アート
今週は小室哲哉氏の逮捕がTVのニュースで話題でした。小室哲哉氏の往年の活躍を知っていると,それなりに騒ぎになるのはわかるのですが,でもネタ的には芸能ニュースネタだよなぁと思ったりもします。
小室氏は98年位かなぁ…仕事で一度だけお会いしたことがあり,まぁ仕事上,恩があるのであまり悪くいうつもりはありません。当時すでに大スターでしたが,シャイな感じの人だったなぁと思ってます。その後,だんだん周りにいる人が…とかいう話は聞いていて,まぁ今回のような話になったのでしょうか。
わたしは30歳くらいまでは,ジャズとかロックとかが好きで,演奏,特に即興の質というのが音楽の尺度で一番重要視していたので,当初TMNの様な音楽は評価してなかったのですが,その後テクノとか聴く様になったこと。あと若い頃は芸術というのは作家本人が納得することが重要と思っていたのが,この歳になると,表現というのは相手に伝わってなんぼなので,伝えるための努力はしなければいけないと思うようになったこと。そういう心境の変化もあり,今となっては当時の小室氏の音楽や,ヒットメーカとしての力量は評価してます。まぁ音楽自体には熱狂的にはなりませんでしたが。
確かに大ブームを作った人というのは,時代性を持ってしまうので,過ぎてしまうと,古臭さをかえって感じてしまうものですが,長く続けていくことで生まれる表現というのもあるので,以前の様なムーブメントでなくても良質の音楽を継続的に作っていってほしいなぁと思っていたので,今回の逮捕劇は残念だったりもします。
まぁ芸能界はちょっと位罪を犯しても実力がある人は復活するみたいなので,これを機にいろんなしがらみを捨ててまた復活してほしいものです。
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役者という芸術

2008-11-04 21:22:23 | 音楽・アート
電車の中のTVを見ていたら田村正和がCMをやっていました。電車の中なので音声は出ませんが,どんな声でどんな風にしゃべっているかが想像できます。すごいな,と思いました。
田村正和というと,最近はどんな役をやっても髪型も演技も同じようなものです。俳優というと演じる人だから,どんな役でも演じるのがいい役者の様に一見おもいますが,田村正和を見てると,他の演技をするとはとても思えません(笑)。そういえば,なくなった丹波哲郎も「演技するうちは一流じゃない」というようなことをいってました。普通にそこにいるのが求められるようになって一流みたいな話でした。
そういう意味でいうと田村正和も演技せずそこでいつもの様にしてるだけでいいわけで,一流なんだろうなと思いました。
田村正和というと実は30年位前からTVで見ていました。昔は時代劇に良く出ていました。田村兄弟の仲で一番二枚目役でした。昔はもっといろんな演技をしていたような感じでしたが,まぁ印象はあまり変わらないので,大きな方向性は変わってない気がします。
まぁでも例えばこういう個性派の役者の場合,新人のときはどうしていたのだろう?。新人のときから「わたしはこういう役しか出来ない」とかいっていたらたぶん使ってもらえません。まぁ田村兄弟は親も有名人なのでそれなりに最初からスターだったのかもしれませんが,やっぱり最初からそうだと敬遠されると思います。それに本人も最初から受けるスタイルに確信があるとも思えないので,やっぱり若い頃はいろいろと試行錯誤をしたのではないでしょうか?。でも,あるスタイルが受けて,そうしてスタイルを作っていったのかな?と思いました。
こういうのは音楽や絵画とかはそうで,若い頃はいろんなスタイルを吸収し,試していくのですが,どこからかは自分のスタイルを作ることが重要になります。誰が聞いても観てもわかるようになることが一流になるということでしょう。それはわかるのですが,他人になるべき役者もそうなのか?…そうなんだなぁと,田村正和を観て思いました。
となるとなんにでもなりきれるという北島マヤはまだ一流とはいえないのか…などと思ったりも;-p。
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