たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

重油

2014-03-30 01:06:47 | 時事
休日ということで横須賀市の海岸沿いの公園で遊んでいて,海辺で息子にいたら息子の服に重油がついてしまった。困惑したのだけど,よくよく考えたら先日の船の事故で油が流出しているという記事を読んだのを思い出した。

おそらく海岸に油の塊が打ち上げられていて,それに座ったんでしょうが,ちょっと海に入ったので,海自体に油が浮いていたのかもしれません。それにしてもあそこは魚を釣っている人などもいて,大丈夫かな…という気がします。
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ただより高いものが無い…というのは忘れられたのか?

2012-03-11 17:06:18 | 時事
不思議に思ったこと。福島原発事故について民間調査委員会が調査結果を発表したっていうのは数日前にTV等で聞きました。そのまとめたレポート400ページくらい?がどうやら本になって売り出されるらしいのですが,レポートが有料であることに疑問を投げかける声がちらほら。そこから発展して調査自体が信用できない…みたいな声まで聞こえてきました。

えっ?,どうして?っていうのが正直な感想です。調査結果を本にして売ると,それは信用できないのでしょうか?。確かに事故の調査結果は誰にでも広く読めるようにしておくべきという意見はわからないでもありません。じゃぁ,そうだとして,それを調査して本にまとめるのは誰が費用を捻出してやるべきっていうことなのでしょうか?。ボランティア?ボランティアでも調査には経費はかかりますよね?。

公的な報告であるべきというのはわかりますが,じゃぁその経費を国が出したり,事故の当事者である東電とかが出したら,それって「民間調査」って言いますかね?。そういう調査の方が「胡散臭い」と言う人は言うんじゃないでしょうか?。そもそもその本は一冊1500円位なんですよね?。400ページの本が1500円というのは,普通に考えれば実費程度でしょう。部数によりますがたいした儲けがあるとは思えません。1500円が高すぎて手に入りませんか?。まぁそういう人もいるでしょうけど,そうかなぁ,マンガの単行本2冊程度の値段ですよね。

政府でも東電でもない第三者の調査が必要と思うのであれば,それの費用を誰が出すか?って話になり,自分が出します…とか自分が寄付を集めます…っていうのなら判りますが,自分はお金を出さない,レポートを1500円だして買うのも嫌だ…っていうのはムシが良いんじゃないでしょか?。もちろん誰かが善意でお金を出すって言うのはありえるでしょう。でもそれを受け取るほうが強要するのは変だし,お金を取るから調査がおかしいというのもそちらの方がおかしな意見の様に思います。

もっとも,調査というのは,普通は何らかの立場があってバイアスがかかるものですから,調査の内容に納得がいかないという意見はそれはそれで判りますが,それが嫌なら別の立場の多くの調査を同時に走らせるしかなく,そうなるとますます経費がかかるはずです。

レポートに広告を載せればいいという意見も読みましたが,そうなるとやっぱりその広告を出す企業は何が狙いのなの?…とむしろ思ってしまいます。ある意味一番色をつけなくて済むのが実費を取るってことだと思うんですが。

ネットはただで使えるものがおおいのは確かですが,そこにはいろんな企業の思惑があり,結果的にその企業が儲かってるってことは,実際はめぐりめぐって我々は何かを負担している…ってことに皆さん気付かないのでしょうか?。ただより高いものは無い…ということわざが日本にはあったはずですが…もう廃れてしまったのかなぁ。

あと,余談。PDFにしてネットでばら撒けばいいという意見も読みましたが,それにしても経費はかかります。それに永く残すために本にするということが理解できない人がいるようですが,私はデータより本のほうが長く残ると思ってます。少なくともこれからいつ停電が来るか判らないのですから,ネットのデータなんてあてになりません;-p。電気に頼らずとも読めるっていう意味では紙の本にするのは趣旨にあってるのでは?と思いました。
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働く理由を意識する

2012-03-08 16:39:18 | 時事
ワタミの社員が自殺したのが労災となった…って件は,ちょっとネットで話題になっていて,ワタミの社長は一時期TVとかで好意的に取り上げられていたけど,結局は社員に過酷な労働を強いる人だ…みたいな風潮になってます。ネットでの暴露話みたいのをみると月300時間の残業をしていた事もあるとかあって,凄いなぁと思ったし,しかもそれがサービス残業だったりしたというと,確かに法的に問題だと思う。

世にブラック企業の話は良く聞くのですが,幸運にも比較的大きな会社で働いているわたしは,会社がコンプライアンスを気にするあまり,そういう労働の例はほとんど縁がありません。むしろ夜遅くまで仕事をしたりすることの制限が多く,仕事したいのに出来ないのもちょっと不便だよなぁ…と思う始末ですが,まぁそういうのをなぁなぁにすると良くない…というのも分からないでもありません。

でも残業が良くないとか,サービス残業は悪だとか,休みの日や寝る間も惜しんで働くもの良くない…と一律に決めてしまうのも,場合によっては,頑張る機会を奪うこともあるような気がします。

簡単に言うと,やっぱり大事なのは,その人が,その仕事をどういう意味や狙いがあってやってるか?…なんだと思います。いい給料が欲しい…というのであれば,やはりサービス残業は本末転倒です。働いたのにお金もらえないのですから。給料より出世を狙うとか,会社から何かを学び取って,自己の財産(キャリアとか独立のキッカケ)にしたいのであれば,逆に,給料が少なくて労働時間が長くても,何かを得てる間は頑張ってみるんじゃないでしょうか?。でもその為に頑張るなら,やっぱり体を壊しては意味がないわけで,その塩梅はきちんと管理できないとおかしい。

例えていうとスポーツ選手は多かれ少なかれ,過酷な状態に自分を追い込む必要があるけど,それをブラックとは言わない。でも練習を怪我をするほどやったらやっぱり本末転倒と言わざるを得ない。

働く方もやっぱり自己防衛が必要で何のために働いていて,その場合どこまでやるべきかっていうのを常に考えるべきじゃないかな…と思います。給料が欲しくて働いているだけだけど,クビになったら次の仕事がないのが不安だから,ついサービス残業をしてしまう…っていうのかも知れないけど,やっぱりそれで体を壊したら,給料もなにもないのだし。

最後に自分の例を書くと,わたしの場合は個人的な興味と仕事がある程度一致してる場合は,やっぱり休み返上で働いていたし,研究をやってると個人的なキャリアもつくので,まぁある程度無理はしてましたよ。でも,今はそういう無理をする事自体が,職場が許さない(徹夜はできないし,仕事は持って帰れない)状況になってるから,若い人でそうしたい場合はどうすればいいのかね?…って気はするけど。
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セカイ出来てもうすぐ一年

2012-03-07 06:02:11 | 時事
3月11日が近づいて来てるということで,なんとなくいろんなところで「ふりかえり」的な雰囲気が見えてきてる。TVはおそらくこれから11日に向けて,いろいろと特番をやっていくだろうし,他も11日前後にイベント(?)を開催したり,まぁそんな感じなんでしょう。そういえば福島原発の事故調査報告書とかも出てきて,何かしらの目処をつけたいという気分を感じる。一方で,余震は相変わらず続いているし,がれきの撤去がいっこうに進まないといったことや,補償や支援とかの問題など,まだまだ一向に震災は継続している…という気もする。原発事故や放射能汚染の話はフェーズは変わっていってるものの,出口が見えてるわけでもない。

まぁそんな状況もあるけど,それより思うのは,「そういえば3月11日以前ってどうだったっけ?」みたいなこと。ある意味,あの日から何もかもが変わったような気がする。外出時や買い物時に放射能を気にしたり,電気のことを気にしたり。経済がどうなるかとか政治がどうしようもないっていうのは以前からだけど,物差しがやっぱり電気行政と災害復興絡みになってきたり。将来自分がどこに住むんだろうっていう話も,地震と原発事故というのは判断要素でもある。

一年前というと,息子が1歳になって間もなくて…,まだ武蔵野に住んでいて,そういえば雪がつもったのって2月だったっけ?。雪触るのも抵抗なかったよなぁ。その一年前の子供が産まれる前は新型インフルエンザにビクビクしてたけど,この頃は,それもちょっと落ち着いていたような気がする。自分の体調的には確か一月にぎっつり腰になったのが,二月に立ち仕事をやったので,長引いて…結局これって震災の時に更に痛めて,5月か6月位までつづいたのだけど,まぁそれが気になっていた頃。わたしの癌の方は5年目を半年後に控えていて,気になるような気にならないような…,って感じだったかなぁ。

今の状況を考えると,当時心配事ってなんだったんだろう?という感じです。

あまり大きな出来事があると,それ以前と意識が断絶するというか,一瞬にして価値観が変わって,あの頃は何を気にしていたのだろうか?…と思うようなことってあるように思う。3月11日の地震はそれが社会全体で起きたので,それこそ日本人全部がそういう経験をしたんだろうな…という気がする。

個人レベルの話をすると,わたしは癌になった後,「癌になる前の自分はなんだったんだろう?」と言うくらい自分の中身が変わったという感覚を覚えたのだけど,多分3月の地震も,その後に感じた大きな断絶なんだろうなぁ。

そういう意味で言うと,案外去年の3月11日以降を振り返るよりも3月11日以前を思い出してみる方が,おもしろいのかも知れない。おそらくいろんな人が,今の自分と違うことを考え,意識していたんじゃないかな。まぁ原発のことなんてほとんど誰も考えたこともなかったし,マグニチュード9の地震なんて来るの?…って感じだったかなぁ。

もっとももっと何年も経つと,今度は昔のことを懐かしんだりするんでしょうけど…,ここしばらくは,多分一年分の記憶しかみんなの頭にはないんじゃないかな。

あっそういえば,なんで民主党が与党やってるんだっけ?(笑)。
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最高裁の役目

2012-02-23 19:23:56 | 時事
光市母子殺害事件の判決が死刑で確定しました。わたしも子供と妻を持つ身として,被害者の夫が被告に最高刑を望み,行動し,そうなった…という行動には共感できるものがあります。しかし「皆,敗者」という夫の言葉にも重く,やるせないものを感じます。

被害者がそれを望む気持ちは良く分かりますが,死刑が妥当だったのかどうか?はわたしには良く分かりません。死刑が必要かどうか?…という議論も以前からあちこちでありますが,良く分かりません。これは刑罰とはなんのためにあるのか?…という思想とも多分関係があって,それ自体が社会的合意を得られてないと思うからです。

わたし自身は,刑罰は犯罪抑止のためにあって欲しいと思ってます。つまり犯罪者を懲らしめるための罰とか,被害者を納得させるためのものでは無いと思ってます。犯罪抑止ですから,再犯のある人は社会に出さないで欲しいし,重たい刑をつくることで,犯罪を起こさない人がいるのであれば意味があります。この考え方は,良く裁判で問題になる「悪意」の有無を重く見ないし,被害者の納得感も問題にしないので,おそらく世の中の刑罰はそういう位置づけではないのだろうな…と思ってます。

この視点で考えると死刑の是非は死刑を怖がり犯罪が減れば意味がありますが,死にたくて犯罪をする人にはむしろ悪影響です。ただ死刑になれば再犯はあり得ません。あと冤罪がある以上,簡単に判断できない問題でもあります。終身刑も再犯を抑えることが出来ますが,犯罪者を刑務所で養うコストを,国民が負うべきか?…という問題もあります。ということで,死刑がいいのかどうかを冷静に考えると,答えはなかなか出ません。

とはいえ,いつもこういう裁判の報道を観ていて疑問におもうは,こういう社会的な議論を受けて,判決が変わっていくことです。被害者の納得感や,犯罪者への罰で量刑を望むような声があるように思います。しかし私は,三権分立の原則だと司法はあくまでも法に照らし合わせて,事件を裁くものじゃないか?という気がします。良く行政に「市民感覚」という人もいますが,それもやっぱりおかしくて,司法も行政も立法がつくった法律に基づいて動いていて,法律は選挙で選ばれた議員がつくるのですから,市民感覚や世間の空気はそこで織り込むべきじゃないでしょうか。

市民感覚や世論が反映されると喜ぶ人もいますが,誰の声か分からず,どれだけの人が思ってるか分からないけど,報道が騒いで増殖していくような世論にいちいち行政や司法が振り回されていたら,大変…と思うのはわたしだけでしょうか。
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すべてがある国

2012-01-25 19:13:50 | 時事
以前から思ってる話。以前書いたかも。

日本には日本で使うものがすべてあります。それが当たり前だと思ってる人が多くないでしょうか?。でも良く考えるとそれって当たり前なんでしょうか?という気がします。

良く思うのが楽器。日本にはピアノメーカーがあります。ギターもラッパも全部日本のメーカーが売ってます。もしかしたら生産は海外かもしれませんが,会社は日本の会社です。バイクも車もパソコンも携帯電話もオーディオも全部あります。家電も…。衣服,鍋のような調理器具,家具,時計,全部あります。

まぁ農作物は国内で全部作るのは当たり前…といいたいところですが,実際は大豆とか蕎麦の様に日本食の主役の農作物はほとんど海外で作っていて,日本でほとんど作ってない…っていうケースもあります。衣服は日本人の嗜好や体型の問題があるから大体日本のメーカが作るのは当然でしょう。鍋は最近T-falの様に海外の安い(?)製品も流行ってますが,とりあえず日本のメーカはまだ生き残ってます。

楽器やパソコンやバイクが日本のブランドのものがあると書きましたが,すべての国でこれらを作ってるような気がしません。アメリカ製の楽器もパソコンもバイクもありますが,オランダ製,ベルギー製,フィンランド製,ノルウェー製…とかどうでしょう?。ちなみにオランダというとフィリップスですから,電気製品は一通り作ってますが,パソコンメーカはあるんでしょうか?。ノルウェーはノキアで有名ですから携帯電話は作ってますが。

フランスとかドイツとかイギリスの様な大きな国は,結構いろいろ作ってそうですが,日本に入ってきてないだけなんでしょうか?

ちなみにバイクは日本の四大メーカ(本田,ヤマハ,カワサキ,スズキ)が世界の四大メーカといわれ,この四つで世界の4割のシェアを握ってるらしいです。あと,海外の音楽のライブ映像とかを見ていても思うのですが,シンセサイザーもたぶん日本メーカ(ヤマハ,ローランド,コルグ)でかなりのシェアを握ってるのではないでしょうか。

バイクも車もシンセもピアノも,元々は海外(西洋)で発明されたものです。それを真似して品質的に追いついて,更に改良を重ね,海外のものより(日本で使うには)良いものを作ってきたというのが日本です。ですから,海外のブランドのものでも全部日本のブランドのものがあって,それでそろえて生活ができます。それが当たり前だと思ってます。

さて,最近また話題のTPPの話とか,あと別件で日本の家電メーカがTV事業で打撃を受けてる…とかいう話を聞いてると,例えばTVは日本製が無くなって,すべて海外ブランドのものになったりとか,そういう時代が来るんだろうか?とか思ったりします。で,それがいいか?というと私は少し居心地が悪い。他の人はどうかな?ってこと。

たぶんヨーロッパとかは,この製品は外国製で…っていう風に役割分担がされているものが結構あるんじゃないかな?という気がしてます。まぁヨーロッパはヨーロッパ自体を一つの文化圏として捉えることはできますが。他の国はこの辺,なんとも思わないというか割り切れてるんだろうか?。

日本にはすべてがある…っていうのは,いろいろメリットがあるとは思うんですが,もう,そこまでまかなえなくて,得意なところに注力しましょうっていう動きになってきてる気がします。TPPとかたぶんそれを加速させてしまいます。それがいい事なのかどうか?悩ましいです。
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柔道の授業

2012-01-23 20:32:42 | 時事
柔道で死んだ中高生は28年で114人というのがニュースになっていた。中学で武道が必修科目になったということを受けて,柔道はこんなに危ない…という世論が少し増えてるように思う。

人生において命の危機に遭うことは幾らでもありうるわけだから,学校で危険を全て避けさせるのは,社会に出たときにむしろその格差に愕然とする…ということもあると思うし,柔道に関しては受身などをきちんと身につければ,むしろ防護能力ともなる,そういう意味で柔道の授業化はメリットもあるかと思う。ただ子を持つ親としては,授業で事故を起こして,子供が死んだり障碍を残すことは耐えがたい…というのはあるし,リンクの記事を見ると他のスポーツに比べ,危険度が高いような気もする。何より「きちんと身につければ」と書いたけど,きちんと安全に身につかせるだけの指導者と環境を用意できるんだろうか?…という懸念がある。

わたしは高校の時に授業で柔道を選択していた。高校では,柔道か剣道か…もうひとつあったかなぁ…思い出せないが選択科目があり柔道になった。剣道をやってみたい思った気がするが,どっちを第一希望で出したのかははっきり覚えてない。柔道の授業を受けるに辺り,柔道着を買わされたが,剣道とかより安上がりだったかも知れない。

高校には柔道場があり,ゴムの畳表がかぶせられ,クッションが入れてあるのかフワフワの畳が敷いてあった。その上で受身とか乱取りとかやらされた。私は元々あまり運動神経が良くないのか,乱取りではいい成績を残せなかった。

思うに,フワフワの畳が用意できるのであれば,受身はヤラセた方が生徒にとっていいように思う。護身というか,転ぶときに頭をうたないようにするとか,役に立つと思う。ただ柔道としてのおもしろさは多分乱取りなんだろうなぁ。試合をせずにキャッチボールや素振りばかりやるようなものである。延々受身の練習だけやらせても生徒は飽きるし,柔道が嫌いになるだろう。受身と乱取りの間に技の練習とか,打ち込みというか投げをかける練習もあるのでそこまでというてもあるけど,やっぱりどこかすんどめというか,なんのためにやってるかそれこそわからない授業になる。乱取りを指導者とやれば安全だろうけど,生徒全部とやるのは時間的に無理だろうから,結局生徒同士で乱取りをヤラセ,悪のりして,やってはいけない技をかけたりとかすると事故が起きる…という可能性はやっぱり多いのだと思う。

自分は高校の時にやったので,いろいろと抑制の効かない中学からやらせていいんだろうか?…という気もするが,高校は高校で力が強いので,技が大技になる可能性もあり,どっちからがいいのか良くわからない。

というわけで,結構悩ましい。剣道だとツキをしなければ,柔道ほど事故は起らないかも知れないけど,子供が悪のりをすればやってしまう可能性はある。ネットで合気道の方がいいのでは?という意見もあり,なるほどと思ったけど,合気道は詳しくないので,合気道での事故が起きるのかはわからない,骨折とかありそうな気はするが。

勝手なことを書くと自分の子供が中学になる頃には,何らかの答えが出てるんじゃないかな?。指導体制が整うか,問題が起きて辞めているか…,でも今の子供らを実験の対象として扱ってしまうのはやはり気の毒。きちんと指導者と環境がととのえば…と書いたけど,環境はお金で解決できるけど指導者は結局現場任せになるんではないだろうか?。となれば地域格差も出るし,現場が頑張ればなんとかなる…というやり方は,基本的には賛同できない。

親として出来ることはなんだろう?…。武道の授業に反対するっていうのも出来るけど…,転び方みたいのは,なにかで学ばせておいたほうがいいって気もしないでもない。むしろ個別に柔道をちゃんとした人に習わせて,受身をきちんと習得させてから中学に上げるって手もあるけど,そこまでして柔道を習得させる気もないし…。

いろいろと難しいな…という気はする。
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後世の人は先人の苦労も知らず,もっとすごいことが出来ると信じる

2012-01-19 12:45:01 | 時事
年末にやっていた坂の上の雲を見終わった。といっても今期分のみ。今期は戦争ばかりで面白くないという話をネットとかその他でも聞いていたのだけど,期待しないでみたせいか,案外面白かった。

ただやっぱり戦争ばかりなので,戦争をみたくない人には面白くないとは思う。最終回は日本海海戦の話で,艦隊の映像が,模型なのかCGなのか良くわからないけど,よく出来ていて,映画でもこれだけスケール感のある艦隊の映像はなかなか無いんじゃない?。これをTVで出来るところはさすがNHKだなぁ,という意味ですごかった。たぶんNHK自体もこの映像に自信があるから,これが最終回だったんでしょう。でも不平が出たのは,たぶんそういう映像のところよりも,人間ドラマの方が評判が良かったんじゃないかなぁとか思った。

という話を書きたいわけじゃなくて,TVの中でナレーションされた中で,当時(日露戦争),大国相手に戦争をしたわけだから,日本の財政は大変で,政府は後にも先にも無いくらいに経済に気を使った…みたいな事を言っていた。緊縮財政をやったってことだろうか?。で,そんな状況なのに,もっと強大な戦争であった太平洋戦争とかよくやったね…みたいな事を言っていた。

番組では日露戦争は普通なら勝ち目の無い戦争で,だけど勝ったのは日本人が優秀だったというよりは,幾つ物偶然が重なった…みたいな印象を受けた。つまり実力で勝ったんじゃないよ…ってこと。その後第一大戦は別として,太平洋戦争で,日本は惨敗するので,そういうことにしておかないとまずいわけである。

まぁそれはいいとして,つまりはその日露戦争は当時の人がひーひーいってようやく勝ちを拾ったのに,後世の人は,日露戦争に勝ったからきっとアメリカ相手でも何とかなる…とか思ったのかもね,と思った。そういうことって結構ある気がする。過去の成果が簡単に出来たわけじゃなくて,大変な思いをしてやって,それでも奇跡的に出来たのに,後の人が,それくらい出来るだろう,もっとすごいことができるだろうとか言い出してしまう。でも過去の成果でもやっと出来たのに,それ以上のことが出来るわけが無い。まぁ積み重ねで出来るものもあるけど,無いものの方が多いだろう。経営者は成長戦略…が必要で,常に過去より良い成果を求める。しかも単なる右肩上がりじゃなくて,指数的に上昇するような…そりゃムチャだろう…と思う。

さて現政権。それまで自民党が苦労してやってきたことをぶち壊して,もっと良いことができると信じてやった結果がこの有様である。たぶん,彼らに出来たから自分たちならもっとすごいこと出来るとか思ったんじゃないかなぁ。当事者じゃないのに,苦労なんかわかるわけないのに。

…なんて事を坂の上の雲が示唆していたわけじゃないと思うけど…,まぁそんな事を思いましたとさ。
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因果関係が証明できないということは目に見えて増えるわけでもない…ってことだけど…

2011-12-24 21:45:10 | 時事
ちょっと古くなったけど,先週のサイエンスZeroは「内部被ばくの実態を探る」というタイトルで福島原発の事故による内部被曝調査の話だった。チェルノブイリでの調査も引用していた。内部被曝と健康被害の関係はまだまだ未知の部分が多いとの話で,なかなかもやもやした内容ではあった。

現在内部被曝と病気との因果関係がはっきりとわかっているのは甲状腺がんだけで,白血病や膀胱がんについては,データが少ない…とのことだった。福島で放射線量が高い割りに避難地域としての指定がされなかった飯舘で行われた子供の甲状腺への被曝調査の結果をやっていたけど,チェルノブイリの子供に比べれば低い結果だったとのこと。

ふと思ったのが,因果関係がはっきりしないというのは,たぶんこれから何十年か経って仮に今回の原発事故の影響でガンになった人がいたとしても,たぶんその因果関係は証明できないのだろうなということ。それはなぜかというと,ガンは原発事故が無くても起きるからで,因果関係がわかるのは事故後明らかに増加しているということにならないと…とことなんでしょう。

でもたぶん,今後何十年か経ってガンになった人の中には,原発事故の影響だ…と思う人はいるだろうなぁと思います。世の中には様々なガンがありますが,その原因を特定できるものはほとんどありません。喫煙者が肺がんになってもタバコが原因かどうか(たぶん)証明できません。ガンの原因はそれくらい特定しにくいもののようです。

そうであると内部被曝でガンになる…とおびえることにどれくらいの意味があるんだろうか?…という気もしてきます。もちろん内部被曝でガンになる可能性はあるのだから,ガンの一因を取り除くという意味はあります。でもたぶん内部被曝が無くてもガンになる人は全国民の三割程度です。

自分がガンになった時,原因を特定したいと思いました。それは原因を特定できれば,それをやめることで再びガンにならないかもしれないとも思ったからです。でも結局は良くわかりません。お酒が原因かもと思ったので,お酒の量は病気前に比べ,はるかに減らしましたが,それでもわからないなぁと思ってます。ただ自分の場合,今再びガンにならないためには,それよりも体に疲れをためないとかストレスをためないことの方が利く気がして,そっちのほうを気をつけてます。これは原因をさけるというより体の抵抗力を上げるという事を意識してるということです。

…まぁとはいっても私自身も被爆を避けたくて食べ物を選んだりはしてます。避けても避けなくてもガンになる時にはなるのかも知れないと思いますが,でも無造作に取っていたら馬鹿にならない量になる可能性もありますから。ただ放射能を完全に避けるために神経質になるのも,ストレスばかりためて,抵抗力を下げるのも本末転倒な気もしてきました。

わたしは大切なことは原発とガンの関係を明らかにすることではなくて,なるべく(若いうちに)ガンにならないこと,(若いうちに)ガンで死なないことだと思ってます。どうもそう思ってない人が結構いるような気がするのは気のせいでしょうか。まぁ,いろいろ気をつけて生きるほうが元気が出る人もいるので,そういう人はいいのでしょうけど。
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黒船だと許される

2011-12-23 05:33:01 | 時事
Google+は非公開設定でも直リンで誰でも写真が見れる上に、削除してもすぐに写真は消えないようです。」という文。facebookやGoogle+では,友だちだけに写真を公開していても写真のURLを直接叩けば誰でも読めるみたいです。で,この文は,それがばれたらばらしたのは友人だから問題ないと,冗談めかして書いてます。

その中にかかれてますが,以前mixiも同じ問題が指摘され,mixiは修正をしているそうです。でもfacebookやGoogle+だとしょうがない…なぁと思いつつ使ってしまう辺りに,なにか日本人の特質を感じます。この他にもガラケーだと許されない品質基準をスマホだと許してしまうのと似てるというか。スマホのバッテリーの時間も衝撃に対する耐久性も,ガラケーのはるかに下なのに,でもそれでクレームが燃え上がることはないというか。

日本の消費者は日本の企業に対しては,どんどん要求がエスカレートしていく気がします。でも海外が「こんなものよ」とやっちゃうとまぁしょうがないか…と。高すぎる品質基準を変えるには海外のもの(外圧)を使えばいいってことですかね。

そんな話ならまだいいんですが,社会保障とか安全とかにも日本の国内だけだと要求が無限のように高まってきてますが,海外は実はもっとひどい…というと納得するとかそういうことですかね。でもTPPに反対してるっていうのは,そういうのは良くないって人も多いって事ですか。

自分達では決められないけど,他(外)の人が決めたらそれに素直に従う…というのが日本人なのかねとか思った。
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