たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

ガス抜き

2008-08-31 22:54:17 | ココロ
GIGAZINEにガス点検の人が設備を壊したという記事が載っていた。ガス会社が委託している会社の人が,点検の際に自宅の設備を壊しだろうと書いているのはまったくの推測なのですが,ガス会社まで問い合わせてます。消防署まで問い合わせてます。ですが,それっきり。
もし本当に人が設備を壊しているのでしたら,立派は犯罪ですし,それで火事とか起きたら死人すら出かねません。なぜそれ以上調べないのだろう?という気はします。警察とかに来て,調べてもらわないのは,むしろ,この記事自体が自作自演では?という気すらしてしまいますが,どうでしょう?。
というか,いずれにせよGIGAZINE自体が,こうやって記事に書いてアクセスを稼いで満足をしてしまってる気がします。マスコミというのがそういうものなのかもしれませんが,別に社会を変えようとか悪を捕まえようとかそういうことが大事なのではなく,話題を集めることが大事。人に聞いてもらうことが大事と。
ところで,…。
有給休暇を消化できない」というのを読んでいて,職場の空気が有給を取りにくいということらしいのだけど,いったい,組合は何をやってるのだろう?と思ってしまいます。わたしの職場とかは,組合員は有給を消化できないと,会社が組合から怒られるので,無理やりでも休めさせられます。以前は,それでもサービス残業みたいなことをする人もいたのかもしれませんが,最近はそういう管理も厳しい,というか仕事を持ち帰ることも出来なくなったので,本当に休んでます。
もちろん会社もそれぞれで,雇用形態もさまざまだとは思いますが,組合がある会社なら,休暇を消化できなかったら,組合に訴えるべきだし,組合が動くべきでしょう。
良く職場環境の問題が話題になりますが,なぜ労働者は団結しないのだろうか?とか思います。
実は文句を言ってるようで,こういう取材が言わせているだけで,そんなに困ってないのではないか?という気もしますが,さらに,こうやって文句を言ったり,またそれぞれの人がブログとか掲示板に文句を書いて,それでガスが抜けて満足してないか?とかいう気もします。まぁもともと「休みが取れない」とかいうのは単なるひとつの話題でしかないとか。
というのはいいすぎですが,なんとなくこうやってネットに書くことでいい具合に個別の不満の捌け口として使われていて,それで,困ってる人たちが団結するするというパワーをそいでいるのかな?という気はしました。
まぁ本当は困ってないならいいんだけど,すこし権力者の都合がいいようになってないか?という気はします。
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トラウマ?

2008-08-30 21:16:04 | ココロ
2,3日前だったか?TVニュースでアメリカの大統領選の話をやっていて,多くのアメリカ人がオバマ大統領に投票しなくていい理由を探していると言っているのを聞いて,ちょっと驚きました。
ちょっと問題発言をしてしまいますが,要は人種なのか,家柄なのかわかりませんが,そういうことで,投票するのを躊躇するんだけど,人種とかで躊躇したといえないので,別のわかりやすい理由があれば投票しなくても済むのに…っていう感じ,だとわたしはうけとりました。
仮にクリントンが候補になっていても,女性だから躊躇するんだけど,女性だから入れませんでしたと言えないので…と同じようなことが起きたかもしれません。
これはアメリカのなかにそういう差別意識というか脅迫概念があるのだけど,表立っては言えないってことになります。本当にそうなのか?とかちょっと思いました。TVで答えていたのはアメリカ人だったような気がするので,そういうことを自分で認識してるのか?うーむ。
そういえば,日本の某通信会社がサルに「チェンジ」といわせるCMを流したら物議をかもし出したのも,逆にサルを見ると誰かを連想するからであり,自分にそういう意識があるということになります。ぜんぜん似てないとか,関係ないと思っていたら,単なるかわいい動物が出てるCMにしかならないのだけど。
…と人には,苦言を言うことにより,実はその人の中に何か心的抑圧がある,もしくは引け目がある場合が多いです。ぜんぜん違う事例ですが,警察とか役人とかを批判する人って,なんかその人の中に引け目がある部分があり,それを見なくてすむようにそういう発言をすることもあるんじゃない?とちょっと思いました。
まぁとりあえず,何のことを言ってるかは,ここでは書きませんけど。
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教育に大事なのは好きにならせること

2008-08-27 17:33:17 | ココロ
はてなの匿名日記に「もっと学校で、テクニックを教えてくれればよかったのに」という文が挙がっていて,ちょっと興味深く読みました。小学校とかの美術(図工か?)とか音楽とか体育の授業で技術的なことを教えず自由にやらせるから,子供は何をしていいかわからず戸惑い,それが苦手になると…。
それを受けて,技術を教えてくれた先生の話とか読んで,いろいろと興味深かったです。
で,わたしはどう思うかというと,子供の教育で一番大事なのは,本人がそれを楽しいと思って自主的にやりたがる状態に持っていくことだと思います。子供は習得が早く上達が早いのでやれば何でも伸びますが,一方で飽きっぽいということがあります。大体何かで一流になってる人は,ある時期,その成功したことにものすごくのめりこんでいたりするわけで,そういう対象とそういう時期が必要だと思います。
テクニックを教えるにしても,自由にやらせるにしても,本人がそれによって楽しくていつまでもやり続ける様にやらせるべきでしょう。テクニックを習得して上達感を感じられて続けるなら教えればいいし,テクニックを窮屈に思うのであれば自由にやらせれば良い。まぁ,普通は小さい頃は自由にやっているのだけど,他と比べたりいろんな理由で自分の限界を感じた辺りで,テクニックを教えてその限界を打破できた感じが得られてまた好きになったりするのでそういうタイミングでいいのでは?と思います。でも,そういう細かな対処がが学校出来るかは疑問なので,この辺は親がうまく方向付けをすべきでしょう。
で,テクニックで上達していってもまたそこで今度は個性という壁にぶち当たったりしますけど。
わたしの感覚だとテクニックを覚えるとその自由さがわりと抑制されちゃうので,出来ればテクニックを覚える前に,出来るだけ自由にやらせたほうがいいように思います。それは将来ののりしろというか潜在能力みたいな部分になるように思います。絵にしても音楽にしても学問にしてもある程度まで極めるとお手本がなくなりますので,そこでいきなり自由にやろうとしても結構難しいのです。
…とか書いていて,ちょうど10年前に自分が書いた「表現の習得法」という文章を思い出すわけですが,この文章を書いてもう十年か…まぁでも大体今でも同じことを思っているよな,と思いました。
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富を生み出す三つの方法

2008-08-25 21:27:15 | 社会
昨日書いた業田良家のロボット小雪というマンガに描いてあったこと。その中に印象的だったのは昨日書いたとおり,「富を生み出す三つの方法」ということ。それは,「地球から搾り取ること」,「人から搾り取ること」,「未来から搾り取ること」でした。これは,経済的に失敗して貧民街で暮らすキャラがしゃべって内容なので,この二番目は自分たち貧民層から金持ちが富を吸い取っているということを皮肉ってのセリフですが,三番目の未来というのは,つまり国の借金(国債や年金)のことを言ってます。
一番目の地球というのは資源や農作物のことを書いてますが,農作を始めたのが文明の始まりということから,つまり富というのは文明とともに生まれたのかもしれません。
さて,こういうことを今回書いたのは,以前日記に書いていたことがあると思いますが,わたしの疑問として,富というのは経済の格差が無いと生まれないのではないか?というのとこの三つは関係あるなということからです。
現代社会は豊かになることを経済的に豊かになることのように言っていて,それがいい事のように言ってますが,もし格差がないと豊かになれないのであれば,人間全部が豊かになることは出来ません。金儲けは経済的な偏りが発生したときに出来る…様な気がしてますが,そのときには必ず得をする人と損をする人がいて,つまり得をする人は,損をする人の富を吸い取っているだけのような気がします。もし誰かを不幸にしないと幸せになれないのであれば,それはいいことなのでしょうか?
皆で豊かになるというのは,皆が餓えない状態になることであれば,それはいいことですが,もし皆が餓えなく,さらに人生に満足していたら,お金を使わないので,誰かに余剰な富が集まることはありません。誰でも出来ることをするのは贅沢とは言いませんが,それもわれわれは,富という風に満足は出来るのでしょうか?
三つの方法の最初のひとつである地球は,もともとは大地の恵みであり,自給自足が出来ていれば,そこに人間間の富の隔たりは必ずしも生まれません。しかしそれだけでは,人は富と感じられなかったのではないでしょうか?。人と差があってこそ初めて富を自覚したのであれば,富を追求して人との差を作り,そしてさらに人から富を奪うことで富を実感したのかもしれません。
現在の文明国の富はどこから生み出されているのでしょう?。かっての植民地主義では宗主国が植民地から搾取してました。その後,先進国が発展途上国との富の差を利用して儲けているようにも思います。現代の日本は未来に対し多くの借金があります。そして,もうひとつ投資というのは,やっぱり誰かが損をする分を儲けてている気がします。
三つ以外の富を得る方法,特にどこからも奪うことなく豊かになる方法があったら,教えてほしいです。そしてもしないのであれば,豊かになることがそんなに良いことなのか?今一度誰か語ってくれないのかな?とも思います。
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ロボット小雪/業田良家

2008-08-24 18:48:31 | 書評
業田良家は自虐の詩が話題になる前から好きで(ビックコミックオリジナルが好きなので),ゴーダ哲学堂あたりから単行本で結構買っています。本作品は「新・自虐の詩」と銘打たれてますが,テーマ的には,人間の人生を描いた自虐の詩とうより,人間が作った社会システムを皮肉るゴーダ哲学堂に近い気がします。さらに主役にロボットを持ってくることにより人間社会を描こうとするのは「空気人形」とも近いといえます。ただしそれでもゴーダ哲学堂といわずに,新・自虐の詩としたのは,四コママンガを基本として,大きなテーマを描くという手法からでしょう。
というわけで,業田良家的には非常に手馴れたマンガでしょうけど,やはりテーマの鋭さや,四コマで大きなテーマを描く技量はすばらしく,この時代の天才と認めざるを得ません。
最初,愛玩ロボットを一人一台もち株売買で儲ける未来人を描き,豊かになった未来のこっけいさを描いておきながら,徐々に,その豊かさを支える貧しい人からの搾取状況,そこに転落していく人々社会の仕組み,また一方で人が見聞き知るという人間の仕組みを描いていくという話の展開はいつもながら見事。話のプロットを最初から設計してるとしか思えないような必然ぶりはすごいのだけど,どこまで細かく設計して描いているんだろう?。連載が延びたり,打ち切りになったりしてたらこういうのできないと思うのだけど。
当たり前のようで,鋭い指摘がたくさんマンガの中でされているのですが,富を作り出す方法として,「地球から搾り取る」「貧しい人から搾り取る」「未来から搾り取る」を述べているのが,,つまり現在社会で富だ豊かだ,といっているものの正体を鋭くしてきているのが印象的でした。
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暑い28度寒い28度

2008-08-23 22:56:50 | 環境・自然科学
昨日も結構寒かったが,今日も寒かったというか,今日の方が寒かった。昼間も25度くらいしかなかったのではないか?。寝不足なせいもあってか,体がだるく朝からずっと鼻水。そんななか横浜まで行ったので,さらに疲れた。一応厚着をしていったのだけど,やっぱり鼻水は止まらず。続々という寒気ではなかったので,熱が出たわけでないと思って夕方かえって体温を測ったらむしろ36度なかった。寒くて体温が上がりきらず体調が悪かった模様。まぁ冬場は,そういうことが多いのだけど。
ちなみにクールビズの28度,暑いとか寒いとかじゃなくて,初夏の28度と晩夏の28度は体感が違うと思います。夏場の熱帯夜を何度も経験した後だと28度は結構涼しいけど,上がっていくときは暑いでしょう。良く外気と室内の温度差が問題になりますが,ひと月くらいのスパンで見て,人々の体がどれくらいの気温に慣れてるかまで見て設定温度が変化したら賢いよなぁとは,思います。すでにそういう製品考えられているかしら?。
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償いなら医療行為でっていうのはありえないの?

2008-08-21 09:14:53 | 医療・福祉
福島・妊婦失血死の判決は無罪と出ました。驚くような結果ではなかったのですが,仮に有罪とかなっていたら大変だなと思っていたので,気にはなってました。遺族の方は納得いってない様で,悲しい気持ちかもしれませんが,標準的な治療をして患者がなくなったのが医者の責任になってしまったら,医者は医療行為ができなくなります。もちろん医療ミスとかで患者が亡くなった場合は,医者に責任がある場合もあると思いますが,それが医者個人なのかは,わたしには良くわかりません。
毎日新聞は「裁判以外の解決策を」と書いていて,確かに真実を明らかにするのは裁判以外でというのは同意なのですが,そもそも遺族が納得するようなことってありえるんだろうか?とも思います。
あまり遺族を責めるべきところではないと思いますが,一人が納得するために,医者を待っている何人もの人が命の危険に遭う事だってありえます。医者として不適切な医者であれば責任を問うべきでしょうが,医者として十分な実績があり,適切な医療行為をやっていて,何分の一の確率で起こりうるような事故になってしまう場合もあるでしょう。そもそも病院にいくというのは危険な状態なわけですから。
もし仮に医者に責任を負わせるのであれば,死んだ方の何倍もの人を救いなさいってことだろうと思います。そういう責任ならあるかもしれないと思いますが,日本の刑事裁判にそういう判決は出ようがないので,やっぱりここは医者一人が受ける裁判ではないと思います。
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バイクの騒音

2008-08-18 22:22:41 | 音響
バイク騒音はなぜなくならない」というのを読んでいて,ふーん,とそれくらいの感想だったのだけど,そういえば,わたしは昔はバイク乗りだったなぁということを思い出し,ちょっと突っ込んでみるかと…。
「なぜなくならない」とか書くと,以前より増えているとか,減ってないとかいう風に読めますが,バイク人口は少なくともわたしが学生だった20数年前からずいぶん減ってるはずです。バイクメーカが嘆いているのをずいぶん聞いてますから。あと珍走団の類もずいぶん見なくなったけど,まぁこれは地方によってはまだたまに見ます。
それと,今はバイクを改造してうるさい人いますけど,以前は明らかに整備不良っていうただのおじさんも騒音だしていたりして,わたしの経験かすると長い眼では騒音は減ってるだろうな…と。
ただし,今騒音を出している人たちは,結局自覚的に音を大きくしているような部分があるので悪質。あと車とかの騒音が小さくなってる分めだつというのはあると思います。自覚的に出しているってことは,メーカががんばって音を小さくしても,ユーザが大きくするので,メーカやショップに期待するのは筋違いだと思います。
それから,リンク先でバイク屋やメーカがうるさいマフラーを売っているという話が書いてますが,レース用のマフラーもあるし,売るなというのも。そういえば,ちょっと前にマフラーを溶接して交換できないようにしたらという話を読みましたが,市販車でもレース場に行き,その場で部品を替えて走り,帰りに元に戻すとかいう人もいるので,溶接はちょっと気の毒と思います。
わたしはバイクを何台か乗り換えて,最後までマフラーは替えませんでしたが,替えようかと悩んだこともありました。やっぱりパーツの方が軽いんですよね。メーカ純正は耐久性とかを考えてかなり重たく作ってます。あとコストとかからアルミとか使いにくいとか。
以前公道を使ったレースに出ていた時期がありますが,車検で騒音を測るのがあって,純正にしても,パーツでも騒音基準を越えるマフラーはほとんどなかったんですけどね。売ってるマフラーが基準を超えてるという書き方は少し行き過ぎかと思います。
で,じゃぁわたしはどうしたらいいか?というと,やっぱりうるさい音をだして走っている人を取り締まるべきでしょう。騒音基準があるので,取り締まろうと思えば取りしまれます。整備不良として止めることが出来るはずです。警察だと出来ないというコメント欄の記入がありますが,本当なんですかね?。わたしが乗っていたころは結構脅かされてましたが。
わたしの思い込みでいうと,今バイクでうるさいのはスクーターにスーパートラップとかをつけている人。このマフラーも音を小さく出来るんですが,スクーターにつけている人はたいていうるさく設定しているように思います。っていうかスクーターは性能で乗るバイクじゃないし,街中しか走らないのにこんなマフラーつける必要ないでしょ?その辺確信的だよなぁとは思います。
結論…うるさい人を捕まえればいいです。ショップとメーカをせめても仕方ない。
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個人競技と引退

2008-08-17 22:29:50 | 時事
オリンピック。何人かの選手がメダルを取ってそれなりに盛り上がってますが,なぜかメダルを取った選手に引退といわせる報道が流行っていて驚きます。その前に北島も引退とか報道されていたのに本人が否定してましたからやっぱりマスコミの早とちりのようでしたが,どうしてそんなに引退といわせたいのだろう?。
だれか忘れましたが,以前結構強かった陸上の選手で,いまコーチをやっている人がラジオで言っていたのが,自分は別に引退するつもりはないのだけど,ある日突然記者会見を開かれて引退宣言をさせられたと。本人はコーチをしながら,自分の調子を見て,競技は続けるつもりだったのに…って感じでした。
考えてみたら,チームスポーツであればチームを抜けるということで引退はありえますが,個人競技の場合,試合に出るかどうかですから,引退という概念はおかしい気がします。プロとかは契約があるだろうし,アマチュアでも協会の登録とかあるのかもしれませんが,アマチュアの登録とか別に試合に出なくても継続できるのでは?。
もし一流の選手でなくTVにも取り上げなければ,いつまでも気ままに競技を続けられるのに,有名になったがゆえに引退を宣言させられるのってどうなんでしょうね?。まぁ引退宣言してから競技に出ても復帰とか言われるだけなんでしょうが,いずれにせよ,なんか変な話の様な気がします。
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病院と病気

2008-08-16 22:53:37 | 医療・福祉
2chのまとめサイトだから,2chに書かれていた内容ってことで,あまり真に受けるのもどうかと思いますが,うつ病は精神科医が作るっていうのを読んでいて,あぁ,そういうことはあるかも,と少し思いました。病院にいってからの方が,行く前より病人らしくなってるというケース。
いくつか考えられることがあって,ひとつが,処方された薬(治療)でより病人らしくなるケース。精神薬が効きすぎてかえって引き金を引いてしまう場合もあるだろうし,あってなくて悪くなる場合もあるでしょう。今までなんとなく体調が悪いと思っていたものが,薬で精神状態が変わるのを経験すると,あぁ,病気だったのだと思ってしまうというのもあるかもしれません。
それから,薬は関係なく「あなたは病気だ」といわれてしまうことによって病気になるケース。これは以前から病気というのは概念によって作られる場合があると思っているのですが,それにあたる場合。人は自分がどういう状態かわからないと,わかってる状態になろうと思うのですが,病人と思っちゃうと,あぁ,病人なんだ,じゃぁ病人として振舞おうと思う場合もあるんじゃないかな?と。
あとは,病院にいくストレスみたいので,悪くなる場合もあるかもしれません。治療によるストレスというのもあるかもしれません。
まぁ医者からしてみても,医者も単なる人間ですので,いろいろやってみて治療がうまく行ってるか確かめるので,特に精神科の場合,最初の治療が一番いい治療とは限りません。そういう意味じゃ,病院にいって悪くなるケースもあるでしょう。
とはいえ,じゃぁ鬱病気味のときに病院にいかないほうがいいか?というと,そうじゃないとわたしはあえて言います。確かに病院に行って悪くなるケースもあるでしょうけど,病院にいかないともっと悪くなる,最悪自殺してしまう可能性もあり,どちらがひどい状態を引き起こすかというと,行かない場合ではないでしょうか?。ただ,心の状態がおかしいときには,まず休んで,ストレスになっているものから自分を遠ざけて様子を見るのがまずすることで,そういうことをせずに調子悪いから病院にいって何とかしてもらおうとかいう考えは危険な気がします。休んでも調子がよくならないとか,症状がひどくなっている,ちょっと自殺願望とか出てきてやばいとかそういう場合は病院にすぐいくべきでしょうけど。
病気は違うけど,いまうちの親が調子が悪いというので,病院にいけというと「薬がない」とか言っていて,でも,生活習慣は変えようとしないのを見て,「死ぬ気か?」とか思いました。調子が悪くて薬がなくても,食べ物とかを改めるように医者に言われているのにそれをやろうとはしない。病気になったら病院にいって治療したり,薬を飲めば治る…,生活を改める必要はないと思っている人が結構今の日本には多いのかもと思いました。でも,結局,そういう考えは,最後には治療方法のない病気に追い込まれる気がします。病院を過度に信じるのも,病院を過度に嫌うのも,よくないと思いますが,病気になりかけているときは,まずは,自分の生活を見直すべきだと思います。
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