たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

化石燃料は封じ込められた魔物?

2007-05-22 12:05:04 | 所感
先週のTVのニュースで欧州で炭鉱から出る二酸化炭素を水分(水?)にたくさん溶かして,地中深く埋める…という技術の紹介をしていました.…TVで斜め見しただけなので,間違っていたらごめんなさい.

良くわからないのだけど,埋めちゃう…っていうのはすごいな…と思った.二酸化炭素のままなんだよね?.
でもそのまま埋めていたら,地中でなにか有機物になったりしないのだろうか?…とも思った.っていうかそれって化石燃料じゃないのか?…とも思った.
良くわからないけど,いま問題となってる二酸化炭素は主に化石燃料を燃やして出てくる二酸化炭素.地球外からやってきたわけじゃないので,元々地球にあった炭素でしょバイオマスは化石燃料じゃないけど….

良く地球の創世記は地球は炭酸ガスに覆われていた…とかいうのは,つまり現在は化石燃料になってる炭酸ガスもそもそもは大気にあったもの?….じゃぁものを燃やして二酸化炭素が出てくるっていうのは,大気に炭酸ガスを戻してるってこと?….まぁ地球が炭酸ガスで覆われていた頃は人間なんて生きていける環境じゃなかったのかも知れませんが:-p.
地表にあった炭酸ガスが化石燃料になったのは何かしらエネルギーがその燃料に吸収されたから.ものを燃やすというのは貯めたエネルギーを取り出す行為じゃないか?….じゃぁ地中に埋めた二酸化炭素を化石燃料にするには(つまり地中で安定されるには),エネルギーを与えないといけないのではないか?….それは地熱?.太陽エネルギー?,微生物?.化石燃料(石油石炭)がどうやって出来たかも良くわからないのだけど,具体的になんのエネルギーを吸収して出来たのでしょう?.
それで化石燃料が出来たらちょっとおもしろい….…………

となんの意味もないことを思いました.一つだけ引っ掛かったことを書くと,つまり二酸化炭素を何か(固体や液体)に安定させるというのはつまりは燃料を合成する行為であり(光合成も燃料を合成していると言えるでしょう),そのためにはエネルギーも一緒に封入しないといけないのではないのか?と.地上で人間が利用できるエネルギーで化石燃料以外の燃料となると地熱と太陽エネルギー(水力,風力も含む)と原子力くらいしか有用なのは,思い浮かばないのだけど….

つまり化石燃料で作ったエネルギーを消費して,二酸化炭素を安定させるのって,なにか矛盾してないか?…ってことです.大丈夫なんですかね?.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国民病としてのガン

2007-05-19 20:55:05 | 医療・福祉
筑紫哲也氏が初期の肺癌で,治療に専念するため休養をするそうです.結構話題になっていて,筑紫哲也氏はファンが多いのだなぁ…と思いました.まぁでもわたしは一親等とか二親等とか近しいところでガンと接点があるため,いくら有名人でも,「そうですか,良くなるといいですね」…とちょっと乾き目のコメントになってしまいます.
一方筑紫氏のニュースとは直接関係ないのでしょうけど国のがん対策の話が話題に出ていてなぜか今朝か昨日のTVでもこんな話をしてました.

まぁがんの死亡率が上がってるのは確かに寿命が延びてるというか,他の病気で死ななくなってるからっていう意見も,ごもっともと思うのですが,まぁでも個人的に気になるのは,がんの若年齢化とか進んでいるのだろうか?…ということ.確かに年寄りががんで無くなるのは,寿命が延びてるから…っていうのはあるのだろうけど,20代30代の人ががんになるケースは,結構健康な人がなる場合も多く「医療が未発達だったら他の病気で死んでいただろう」という感じでもないのかな?…とおもうのですが,どうでしょう?.

最初にリンクした筑紫氏のコメントに自分はかからないと思っていた…っていうのを読んで,そうだよな…と思いました.わたしががんのイヤだなぁ…って思うところは,発病との因果関係が明確でないため,実態が統計でしか語られないことです.発病率や死亡率や○年生存率という風に語られる.確率だから「自分は違うだろう」とか「あれだけ酒とかタバコをやっていても90才まで生きた人がいる」とか言う話になってしまう.逆に健康に暮していてもかかる人もいる.がんにかからなくする方法もわからないので,実は気をつけ様がないこと.
人間は不都合な確率は無視します.道路を歩いていて交通事故で死ぬ確率も飛行機が落ちる確率も「自分とは関係ない」と考えます.だからがんもかかってない人には関係なく,真剣に考えるのは難しいでしょう.

ついでに書くとかかるのが確率なら治るのも確率.だから論理的には考えにくい病気です.確率を上げようが下げようが,かかった時点で100%になるのですから.
どうしたら,かからないようにできるかわからないことに対しては思考停止してしまう.だから他人事になってしまう.国民病といってもなかなか当事者にはならないのだろうなぁ,とは思います.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤ちゃんポスト

2007-05-17 22:35:43 | 時事
赤ちゃんポストに三歳の男の子が捨てられたらしいというニュースを聞きました.病院自体は公式には答えないという立場みたいです.まぁでも事実としましょう.

で,なんか赤ちゃんポスト反対派と賛成派の意見が意見が出てるらしく….わたしは賛成派なので,賛成派の言い分は置いておくにして….反対派の意見は「育児放棄を助長する」とか….
は?…と.そんなのは設置前からわかっていたことじゃないのですか?.こういう施設(設備?)があると知れば捨てる人は出てくるでしょう.子殺しや虐待をしそうな人が,せめて育児放棄に…っていう役割もあるんじゃないですか?….なにを「それみたことか」という反対派の神経が良くわかりません.

…という皮肉は置いておいたとしても,まぁ確かに育児放棄の壁が下がる…という側面はあると思いますが,反対派の人には,じゃぁ育児ノイローゼになって虐待や殺人をしそうな親子に対してどうするのがいいと言うのでしょうか?.これで明確で実行可能な方法があれば,是非答えていただきたく思います.まさか自分達で何とかしろとか言うのでしょうか?.周りが何とかしろというなら,その「周り」になって欲しいと思います.それともまさかそういう不幸な親子はもっと不幸になっていい…という意味なんでしょうか?.そういう親子のことは親子で何とかしろ…とか言う人たちは,少子化が問題と言ったり,年金制度崩壊が問題とか言わず,だれの助けも受けずに暮していただきたく思います.年金で未来の大人の稼ぎをあてにするのであれば,今の子供は社会全体の宝ではないか?…と思います.
そういう意味であれば,本当は子供は別に親が必ずしも育てる必要すらないというか…,共同体で子供を育てるような社会はいくらでもあるはずです.

法律が道徳を乱すという考え方は,たとえば離婚三百日以内の父親問題とかは,そうかなぁ…とは思いました.でも親が育児放棄するのは確かに問題ですが,育児放棄というのは,親が親の資格を失うことでもあり,そのことでも親はペナルティを受けてるわけです.…というかそれで心が痛まない人は,そのまま子供を育てていてだいじょうぶなのだろうか?とも思います.

ちょっと極端なことを書きすぎた…とは思いますが,要は子供を育てられない人(虐待とかする人)に対して,どうやってその子供(乳児だろうが幼児だろうが)を救うか?….その明確な手段がない限り,それを受け入れる施設が設けられるのは苦肉の善処だとわたしは思います.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

podcast

2007-05-13 12:41:42 | 時事
以前サイエンスサイトークという番組の話を挙げてました.わたしはPodcastで聴いていたのですが,最近Podcastのコンテンツは更新されていません.Webページも新しい話は書いてないようです.この番組…どうやらラジオでやってるみたいなので,ラジオの方は…やってるのかも知れませんが….
で,もう一つ最近聴いていたpodcastで鴻上尚史の生きのびるために笑うというのがあったのですが,これも今月から急に内容が変わったので,調べたらpodcastでは番組は流さず番組の宣伝を流すという….
こちらは元々インターネットラジオらしいのですが,podcastだとページを訪れて宣伝をみない…つまり元もインターネットラジオのページビューアップに貢献しないとのことで辞めたようです.

なんというか…つまんない話だなぁ…と思いました.まぁ言ってることはわかるのですが,ラジオとインターネット(Web)とpodcastと…どれがCM効果があるか…っていうのははっきりしてるんでしょうか?.ちなみにpodcastとしてはわたしはCNNとか日経新聞とかも聴いてますが,これはコンテンツ自体にCMをいれてます.podcastってダウンロード(登録)数ってカウントされてないのでしょうか?.されてるのならラジオよりよっぽど宣伝効果を管理しやすいようにも思うけど….
インターネットラジオに比べてpodcastがいいのは外出中に聴けるからで,そのうち携帯電話でインターネットラジオが聴けるようになれば,まぁ不要になるのかも知れませんが,現状はパケット料金とかのこともあり無理でしょうね.そういういみではiPodは世界中で億のオーダで売れているわけで,そこを縮小する…っていうのは,あまり理解できません.自分のWebページのページビューアップに貢献しない…って言う理由でユーザを切り捨てるなんって….新しいシステムでお金儲けのシステムが出来てないって言うのはわかるんですが….なんかもったいないなぁ..

一方最近聴き出したのが,ヴォイニッチの科学書という化学系のトークで,サイエンスサイトークの様に専門家を呼ぶという形式ではないのですが,結構おもしろいです.これをやってるくりらじって山口でやってるようですね.こういう地方制作でもローカル色のない番組をつくって世界中で聴けるところがインターネットラジオのいいところだと思うし,podcastは携帯できないインターネットラジオをうまく補完するものだと思っていて期待してたので,なんか早々に撤退するところにはかなりがっかりしたのでした….


……ちょっと追記….
サイエンスサイトークは,どうやら元々プロ野球のオフシーズン中に放送するという番組みたいですね.失礼しました.秋の放送再開を楽しみにしてます.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

側室

2007-05-11 11:04:31 | ココロ
大河ドラマで滅ぼした敵のお姫様を信玄のめかけになるようにカンベイが説得するシーンがありました。敵の子供を宿すが,その子供はお姫様のもので,どう育てるかは姫次第だ…と。つまりその子供をコントロールすることにより,敵を内部からコントロールできる,そうすることにより,滅ぼされた家の無念を晴らしたらどうか?…という様な説得の論旨でした。

まぁ確かに,戦国時代の論理はそうなのかも知れません。そもそも武家の結婚の理屈も恋愛じゃなくて家同士の利害関係だったと思うし,相手を好きとか嫌いとかいうより,自分(の家?)の血をどう残していくか?とかそういうのが大事なことなのかも。また権力者の側室になるということは,そこで生きながらえるというのと,側室や奥方として,相手の家に入り込みコントロールするというのも当たり前の考えなのかもしれません。というか時代劇をみてるとそういうのはよくある描写です。

でも,自分の国を滅ぼした権力者の側室になることを正当化するという理屈を聞いたあとに,従軍慰安婦とか占領軍の慰安所のこととかを聞くと,かなり複雑な気分になるのですが…。
同じ理屈…だとは言えない部分も多いし,武将の側室になるのと,慰安婦になるのとでは,そのあとの人生の保障の具合いもかなり違うと思います。まぁでもどこか根本的につながってる考え方のようにも思います。日本の戦後のパンパンとかの話もあるし…。
それとも側室と慰安婦じゃ扱いや見返りがあまりにも違うので,そういう話なんでしょうか?。いや単に自分の意思に反して…って話が問題だったのか?…。だとすると「強制があったのか」ということだけが問題になる話なのですが…。

ちょっと話を広げすぎると昨今問題になってる離婚後妊娠の300日問題も,どうも,男女間のことを,シキタリとか法律とかその国や土地とか時代の常識とか,それでもって個人の考え方とか…そういう様々なものとで擦り合わせるのが難しい…というか無理なんじゃないか?とすら思ってしまいました。
今の時代の現実を観ても,たぶん女性にとって誰(男性)の子供が良いか?という話も,「愛している相手」というのもあれば「優秀」「経済力」「自分を安定して生活させてくれる」,「誰でも」とかいろいろいろあるんじゃないか?とか,逆に男性のために子供を作りたいという人もいそうだし,良くわからないな…と思います。

ちなみに側室の話に戻ると,わたしは同じ男性ですが,そういう敵方の女性を側室にしたがる気持も良くわかりません.まぁだからわからないのは性別の問題では無いようにも思いますが….
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネットカフェ難民

2007-05-08 07:26:51 | 時事
週末TVを見ていたら,ネットカフェ難民の取材をしてました.日本の格差問題の象徴的に扱われているようです.ただどうもわたしは格差問題の象徴としてネットカフェ難民を取り上げるのに…何かワナみたいのを感じてしまいます.はっきり理由は言えないのですが,なんか取り上げ方がエポックメイキング的で….

貧困とか格差というと,別にネットカフェ難民が現われる以前からあって,都市部と言えば,山谷とか寿町とかそういうところに日雇労働者の町があったりします.そういうのと比べるとどうなんでしょうね?…と思うわけです.
あたらしい貧困層の在り方を示すよりは,全体として増えてるのか?貧困層の形態が変わってきてるだけなのか?そういうのが見えてこないので,良くわかりません.
もっともこういう人全体については語りにくいところがあります.好きでやってる…というと避難されるだろうけど,本当にそこから抜け出ようと本気で思ってるんだろうか?…と端から見ていて思う様なところもあるし….そういう意味では,貧困の象徴的の様に扱われてるようですが,象徴のわりにはどう扱っていいか良くわからないというか….まぁでも今の人は山谷とかの日雇労働者のことをほとんど知らないように…,そうやってほっておくと社会から忘れられた存在になるのかもなぁ…と思うと…,ほっておいていい問題なのか良くわかりません.

まぁでもネットカフェ難民については,ネットカフェというサービス形態に対応して現われている様なところもあるし…良くわからない.うーむ….
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする