「嗜好品」の定義は何か?と辞書で調べたら「栄養のためでなく、味わうことを目的にとる飲食物」で酒,タバコ,茶,珈琲等らしい。
味わうというけど,これらを好きな人はこれらを「うまい」といいます。そして,同じ酒なら酒でも銘柄とか年式とかいろんな要素で味が違い,うまいものを手に入れるためには結構な額を惜しみません。ということで,これらのものは結構高価に取引されます。
一方でこれらの嗜好品は味はともかくいずれも精神にある効果を果たす作用があります。酒は酔うし,タバコもリラックスするとか,茶や,珈琲も目が冴えたりするとか。まぁ人それぞれみたいですが。精神に効果があるというと,ある法律で規制されている別のものも思い浮かびます。まぁそれはいいとして,ずっと疑問なのは,嗜好品のうまいまずいというのは,精神への効き目と無関係なのだろうか?ということです。
つまり本来はこれらはいずれも効用の方を重視されていて,食されていたのだけど,それを食べているうちに気分が良くなるのだからうまいと思うようになった。そうなるとうまいものは効きがいいもの…ってことになって無いか?ということです。実際酒にしても,お茶にしても生まれて初めて食べたときはまずいと思いませんでしたか?。飲めるようになってうまいと思うようになりませんでしたか?。
もしそうだとしたら,これらの嗜好品は味覚的なうまさじゃなくて,効精神てきなうまさという事になります。
ところで,今日finalventさんが「タバコは収穫後製品にするまでまたいろいろ熟成や着香に技術があり、JTの技術は高い」と書いているのを読んで,そういえば,日本のタバコは低ニコチンだけど,いろいろと味をつけて,ヒットしてる製品が結構あるよな…と思いました。その味で,精神的な効き目が増えているのか?はわたしはタバコをほとんど吸わないので知らないのですが,味が変わっているのでしょうか?
そういえば,日本酒というのは酔うというのもありますが,うまいとされているのは本当に甘みとか味の深みとかそういう部分で差がある様に思います。お茶もいいお茶は確かにカフェインも多いかも知れませんが,アミノ酸が多いと聞きます。一方ヨーロッパの北のほうとかの蒸留酒とかを味わうと本当に味というよりも酒の強さの方が重要視されているのではないか?という気もして,日本に比べ西洋は,これらの嗜好品に求めるものは,本当に効き目なのかも?という気もします。
ちなみにチョコレートは一般にお菓子だし,カロリーも甘みもあるのですが,西洋のいかに甘く出来るか?ということに挑んだようなチョコを食べると,やっぱり味よりも糖分とカフェインで勝負してるんではないか?という気がするし,日本の甘さを控えたチョコとかを見ると,やっぱり日本人は目指しているものが違うんではないか?という気もします。
というわけで,日本人は本来精神的な効果を求める嗜好品を,味で味わう嗜好品に変えるということに妙に情熱を注ぐ国民(職人)性があるんじゃないか?という気もしました。
…とはいえ,たぶん例外はたくさんあるんでしょうけどね。日本にだって度数を上げるだけあげたお酒もあるし,甘い食べ物もそれなりにあるし。
味わうというけど,これらを好きな人はこれらを「うまい」といいます。そして,同じ酒なら酒でも銘柄とか年式とかいろんな要素で味が違い,うまいものを手に入れるためには結構な額を惜しみません。ということで,これらのものは結構高価に取引されます。
一方でこれらの嗜好品は味はともかくいずれも精神にある効果を果たす作用があります。酒は酔うし,タバコもリラックスするとか,茶や,珈琲も目が冴えたりするとか。まぁ人それぞれみたいですが。精神に効果があるというと,ある法律で規制されている別のものも思い浮かびます。まぁそれはいいとして,ずっと疑問なのは,嗜好品のうまいまずいというのは,精神への効き目と無関係なのだろうか?ということです。
つまり本来はこれらはいずれも効用の方を重視されていて,食されていたのだけど,それを食べているうちに気分が良くなるのだからうまいと思うようになった。そうなるとうまいものは効きがいいもの…ってことになって無いか?ということです。実際酒にしても,お茶にしても生まれて初めて食べたときはまずいと思いませんでしたか?。飲めるようになってうまいと思うようになりませんでしたか?。
もしそうだとしたら,これらの嗜好品は味覚的なうまさじゃなくて,効精神てきなうまさという事になります。
ところで,今日finalventさんが「タバコは収穫後製品にするまでまたいろいろ熟成や着香に技術があり、JTの技術は高い」と書いているのを読んで,そういえば,日本のタバコは低ニコチンだけど,いろいろと味をつけて,ヒットしてる製品が結構あるよな…と思いました。その味で,精神的な効き目が増えているのか?はわたしはタバコをほとんど吸わないので知らないのですが,味が変わっているのでしょうか?
そういえば,日本酒というのは酔うというのもありますが,うまいとされているのは本当に甘みとか味の深みとかそういう部分で差がある様に思います。お茶もいいお茶は確かにカフェインも多いかも知れませんが,アミノ酸が多いと聞きます。一方ヨーロッパの北のほうとかの蒸留酒とかを味わうと本当に味というよりも酒の強さの方が重要視されているのではないか?という気もして,日本に比べ西洋は,これらの嗜好品に求めるものは,本当に効き目なのかも?という気もします。
ちなみにチョコレートは一般にお菓子だし,カロリーも甘みもあるのですが,西洋のいかに甘く出来るか?ということに挑んだようなチョコを食べると,やっぱり味よりも糖分とカフェインで勝負してるんではないか?という気がするし,日本の甘さを控えたチョコとかを見ると,やっぱり日本人は目指しているものが違うんではないか?という気もします。
というわけで,日本人は本来精神的な効果を求める嗜好品を,味で味わう嗜好品に変えるということに妙に情熱を注ぐ国民(職人)性があるんじゃないか?という気もしました。
…とはいえ,たぶん例外はたくさんあるんでしょうけどね。日本にだって度数を上げるだけあげたお酒もあるし,甘い食べ物もそれなりにあるし。