たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

日本の医療かなり良い

2008-06-29 21:04:55 | 医療・福祉
先週,人間ドックを受けるためにとある大病院にいってました。この病院は二年前にわたしの病巣が見つかった病院で,まぁちょっと緊張します(^^;)。それはいいとして,そういうわけで,何回も来てるので勝手も知っていて,検査の合間に売店とかにいったりもしてますが,この病院も売店がコンビニだったりします。この病院は東京から新幹線で1時間くらい来たところなので,それなりに田舎ですが,病院の中はコンビニもあるし,エレベータもあるし綺麗です。一方わたしが手術を受けた病院はもちろん都心にある大病院で,病院の周囲にもお店は多いですが,駅の売店はやっぱりコンビニで,中にはレストランとかもあります。先日わたしの母が入院している熊本の病院に行きましたが,こちらも大きい病院で,中にはカフェとかもあり綺麗でした。
わたしは小さい頃に入院していた経験もあるので,病院なれしていて,病院でわりと快適に過ごせる方ですが,そういう意味で抵抗が無ければ,いまの病院はかなり快適です。売店もコンビニ形式で,何でもあるし,見舞い客のためにレストランとかカフェもあったりします。病室には,ベッド毎にTVがあったり,冷蔵庫が個人用にあったりするところもあります。正直ホテルでこれだけのサービスを受けようと思うと一泊いくらだろう?とか思ってしまいます。
これに加えて…というか病院としてはそっちが本分ですが,大病院の場合検査施設が充実していたり,いろんな課があったりします。
というわけで,どうも病院は大病院に限るといいたくなるのですが,一方でこれだけの規模やサービスのほとんどが患者の自己負担以外でまかなわれているとすると,当然経済的に回らないだろうと思うし,患者が集中すれば医者も足りなくなるでしょう。
で,そういう細かい検査や高度医療が必要ない人は町医者に行きましょう…というのがホームドクターなんでしょう。
実は大病院の場合,患者が多いというのもありますが,検査も専門的で検査ごとに分業して行われます。ですから,検査師は患者一人ひとりを覚えてないだろうし,主治医もそのデータを見るので患者の顔よりも検査結果を見ることが増えます。大病院は患者の顔を見ないといわれますが,これは致し方ないと思うし,そういうのがいやな人は,やっぱり町医者で行きつけを作るべきでしょう。普段の軽い病気は近所の行きつけを使い,細かい検査が必要なときに大病院にいくべきというか。
…というわけで,何がいいたいかというと,ここ数年病気になって思うのは,日本の医療は決して悪くないと思うってことです。もちろん,保険制度の行き詰まりからこれから悪くなる可能性もあるし,現在の医者の置かれている過酷な状況から,現状を維持できるかもわかりません。でも現状で医者や行政を批判することは無いのではないか?とも思います。良く医者が患者の相手をしないとか,検査ミスがあるとかそういうことはたまにあって,たまたま,それにあった人には悲劇だとは思いますが,事故とは起きてはいけないけど起きるものです。そして,すべての医者が同じように細かく患者を見れるわけでもないし,患者が望むものもさまざまだから,そのすべてに答えられるわけでもない。
大病院と町医者だってできることが違うわけで,患者が医者にすべてを求めるのもやっぱり違うように思います。
いや,正直,日本の病院は綺麗だし,すごいね…と思うのですよ。病院に通ってると。医者を叩く人は医者にかかるなよと素でいいたいくらいです。
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物価が上がれば,地価が下がったりしないだろうか?

2008-06-27 06:47:12 | 社会
経済の素人であるわたしが,ここしばらく漠然と思っていることが,表題。そんなこと無いんですかね?。
これも根拠レスなんですが,経済というのはバランスの様に思っていて,豊かさがあるのは,どこかに貧乏があるからの様な気がします。経済の変化自体が経済な気もしますが,それ以前に変化が緩やかなときも,格差があるから,豊かさがある。全員が豊かなのは,インフレとか経済成長のように,全体が成長しているときはありえるのでしょうが,それ以外はバブルだったり,未来から借金をしていたりとかじゃないでしょうか?。
日本が成長時に豊かだったのは,バブルだったとかいうのもあるでしょうけど,海外との格差が変化していた時代だったからって気もします。国内が全員豊かってことは,国外に貧しさがあるからではないでしょうか?。良く発展途上国の貧しさが問題になりますが,先進国の豊かさは途上国の貧しさの裏返しのような気もします。
で,表題。国政経済の話はちょっとおいておいて,日本国内の話。
日本はわたしが子供の頃(30年くらい前の田舎暮し)と今を比べると物価のバランスが大きく変わってます。昔は食べ物も高いというか,食べるものを買っていれば,親の給料は無くなってましたが,それ以上に,家電製品とかが物凄く高かったように思います。パソコンなんてありませんでしたが,ラジオやオーディオの様な趣味系電気製品も高かった。おもちゃもラジコンとか物凄く高かったと思います。ついでに書くと,レストランやファーストフードも高かったし,カップラーメンも高かったと思います。
昨今食品高騰が問題になってますが,おそらく収入に対してこれらの物価はずっと高かったのではないでしょうか?。良く,蕎麦が数円で食べられたとか,バスの初乗りが10円だったとか,いかにも昔の物価が安かったように言われますが,当時は給料も安かったので,結果的に衣食を満足させていたら,それだけでお金はなくなっていた気もします(もちろん想像)。
で,それから30年。もう小学生が携帯電話とかを持っていたりするのをみるとめまいがしますが,自費で携帯は無理でも,ゲーム機くらいは小遣いで買えたりします。カップラーメンが120円になったとか騒がれてますが,これも子供の小遣いで買えます。何だかんだいって物価は下がっている気がします。
じゃぁ全体的に物価が下がり,日本の経済は豊かになったのでしょうか?。どうでしょう?。この30年…40年?。物凄く値段が上がったものがあります。それは土地の値段です。わたしの親の世代は,真面目にサラリーマンをやっていれば,一戸建てが,そのうち買えました。今でも地方に行けば買えますが,都心では,10年分の年収でもおいそれとは買えません。衣食住のうち,「住」だけは上がってるように思います。衣食住はどれも人間が生きるには必要なものです。おもちゃや家電はなくても生きられますが,衣食住は何らかの形で必要で,必ず生きる経費として消費されます。
日本の数十年の物価の移り変わりを振り替ると,ものの値段の中で地価だけが物凄く上がり,他の値段は相対的に下がったように思います。もしかしたら,いま物価が上がり始めてますが,変わりに土地の値段は下がったりするのでしょうか?。
ふとそういうことを思いました。もっとも最初に書いた通り,海外との物価バランスの変化の方が大きい気がするので,日本全体の物価が上がるっていう可能性もあるのですが。
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そもそも自費で飛行機に乗っているプレミアム会員はどれくらいいるのだろうか?

2008-06-24 20:42:16 | 時事
霞ヶ関官僚のタクシーのキックバックの件が話題になった件で,金品をもらうのはけしからんけど,お茶とか酒とかぐらいならいいんじゃないか?とわたしは思ってます。タクシーが飲食業をやるとまずいとは思うけど,別に料理を出してるわけでもないし。民間の人がそういうサービスを受けたら,単にサービスが良いタクシーとむしろポジティブな話題になるんじゃないか?と。大体飛行機だって乗るとジュースでますよ。
それで,キックバックというと航空券のマイレージのほうがよっぽどキックバックだよな…と思っていたら,やっぱり,政府がマイルを役所につけろと航空会社に言って拒否されていたそうです。要は個人につけてるから,切り捨てられる場合が多いのを,役所にまとめたら使われる率が増えるので,航空会社としては,やってられんってことのよう。
この件,もし役所が業務でついたマイルを,個人が使ってはいけないとかもしくは役所が取り上げるとかいう風になったら,たぶん民間もそれに倣わないといけなくなると思います。航空会社のマイルが贈収賄にあたるかどうかはわかりませんが,民間には贈収賄禁止の法律が無いにしても,会社への背任行為は問われる場合もあるし,業務上得た利益が社員について金銭として換算可能なものであれば,給与収入として扱われて,たぶん課税対象になるでしょう。
というわけで,以前も書いたけど,あまり役所にきついことを言うと,それはそのまま民間に返って来るんじゃないか?と思うわけです。
ところで,いつも思うのですが,飛行機に乗る人でマイレージのプレミアム会員とかになってる人って,自費100%で乗ってる人ってどれくらいいるんでしょう?。ANAの方でシミュレーションすると羽田・福岡を正規料金で年間30往復とかになるんですが…。もちろん旅割とかするともっと減るわけで。
いや,世の中にはお金持ちがたくさんいるのはわかるのですが,仕事ならともかくプライベートで毎週飛行機に乗るとしたら,単身赴任とかそういう人くらいなのでは?。
業務で飛行機に乗る人はそれこそ週に何度も乗るだろうし,長距離だって乗るでしょう。そういう人たちが,こういうプレミアム会員になって,グレードアップ券をもらったり,するのはどうなんでしょう?。もちろんもらった切符を再び業務で使うのでしたら問題ないとは思いますが,本当に皆そうしてるの?と思ったりもします。
ちなみにわたしは去年は毎月2往復程度飛行機に乗りましたが,プライベートがほとんどです。別居婚なのでそうなんですが,そういう人間ってそんなにいるんですかね?。というか月2往復も飛行機乗ってると,もうすでに楽しさなんか無いんですよね(^^;)。
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健康のハウツー

2008-06-23 22:37:02 | 医療・福祉
某本屋でオレンジページの健康の本がまとめておいてあったので見てみたら,免疫力がつくとされている食べものが,自分が普段食べるようにしてるものとおおむねあっていて,あぁー自分の知見はまぁあってるのだなと思いました。あまり体系的には自分の中では整理できてないので書けないのだけど。
わたしがなったガンは抗がん剤で予防するような類のものではないので,予防するには,ガンの原因になるべく触れないことと,自己の免疫力を落とさないことが重要だと思ってます。免疫力を上げる食べ物というと,緑黄色野菜とか,バナナ,魚,豆,海藻,ゴマ,芋とか茸とか乳製品とか。乳製品はあまりとらないのですがほかのは結構とってます。とってるのだけど,実はそれだけをまとめてとらないのもポイントだと思ってます。
科学的根拠には自信がないのだけど思ってるのは,いろんな種類の食べ物を食べること,ミネラルとかビタミンとか繊維類が多い食べものをとることとかです。ひとつのものを大量に取ると,それ自体が発がん物質になる可能性もあります(あるガンを抑えるものが,あるガンを引き起こす場合もある)。だからいろんなものを少しずつとるのが大事です。それから,お通じをよくする食べ物を食べる。これも食料がおなかの中に長く滞在すると腐って毒素が出るのでやっぱりよくない。そういうことを,考えると上記のような食べ物になるわけです。
食べ物についてはそんな感じなのですが,もっと気をつけているのは,体を冷えないようにすること。体温が高いほうが免疫力は強いです。血行が悪いのはよくないです。血が体にうっ血しないようにほぐすような運動を軽くすること。
それからけっこう馬鹿にならないのが寝ること。人間は寝ている間に免疫力が上がるらしいのですが,それ以外にも寝てる間にはいろんなことがおきてるようです。たいていの軽い病気は寝てるだけで治りますが,逆に起きていると薬を飲んでも治らなかったりします。たぶん昼寝とかもやったほうがいいんだろうなという気がします。体調が悪いとその悪さの変化を敏感に感じますが,寝るとかなり変わり,寝るほど体調はよくなります。ですから最近は朝起きたときが一番元気だったりします。横になるのもいいけど,本当に意識を失う様に寝るというときって,なにか体にいろんなことがおきて,よくなってる気がします。
あと,ストレスは体に出ます。ストレスは免疫力を下げますし,ガンの原因になることもあるようです。
そして,最後に体の声を良く聞くこと。体は結構饒舌に訴えてきます。わたしは疲れがたまってくると,あちこち痛くなってくるのですがそれでも動いていると,どうやら「口で言ってもわからん」と体が思うようで,腰が痛くてたてなくなったりします。
というわけで,今,腰が痛いです。休めってことみたい。あぁーあ。
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凶悪犯罪から,なぜそうなる?

2008-06-19 22:36:49 | 社会
秋葉原の無差別殺傷事件から10日くらい過ぎました。TVは毎日この事件を取り上げ,ネットでもこの事件については,その背景についていろんなことを語る人がいるようですが,わたしは基本的に書けば脳髄反射の様になるような気がして,とりあえず,様子見をしてます。なので今も結構距離をおいてみてます。
さて,国や自治体としては,こういうインパクトの強い事件が起きて,「なにもしませんでした」というわけにもいかないのか,いろんなことを言い出してきてます。そういうのを観ていて,はぁ…そういう風になるんだ…と思うようなこともいくつかあるのでひとつ冷ややかに。一応お断りしておくと,わたしは被害にあった方には本当に気の毒だと思うし,もちろん他人事と思えないところもあります。また犯人については極刑に値するほど許しがたいと思ってます。でも一方で,この事件は誰でも被害を受ける可能性があるという点では特別ではないし,でも犯人像としては特殊だと思ってます。まぁそれについては後ほど。
出てきた対策?としてすでに実行されたのが「歩行者天国廃止」。一時か恒久的にかわかりませんが,まぁことの大きさからしばらく様子を見るのはありでしょう。ただ今回は交差点での犯行ですので歩行者天国というより「歩行者が多いところ」という場所が狙われたわけです。歩行者天国の有無はあまり本質的ではないかな?と。
次に「刃物保持の規制強化」。これは議論中か?。まぁこれも趣味で持ってる人には災難だけどしょうがないかな?と。ネットを観ると普段刃物を持ち歩いているのを正当化する意見とかあって「食べ物を切るため持ち歩いている」とかいう人もいたけど,そんなのプラスチックのナイフで良いじゃないとか思ってしまいます。大体刃物を持ち歩くのって,少し護身用とかそれを持つと強くなった気がするとかそういう部分がないといえますか?。
まぁでも一部の凶悪な人のためにまじめな人が不便な思いをするのがどうか?という意味では,確かにそうなんですが。まぁ武器って何かを規制しても本質的に犯罪を0にはできないので,銃みたいに大量殺傷武器ならともかく,刃物レベルまで規制するのが本当に犯罪防止になるのかは難しいかも。
次に「ネット書き込み監視強化」。これはいじめとかの問題もあるので,どうもすでに行われている気がします。むしろこれまで言論統制だと反対していたことに対して,監視への社会的合意が得やすくなってるという感じもします。
これは効果あるのかな?と思う反面,ばれないと思ってなんでも書く輩が多いので,監視通報逮捕という流れ自体は反対ではありません。まぁ逮捕後どういう罪になるか?とかそういうのは議論の余地があるかとは思いますが。
で,最後が「日雇い派遣禁止」。これはどうなんでしょう?。正直言って犯罪抑止に効果があるんでしょうか?という気がします。

あと,ちょっと危惧してるのが,この件について,犯人に同情する様な発言をする人をネットとかで見つけて驚きました。確かに犯人は派遣労働をしていたのかもしれないけど,そのことで今回の犯罪が正当化される余地など少しもないとわたしは思います。それとこれとは別ではないですか?。念のために書きますが,今回この事件がきっかけで何か労働や生活関係で政策が変わったとしても,犯人の声が届いたという形にしてはいけないと思います。こういう形で政府に声が届くとか思われてはいけないし,あの犯人を誰かの代表にしてはいけないと思います。
確かにオウムの事件が起きたときも,まるでオウムという団体について共感を覚えるような意見がありました。でも彼らに利するような政策はとられるべきじゃないしとられなかったと思います。宅間の事件のときはもちろんだれも共感しなかった。今回の犯人も彼のために同じ境遇の人が生活を向上して,結果的に彼のおかげ…という人が出てくることがいいのだろうか?と思います。
もちろんだからといって,じゃぁ犯罪者と同じような境遇の人が同じように犯罪者のように見られるのもよくないとも思います。同じような境遇の人が同じような犯罪を犯すわけではありません。そういう意味では,この犯人は特殊です。でも,世の中には予測不可能な形で犯罪を起こす可能性はたくさん落ちていて,そういう犯罪に自分が遭遇する可能性もあり,それは予測不可能なので避けることは難しいです。ですから,この犯罪者は特殊だけど,世の中に危険があるのはある意味一般的なことだと思います。
つまりいろいろ対策を講じるのはいいのですが,犯罪の手段を減らす意味での対策はいいとは思いますが,犯罪者を生み出さないようにする対策というのは,生活水準や教育という一般的なものならわかりますが,対象者を絞るようなやり方は的を得てないようにも思います。
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病気の情報を真剣に欲するのは病人だったりする

2008-06-17 22:45:11 | 医療・福祉
先週のためしてガッテンはガンの転移の話った。…ってホームページ見て気づきましたが「徹底予防術」っていうのは内容に違った言い方じゃないか?…。まぁ良いけど。
予告を見たときは「転移」の話ということで興味を持ってましたが,ガンが発生したり広がるメカニズムって感じでした。ガッテンでは今まで何度もガンの話はやってるので,ガン発生のメカニズムは正直食傷気味でもあるんですが,今回はがんの原因自体にはほとんど触れず,ガンが広がる過程に重点を置いたといういう意味では,ちょっと新しかったかしら?。あと大腸がん転移をおさえる新薬の話も興味深かったです。
でもこの薬もホームページの最後にしっかりリスクも書いていて,番組中では,この辺,ほとんど印象が残らなかったので,ちゃんとリスクを伝えられていたのかな?という気はします。
実は先週番組の予告を見た時に「転移」ではなく「再発」のことかと思ったのですが,そうじゃなかった。でも転移と再発は関連が強い話なので,まぁ参考にはなったかしら?て少し思いました。
というのは,TVでガンの話をやるときって大体ガンの原因とか発生メカニズムの話をしますが,ガンにかかったこと無い人は大体他人事なので,単に「へー」って思って聞く程度じゃないでしょうか?。個人的にはガンのリスクが0%の人っていないと思うので,原因をいくら明らかにしても,ガンを無くすことはできないと思います。むしろ今ガンにかかっている人,過去にかかって再発の恐れがある人のほうが,なんとかしないといけない。というかそういう人たちは,ガンにかかってない人より,再発とかの情報を真剣に欲してるわけです。でも経験からするとTVではどうもその辺をあまりちゃんと説明した番組が少ないのですよ。
とうわけで,今回のガッテンは扱ってる話は結構狭かった様にも思うのですが,結構真剣に見ました。いつもと少し違うし,ガン患者には重要な情報をいくつも含んだいい視点だったのではないでしょうか?。もう少し転移とか再発について,掘り下げた番組をまた作ってほしいものです。
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自分に返ってくるなら甘くしたらどうでしょう?

2008-06-14 07:36:43 | 社会
山口先生の「タクシー問題をどうにかするための10のアイデア」を読みました。ネタにマジレスで無粋なんですが,ちょっと反論。
というか,最初のサービス残業しろとか,朝まで職場にいろとか歩いて帰れとか,比較的公務員につらいことが書いてますが,逆にしたほうがよくないですかね?。実態として霞ヶ関の公務員が残業代をもらってるのかは知らないので勝手な言い分ですが。残業代はしっかりもらい,タクシーをバンバン使ってもらいましょう。民間でサービス残業してるからとか徹夜してるからとか公務員がそれを当たり前にしたら,今ちゃんと残業代がでてる民間まで出なくなりますよ。「それが当たり前だろ」といわれるようになってしまう。
公務員とは特殊だとは思いますが,公務員がいい思いをしてるなら,われわれも「公務員もやってるんだから」といい思いをすればいいのです。そんなことをしたら,会社がつぶれるって?。そんなことは経営者が心配すればいいのです。福利厚生だってマッサージチェアは会社が購入するものだとか,慰安旅行は会社が出すものだっていう風にしたほうが,絶対働いている人にはお得だと思うんだけどなぁ…なんで,みんな逆のことをやるんだろう。
もちろん,役所と国民の関係は国民のほうが出資者だから,経営というか株主的な感覚なんだろうけど,でも,労働者に厳しい風潮を作れば,結局は自分に回ってくると思うけど。
まぁ,半分くらい冗談なんだけど,他人に厳しくすると自分に返ってくるっていうのは,そうじゃないのかな?と思ったりはします。世の中グレーゾーンで恩恵をこうむっていることってある様に思うんだけど,世の中もう少しゆるーい方がいいんじゃない?とちょっと思ったりもしてます。
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こだわりの違い

2008-06-10 22:44:57 | ココロ
わたしは漫画を読むのが好きで,漫画雑誌を週に何冊も読んでいるって話は数日前に書きましたが,単行本とかもそれなりに買ってます。まぁ漫画以外もいろいろと本を買ってるのですが,実は文字の本は物語(つまるところ小説)を読むのは結構苦手で,めったに読みません。大体文字の本は,ノンフィクションとか歴史とか哲学とか自然科学とか…あと評論とか。
文字でシーンを想像するのが苦手なのかしら?とか思うのですが,漫画は読めるんですよね。
というわけで,わたしの自宅には漫画が結構転がっているのですが,うちの嫁は,それをあまり読まないようです。
それは,漫画が嫌いというわけではなく,むしろわたしよりも好きなのかもしれません。読んでいる漫画もあります。でも,彼女が言うには,絵がダメだと漫画が読めないとのこと。
わたしはそういうところは無くて,もちろん好きな絵とかの漫画かもいますが,絵がダメでも話が面白くて読む漫画はたくさん。というか,絵と話がマッチしてないのが,かえってユニークで好きになる作品もあるくらい。まぁでも,やっぱり話に捻りが入ってるほうがすきか?。
というわけで,最初は絵が苦手でも我慢して読めば話が面白くて好きになる漫画家もいるのでは?とか思ったりもしましたが,まぁ,でも彼女は,ぁそれはそれでいいのかな…と。
というのは,わたしも結構音楽でダメな人っていたんですよね。あまりはっきり誰が…っていうのは覚えてないのですが。人が良いと勧めても,良さがわかるまで聴きこむ前に「うぁー」って感じで入っていけないのが。その辺はなんというか,わたしの場合は音楽のほうにいろいろとこだわりがあるというか,というより,感覚野が広いというか,要は受け取る情報が多いし,価値観がかなりしっかり構築されていると。もちろん歳をとって,結構許せるというか,「これはこれで」とか思うことも増えたのですが,まぁでも,やっぱり妙なところが鼻につくっていうのはあるか。
というわけで,やっぱり嫁さんの場合もそういうものなのか…と思った次第。あの人は昔は漫画とか絵とかを描いていたらしいので,わたしよりもその辺はずいぶん敏感なんでしょう。
わたしと嫁は,どちらも漫画も読むしアニメも見るし音楽も聴くのですが,好きな内容やおそらくそれぞれを楽しむ姿勢が違っていて,それがいい塩梅にバランスが取れてるというか,つまりこだわりが強いところがぶつかり合うようなことが無いように思います。以前,趣味が同じ人はかえって些細な違いでぶつかりあうのでは?思ってましたが,やっぱりそのずれが良いと思うし,お互いに良くわからないけど,何かこだわりがあるところに尊敬を感じなぁ…などと思います。これで,何もこだわりが無い相手だと,ぬかに釘みたいになるのでしょうけど,そうじゃないところも良いな…と。
というわけで別にのろけてるつもりも無いのですが,いろいろと興味深いと感じました。
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だらしなさの強調は何のため?

2008-06-07 07:38:06 | 医療・福祉
粘るがん患者さんのところに肺がんになってもタバコを止められない人の話が載ってました。そういうニュースがTVで流れていたと。
ニュースで言われている内容については,わたしもがん患者さんと同じ意見です。肺がんになったのにタバコを止められず,その止められないのをあたかも禁煙治療が保険で受けられなかったことが悪いかのような言い方をするのはあまりに自分勝手な様に思います。そしてそういう報道をするNHK自身が,国民は馬鹿だし,馬鹿を救わなければいけないという風に言ってる様で,そりゃ違うだろう,と思います。
ただ,もう一歩突っ込んでみると,おそらくこういう報道を見て,多くの人は,この禁煙できなかった肺がん患者に同情をしないのでは無いか?ということ。むしろ,病気になって騒いでいる人は,こういう人ばかり,もしくは年金生活者か生活保護者はこういう人ばかりという印象を,ニュースを観た人に持たせるのではないか?ということです。
別に生活保護者や年金生活者はこういう人ばかりじゃないのだけど,なんか妙な差別意識を観てる人に持たせようとするのが,この報道の真の狙いではないか?という気がして,あまり真に受けてはいけないのではないか?という気すらします。どっちなんでしょう?
ところで,タバコにせよお酒にせよ薬物にせよ,確かに中毒を治す治療というのは,ある人には必要だとは思いますが,これって保険適用にする必要があるのでしょうか?という気はします。まぁいろんな事情でそうなってる人がいるから,中には手を差し伸べるべき人も多いんでしょうけど。個人的にはわたしはがんになって,それまで20年間,ほぼ毎日飲んでいたお酒を,ぱったり止めたので,やっぱりがんになっても止められない人にはあまり同情しないのですよねぇ…。
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日本の輸入米を放出すると助かるのは誰?

2008-06-04 08:22:10 | 時事
どうも最近日本の米の話が良く話題に出ます。食料自給率の話とか,減反の話とか,穀物高騰の話とも関連してるんでしょうけど,国が買い上げている輸入米の話とかもあわせて出てきます。ワシントンポストに日本の輸入米行政の話が批判されたという話から,何日かたって日本は米を放出する方向で検討してるそうです。あと福田さんが米食べましょうと言った話とか,いまさら間がありますが,パンより太りにくいよとメタボと絡めた話もあったりとなんかお米関係が盛んです。
輸入米の件は,放出しろと海外とかその他とかから,結構言われたみたいだけど,埋蔵金扱いなのでしょうか?。まぁ食べるのに困ってる人がいるので…というのであれば,わかるのだけど,それに目をつけて金儲けさせろと言ってるようにも聞こえて少し怪しくも感じもします。軍事政権下に貧困救済支援をしても,本当に困ってる人に物品が行かないとか,軍事政権が利益をむさぼるとか言うけど,別に軍事政権でなくても中間の業者が利益を被ることはある様に思います。まぁ実費とかそういうのはいいかと思うけど,過度に利益を取ってないかとか,どうチェックすればいいのでしょう。こういうこと書くと怒る人多いでしょうが,構造的にチェックできないのであれば,可能性としては利用されることがあるということです。
とはいえ,環境問題にせよ,貧困問題にせよ,間で儲ける人たちはいて,でもじゃぁ100%ボランティアだといいのかというと,善意に頼って事業をやっても継続的に続かないので,ある程度儲ける人がいるのはいいと思うのですが,按配的には難しいなと思います。
そもそも今の穀物不足問題は投機が原因と言われてるってことで,食べるものがないのではなく,だれかの金儲けのために,誰かが食べるのに困ってるだけってことになる。食べ物をわざわざ機械に食べさせて足りなくして,ますます困るようにしてるようにも見えるわけ。それを規制できないのに,新たに政府がもってる米を放出しても,食べる米が不足がどれだけ解消するのでしょう?。穀物に投資している人からしたら,新株の発行のように見えるのではないか?とすら感じたりもします。
以下,余談ですが,昨今のバイオ燃料による穀物不足を見ていると,どんなに農業技術が発達して,食べるものが豊富に作られようと,人口増加以外にも食べ物不足を起こすようになる仕組みがあるのだなと感心してしまいました(皮肉です,念のため)。てっきり技術開発が進めば,食べ物不足は無くなるのかと思ってましたよ。最近は食料不足より,少子化とか,病気とか戦争とかそっちの方が人口を減らす手法になってるのかと思ってたのに,やっぱり食料なのかと。
仕組みとか,手法と書いたのは,神様が,そういう風に手を下すのね,という意味。まさか機械に食べさせるために人間の食料をとりあげるとはね。映画メトロポリスが作られた時代にはそこまでは考えてなかったのでは?と思いました。
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