たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

政治というか政治屋というか

2007-01-31 20:27:46 | 時事
ちょっと政治関連で思ったこと…。

先週末にニュースバラエティでそのまんま東知事の選挙の件とか見ていて,宮崎のことはそのまんま東氏のこともあるけど,自民や民主の選挙戦略の問題でこういう結果になってしまったのではないか?という気がしました。なかなか独自候補を擁立できない民主は論外としても,自民の候補者選びとか一本化とかそういう戦略の失敗が今回の敗退ではないか?…と。正直「自民,選挙下手になってないか?」という気がしてます。官僚の汚職が問題となっての知事選なのに官僚出身を擁立したりとかいうのを見てると,勝てる候補者選びではなく,しがらみとか,後々のコントロールのしやすさで選びすぎて,それが有権者にバレバレで…と。
それでいままでは「他に選ぶ人いない」と選ばれたり,投票率が下がって,受益者だけが投票していたのが,今回のように,横から第三者が現れて,それなりの運動をすると,そういうのに飢えてた人がつい投票してしまうと…。
先の熊本市長選も,自民のいうことを利かない現職を最初は自民は推してなかったのが,人気があることを知り,急に矛先を変えようとした結果,一本にまとまらなかった…とかいうのを見てると,やっぱり明らかに選挙戦略が下手だと。

政治はある意味,政治手腕や行政力より選挙戦略ですべて決まるのに,政治屋であるはずの大与党の選挙戦略が,選挙に勝てるやり方を見失ってると。有権者がどうやったら入れてくれるか?というのを時代の変化に気づかず,相変わらず支持団体を固めるしか能がなく,無党派にどうやったら訴えれるかをわからなくなってるのでは?という気がしてます。これでは,立候補する人も敢えて自民とかの支持をもらう必要がないわけで…。だいじょうぶか?…という感じです。

もう一つ…。

小泉さんから安倍さんに変わってだいぶ経ちました。支持率が落ちてるとか,自民での安倍はずしが進んでいるとか言いますが…。
小泉さんは良く独裁者織田信長にたとえられてましたが,だとすると安倍さんは何なんでしょう?。秀吉?家康?三成?…。

信長はいろんなものを破壊して‥そのあと秀吉家康の時代に壊れたものを戻したものもありますが,信長が壊して良かったものも結構あったと思います。さて安倍さんは小泉さんがやったことのうち,どれが壊して良かったものか?,どれが再構築すべきものか?…,その辺の取捨選択は出来てるんでしょうかね?。
小泉さんというと上に書いたような,無党派層の取り込みは天才的にうまかったと思います。でも今の自民を見てると,どうもその手腕は継承されてないような気もします。安倍さんも「美しい国」と連呼するばかりじゃなくて,無党派層に訴えるような…そういう何かをやっていれば,安倍はずしとかいう話にはならないのだと思うんですけどね。

そんなことを思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国外の犯罪者をどう裁くか?

2007-01-29 10:53:09 | 時事
結構古いネタになってしまいましたが,日本でひき逃げを起こしたブラジル人がブラジルで起訴…という話。とりあえず日本人の納得は得られたのでしょうか?。

このニュース,結構難しいように思います。日本で犯罪を犯した外国人が母国に帰って日本の警察は逮捕できない,一方でその国では海外に国民を引き渡さない…という法律があると…。
この問題,今回の状況だけを考えると,犯罪がひき逃げだし,被害者と事件が起きた場所が日本ってことで,容疑者にきちんと裁判を受けてほしい…ってことが日本人的な考えになるのでしょうが,単純に国内で犯した犯罪者が外国に逃げた場合にどうするか?…って問題に一般化するとなかなか難しい問題に思います。

というのは,逆に日本人が外国に行って,その国で犯罪をおかした場合…っていうの場合もあって,それがひき逃げのような,どう考えても犯した方がおかしい犯罪ならわかるのですが,日本人的には犯罪と思えないような犯罪…,たとえば,その国の指導者の悪口をいうとか…そういうので捕まりそうになったときに,日本までその国の警察が来て,裁いてくれ…といわれたらどうするか?…と。ブラジルの憲法が国民の引き渡しを拒否してるのも,そういうケース,つまり亡命みたいなものがあった場合を想定してるのでしょう。あと両国で量刑が違うケース,ある国では懲役で済む罪が,一方では死刑…となるようなケースでも問題は難しいと思います。
今回のケースはひき逃げだということと,量刑が似てるってことから,日本人的にもブラジル人の世論的にもどちらで裁かれてもそれなりに納得が行くのだろうな…とは思いますが,でもブラジルが日本の警察の要求に答えたのは,日本が大国だから気を使ったのか,もしくはなにか圧力をちらつかせたのかも知れません。
かって日本でも,西洋の国の人は治外法権をもっていて,でも,それは彼らから観て,日本という国があまりにも母国と裁かれ方が違う…ということがあったからでしょう。
日本はアメリカとは犯罪人の引き渡し協定を結んでいて,あと中国とか韓国とかとも良くそういう要求をしてるようですが,引き渡すにせよ,それぞれの国で裁くにせよ,罪に対する思想がある程度あってないと,どこの国とでもできるわけでも無いのだと思います。そういう意味じゃ今回のケースが何かの前例になるのか?…とは思いました。まぁ日本はヨーロッパの国からすると死刑をやってるという意味で量刑の考え方が違うわけで,死刑問題がなぜ問題か…というと,巡り巡って国際犯罪の裁き方…っていう部分にも響いてくるのだろうなぁ,と思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

研究者の不正行為

2007-01-27 22:26:55 | 時事
danさんのところの不正をする研究者の話を読んで…。

わたしの研究者の片割れではあるのですが,不正をした結果を発表する人の気持ちは良くわかりません。…とはいえ,実際にそういう人がいるんだろう…というのは,最近の報道を観るとわかります。
あと,研究の不正論文ではなく,研究費の不正利用や,部下の結果を横取りする…っていう不正もあるのですが,こちらは一応省きます。これは…まぁ起りうるな…っていう気はしますので。

研究者が不正をする理由に「対価が払われるから」とdanさんは言ってます。これは言われてみればそうです。ただ自分の感覚でいうと,ここでいう対価は地位や立場や名声だったりはしますが,金銭ではありません,自分の場合。金銭であれば不正がばれた場合でもドロンすればいいのですが,立場や名声の場合,ばれた瞬間すべてを失います。わたしの感覚的にはそんなに高いリスクをかけてまで不正をする気にはならない…という感じです。リスクついでに書くと,論文というのは必ず第三者による追試が出来るように書きます。つまり,「おかしいと思ったら,そちらで試してください」という事を書くわけです。つまり不正データの論文を書くことは,最初からばれる嘘をつくわけで…,それですべての地位を失うのは,やっぱりリスクが高いというか,バカな行為です。

というわけで,経営の不正とはちょっとメンタリティが違うように思うのですが,いかがでしょうか?。
ちなみにリンク先にも少し書かれてますがNHKのクローズアップ現代の件の番組はわたしも見ました。なんか限りなくクロに近いグレー的に描かれていて,そこまで実名で挙げる人を疑っていいのか?…っという気もしましたが…。
まぁいずれにせよ,わたしにはばれる嘘をつく勇気はないので,少なくとも論文に嘘の記載をすることはないだろうなぁ…と思います。もちろん言葉の選び方で,ホラを吹くとかそういうのはあるかとは思いますが,普通はせいぜいその程度ではないの?…と思いたいものです…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国内ですべて作る必要があるのか?

2007-01-24 22:46:15 | 社会
昨日の話の後半をもうちょっと書きます。
日本にはすべての製品がある…って話です。

日本は戦後…というより明治の開国以来,近代化…という意味では大きな成功モデル…なんだと思います。少なくとも開発途上国にとっては…。西洋の技術を取り入れて,あらゆる製品を作りました。家電や家具などはわかりますが,車や楽器という生活必需品…なのかわからないものまで全部作り,日本製でないものはないのではないか?…とすら思います。実際に昨日も書きましたが,輸入に頼らざるを得ない製品ってCPUくらいじゃないですか?…。

まぁもともと鎖国で,国内のものですべて賄っていた民族とも言えますが,ここまでなんでも作る必要があったのか?…今となっては疑問です。もっとも食料,燃料,鉱石の様な原料は輸入に結構頼ってますが,それも良かったのか?…と思います。
で,日本は成功モデルなので,韓国とか中国とかのあとから来た国は,日本が作っていたものをさらに真似るわけです。車や家電が主にそうですが,おそらく楽器とかも作ってるんでしょう。ただし,日本が西洋のものを真似た頃は,工業製品というと主に工作技術…みたいのが重要だったのが,今は電子部品とソフトウェア…というわけで,必要な技術は変わってると思ってます。最近の電化製品は壊れやすい…とか言いますが,それは品質が下がったのではなくて,精密化しているからでしょう。そういう精密な機械を,積み上げがなくていきなり真似しなくてはいけないわけです。
開発途上国にそういうことができるんだろうか?…とも思いますが,意外にできてるようなので,できるのでしょう。
で,そうなると日本にあるものは,今度は近隣の国でも作ってることになるわけです。果たしてそういうすべての製品を各国で作ることに意味があるんだろうか?…という気がするし,「あれはどこどこ製」…と輸入品しか存在しない…っていう風になるものがあってもいいようにも思います。
というか,たぶんこういうのはヨーロッパはすでに数十年か数百年前に経験してるのではないですか?。あそこは各国が家電や携帯電話を作ってるようには見えないのですが,どうなんでしょう?…。
で,近隣の国が,日本の工業製品を真似ると…,これもやっぱりヨーロッパやアメリカが経験してるように,日本の製品は競争に破れてしまうのでしょう…。そのとき何が残るか?っていうのもヨーロッパをみてると,歴史があるオリジナルの製品か,もしくは何かに絞った…ものになる気がしますが,果たして日本はどれになるのか?…。
まぁ日本の落日を予想して,悲観する…っていうのもあるんですが(^^;),一方で,そんな全部の国が,そこまで作らなくてもいいでしょう?…って気もしてます。少なくとも地球は有限だから,それって環境には優しくないなぁ…と…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽マーケットと東アジアの近代化

2007-01-23 10:09:26 | 音楽・アート
去年だったと思いますが,今発売されているパットメセニーグループの最新のライブアルバムは韓国での公演を録画したものらしいです。買ってませんが…。このニュースを聞いたとき,これまでは日本はジャズの消費国の代表(つまりお得意様)だったのが,これからは韓国がそうなるのだろうか?…と思いました。ジャズはアメリカ発祥ですが,すでにアメリカよりヨーロッパや日本の方が効率よく稼げる(大きなハコに客が入るしギャラがいい)ってことで,夏のジャズフェスの時期とかはアメリカからミュージシャンが減り,ヨーロッパや日本に来ていた…というのは以前からよく言われてました。

海外のジャズやロックのライブアルバムに日本の公演が結構ある…っていうのは,日本の客質や開場や録音がいいというのもあるかも知れませんが,日本の購買者を意識してる…っていうのもあるのだと思います。やっぱり日本でのライブ盤をうれしくて買ってしまうというか…。
そういう風に考えると,最近,若干ジャズのライブ盤は日本公演が減ってるような気がするし,ヨーロッパはともかく韓国盤とかが出てきたのを知ると,かっての日本…が今は韓国とかになってるのかな?と感じるわけです。

一方で音楽の話ではありませんが,中国が韓国車をコピーってニュースを観ると,かって日本はヨーロッパやアメリカの製品をコピーして,それらの国の顰蹙を買った。ここしばらくは韓国とかが日本の製品をコピーしてる。そして今度は中国が韓国を…っと,なんというか縁とというか(笑),まぁ歴史は繰り返すと…。かっての日本の位置が着実に韓国とか中国に移っていっていると…。
そう思うとジャズとか西洋音楽の消費国もそのうち中国とかになって,日本には主要ミュージシャンはあまり来なくなるのかも知れません。

一方で,先日e.s.t.のライブを観たときに,ドラムがYAMAHA製だったのを観て,日本は楽器メーカとしてもすでに一流で,そういう意味でいうと,韓国とか中国が海外のミュージシャンに楽器を愛用される…っていうのは,まだまだ時間がかかるんだろうなぁ…とか,韓国とかもそういうのを目指すんだろうか?…とかもとも思ってしまいました。

話が飛び散るのですが,見回してみると自分の生活空間にはほとんど日本製のものしかありません。海外製…特にオリジナルとしての西洋製のものはほとんどありません。家電,家具,衣類,鞄,楽器…とか…全部日本製です。PCのCPUくらいかな…,海外製じゃないとないのは…。
これらは,日本が海外の製品をコピーしまくった結果だと思います。日本はこれだけ西洋のものを輸入しなくても済む空間を作り上げました(食糧自給率は低いですが…)。それが近代化であり,その過程で西洋文化の消費地としての西洋音楽のマーケットが日本にあったとしたときに,これら全部を韓国とか中国とかも追体験するのか?,それとも全部はもう無理で,一部だけになるのか?,良くわかりません。
でも仮に全部をやられた場合,では,日本にはどういうオリジナルが残るのか?…ちょっと心配だったりもします。最後は音楽マーケットとしても見捨てられるという心配もあるかしら?(^^;)…。

えーっと,ちょっと話を広げすぎて息切れしたので,またこの話題は続きます。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホワイトカラー・エグゼンプション

2007-01-18 17:07:34 | 時事
ホワイトカラー・エグゼンプションについてはあまり書くことがないなぁ…と思っていたのですが,ちょっと職場で若い人から「どう思いますか?」って言われたので,そのときに思ったことをちょっとだけ…。

まぁこの制度について良くわかってるつもりもありません。上にリンクしたwikiの文章だってちゃんと読んでません(^^;)。こういう話は自分の仕事や自分の職場に照らし合わせて考えてみるのが一番いいのかも知れませんが,実は自分は管理職なので,すでに残業がつかない年俸制みたいなものだし,うちの職場の組合員は裁量労働制が敷かれているので,すでに似たような状況…というか,それとの違いが良くわからないというか…。

とはいえ,一般論としては,ホワイトカラー・エグゼンプションの導入には慎重です。でも自分の職場の裁量性についてはいいんじゃないの?…って言うのが自分の意見で,「なぜ?」と後輩に聞かれたので,「うちは研究職で,仕事内容をある程度選べるので,成果が出ない責任も,社員の方にも結構あるから」と答えました。まぁそれだけが理由でもないのですが…。
で,研究職はいいとして,その他の職種でホワイトカラー・エグゼンプションを導入する被雇用側のメリットが良くわからないのです。雇用側は…,まぁ残業代カットする…ということより,経営側が賃金を調整しやすい…っていうことをまず考えますが…。
じゃぁ時間制がいいのか?…と言われるとそれも言葉に詰まってしまうのですが,とにかく賛成しないのは,ここ数年の雇用制度改革は基本的に雇用側に対して良くない提案が多いように思うという根本的な不信感があるからです。不景気の頃だったら仕方ないな…と思われていた当時導入された制度も,いまだに生きてます。今のように景気が上向きになってきても,それを戻すこともなく,さらに制度を改革するというのは,ますますたいへんになるのではないかという懸念が…。
まぁ経営者としては経営が今上向きでも,それを維持するためとか(株主にとっての)会社価値をあげる必要がある…っていうのはあるんでしょうけど,それを被雇用者にかぶせてるんじゃないかという。

…というか,それもそれとして置いておくにしても,こういう状況にも関わらず,労働組合とか,組合よりの政党が全く元気がないのはどういうことなんだろう?…と。不景気の時に雇用確保のため労使協調路線だったのはある程度理解できたのですが,今はそうじゃないし…。じゃぁみなさん特に雇用条件に不満がないの?…と思ったりするのですが,そういうことなのでしょうか?。TVで危険を扇ってるわりには,あまりそうでもないのかなぁ…と。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ディジタルTV

2007-01-17 13:48:40 | 音響
ちょっと仕事柄,今50インチくらいのTV,しかも放送はディジタルのを良く観てるのですが,ちょっと思ったことを…。

通常のアナログテレビより目が疲れると思うのですが,誰も指摘してないのは気のせいですか?。

知り合いと話していたのは,いくつかあって,一つは大きいから疲れるって話。特に画面全体をパンされると,酔うような感覚…。まぁこれは理解できます。
次がアナログ放送より高精細というか,輪郭とかがはっきり出てるのがハイビジョンなんでしょうけど,その時に画面全体にピントが合うわけでもないので,ピントがあってる部分と,背景とかのピントがあってない部分が,画面上は平面に並んでいて,でも,みてる自分の目は,ピントがあってない背景をみたときにそちらにピンとを合わせようとするのに,合わないから違和感を覚えると…。
最後がディジタルの問題でしょうが…,画質が均一じゃない。特に背景とか,壁とかがまだらになったりとか。あと,パンするときに,瞬間画質が変化するとか…。流れてる部分と,流れてない部分が混在すると(流し撮りとか),画質がやっぱり異なっていて,そういうのが一画面に混在してると違和感を覚えると…。

…という辺りが気が付いた違和感のポイント。これらで疲れる感じがするのかな?…と。
最後のは,まぁそのうちビットレートととかの問題で解決すると思うけど,二番目のポイントは,技術的には解決しないのではないかな?…とも思うのですが,いかがでしょうか?。疲れるので,目に悪いというか,視力が落ちたりしないのかな?…とか思ったのですが,思い過ごしですか?。
とはいえ,画質が均一じゃないと気づくのも画質がいいからで,アナログ放送の様に全体的にフォーカスが甘いと気にならないのだろうなぁ…とか思うと,ディジタルでもわざと画質を落とすというかフォーカスを甘くするとかいうテクニックが今後使われたりするんでしょうか?。まぁ音でいうとリバーブというか,サラウンドというか,そういう感じで(^^;)。

最近もてはやされてる技術で,大画面高画質テレビとか,ヘッドホン音楽再生機とか,いろいろあるけど,その辺って本当に視力とか聴力とかに悪影響ないのでしょうか?…とか思ったりもします。携帯ゲームも…。
というかあまりこういう視点が話題にならないのはなぜでしょう?。わたしが子供の頃とかは,大きいテレビは離れてみるようにとか,そういう言われ方をしてたのですが…。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

集団の意識

2007-01-10 13:40:51 | ココロ
人間の集団がキャラクタを持ち,さらに意思を持つように感じることがあるでしょうか?。あるような気もするし,ないような気もします。ちょっと強引にあると仮定して,それを国の場合としてみましょう。つまり国という人間の集団がキャラクタを持つか?…ということです。
皮肉を書いても喧嘩にならないように,…と日本の隣国から例を書くのは難しいのですが:-p,じゃぁ良く知ってる様で…ってことでアメリカを選びましょう。アメリカという「国」がキャラクタを持ち,意思を持っているように見えるか?…。…言われてみれば見えないでもありません。明るくてパワーがあるけど,自分がみてる範囲で世界を判断して,えてして身勝手な正義を振り回すとか。でもお人好しだとか。そんな思い込みで中東の国を攻めたり,日本にもいろいろ押し付けてきたりと。おっとあくまでも架空の例です。
で,そういう印象を持ったとしても,またそういう風に国全体が行動してるように見えたとしても,ここの構成員である国民一人一人がそういう人だとは限りません。思いやりがあったり,相手に気を使ったり,気が小さかったりする人もたくさんいます。じゃぁ「国」の意思がどこで生まれてるかというと,議会かというと良くわかりません。日本からはアメリカ議会でどういう議論がされているかはほとんど知られてないと思います。じゃぁ国を代表する政治家とかか…というと,国の軍隊とかの行動は関係あるように思いますが,キャラクタとか,あと国全体の大きな動きは必ずしも一致しない場合があります。
まぁ実は「国」のキャラは意思がいつも同じように見えるかというとそうでもなく,どういう風にみるかで変わってくるので,結局判断が出来ないのだと思います。マクロにみたりミクロにみたりそのあいだだったり…。

…と書いたのは国の意識を調べたかったのではなくて,人間の脳の動きが似たようなものではないか?…と思ったので,ちょっと考えたくなったからでした。人間の脳…というか意思や意識や考えることは,脳でやってると言われています。ある感情や刺激にたいしての反応は脳の構成メンバであるある細胞が反応しますが,そこだけがそれを感じてるとは言えません。あくまでも刺激の通り道だと言えます。またそれらのメンバの感じたものを最終的にまとめるものがどこにあるかもわかってません。
脳は個々の細胞の反応と全体の大きな動きと…そのどちらかだけの視点で動きを解明しようとしてもうまく行かないようです。でも,人間の集団の意識…みたいのがあるとすれば,それもどこかで決められているとか,全体で決まっているとか言っても,正確じゃなかったり漠然としすぎていたりして良くわからないように思いますので,それと似てるのではないか?…という気がしました。
まぁどちらも意識があると思うのは人間なので,思っている方の(思考の)癖なのかも知れませんが…。

…と今読んでいる本を途中まで読んで,ふと思いました。本にそう書いてあったわけでもないのですが,連想したということで,ちょっとメモっておきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビールと景気

2007-01-07 21:21:06 | 時事
8月末に入院してから今まで四ヶ月あまりお酒を一滴も口にしてません。お酒を飲まない事自体のストレスはそこまでは感じてませんが,TVCMで季節限定ビールの宣伝をみると「ちょっと飲んでみたいなぁ…」と思うことがあります。そんな感じなので,季節限定ビール以外もプレミアムビールのCMも多く,まぁ入院前に飲んだものもありますが,発泡系の酒のCMがプレミアムビールの宣伝ばっかり…っていうことに気づきます。あれ?…発泡酒のビールはどうなったの?……と。

発泡酒や第三のビールへの税金が増えてお得感が減った…っていうのもわかりますが,それでもビールより安い。単なるビールならわかりますが,実際はビールより高いプレミアムビールの方のCMが目立ちます。コンビニの酒コーナーでも金色とか青とか缶が目立ちます。

余談ですが,金と青って高級感を感じるんですかね?。濃い青のビールパッケージって(過去に全然なかったわけじゃないのですが)珍しいですよね?。

…話戻って,つまりみなさんプレミアムビールを飲んでいるわけでしょうか?…。などと思うと,TVの街頭インタビューで「好景気を実感できない」とか言ってるおじさんとかの言葉に「嘘言うな」とか思ってしまいます:-p。
…まぁ皮肉を言ってるわけですが(^^;),この矛盾?は,「街頭で好景気を実感してないおじさんは相変わらず発泡酒を飲んでいる」,「プレミアムビールを飲む程度のぜいたくは好景気と言えない」,「金がないのに無理してプレミアムビールを飲んでいる」,「飲酒の量が減ったので,プレミアムビールを飲んでいる」,「好景気の意味がわからないので適当に不景気と叫んでいる」,どれでしょう?。最後かな?:-p。
最近酒を飲んでないので,相場感が麻痺してますが,発泡酒とプレミアムビールって倍くらいの値段しませんか?。(効果が)同じものに対して倍のコストをかけられるようになってるのって,十分経済的余裕があると思うのですが…。

…というわけで,わたしはプレミアムビールのCMをみながら「世の人は景気いいんだなぁ」と感じております:-p。でも,その消費者にわたしはいませんが。…っていうか酒飲まないと,結構お金が余ることに気づき,発泡酒であっても生活に困窮しながらお酒を飲むのには矛盾があるな…と思いつつも,それでも酒を飲まずにいられないのが人間であるのだなぁ…と思っております。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おっぱいとNHK

2007-01-05 09:15:48 | 社会
新年おめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。

さて…。

今年早々はおっぱいといえばNHK,紅白(笑)。とはいえ,わたしは紅白は最初の方をちょっとみて止めてしまったので,じつはみてません。何時頃やっていたのかも良くわかってません。

で,ネットで話題になっていたので,どこかにないかなぁ…とYouTubeで探したりしたらありましたと。要は本物と見間違うようなおっぱいの形のボディースーツをつけて出たと。「全裸」という表現もモロじゃなくてキノコ型の前張りしてましたが…。
このニュースとネット上の画像を観て思ったのは,一つは本物と見間違うようなものであれ,偽物であるか本物であるかは重要なのか?(偽物ならいいのか?)ということ,もう一つはNHKとか紅白の在り方のことです。

前者については一つは性器についてはとりあえず置いておくにして,おっぱいは男性なら良くて女性ならダメっていうのも突き詰めるとなぜ?…って気がしないでもない。女性のおっぱいでストッキングの様なボディースーツならば形は本物だろうし,あと乳首さえ見えなければいいという表現も時々あるけど,あれも一体なんなんだろうか?…と。女性からしたらおっぱいをいかがわしいものの様に扱ったり恥ずかしがったりしてるのってどう見えるのでしょう?。
女性には体についてるものだし,はずかしいも何もないと思うけど。女性自身も男性の前では恥ずかしがって隠したりしますが,親しくなって一緒に暮したりしてると,そういうこともしなくなり堂々と曝して歩いていたりするのにわたしは好感を感じたりします(笑)。
まぁそれを言い出すと性器もそうじゃないか?…とか言う話になりますが,性器は排出物を出すところに近い…というのもあるので別の意味であまり表に出すものじゃない…という気はします。あと男性の場合性的興奮が外見に出る場所でもあるし…。心が外見に出るところだから隠すべき…というのであれば,それはそれでわかりやすいのですが…。

…というのが一つ。
後者については,NHK自身は謝罪していて組織としては「知らなかった」ってことになってますが,一方でNHKも込みでやっていたのでは?…という意見もあります。わたしも組織としては知らなかったにしても,ある程度はハプニングが起きることを許容してるのでは?と思ってます。紅白には紅白であることやNHKであることをコケにした演出をする人達が必ず毎年出ますし。
それでNHKが知らないというのはちょっとずるいと思うし,これで出入り禁止とかになると,いいように利用されたのだなぁ…と思ったりもしますが。
まぁ紅白というのはやっぱり普通の歌番組とは違い,スポーツでもドラマでもない文化ものの番組で,国民の半分近くの視聴を狙うわけですからいろいろと無理があるわけです。そもそも文化というのは世代の違いがあってこそ成り立つのに。過去にもいろいろと苦労してるなぁと思ったこともあります。時間帯で若い人と年寄りをわけたこともあるし,いろいろと選曲とか演出を勝てます。
現在は若い人と年寄りを混ぜてますし,あと過去のヒット曲をあえて持ってきたり,いろいろと工夫をしてる。そういう中でNHKを固い曲と嫌う人とそれを好ましいと思う人達がいて,その双方にある程度の安心と刺激を同時に与えるってことを考えると,NHKがNHKをネタにするという演出を外部に中でやらせる…っていうのも一つの手だと思うのです。

というわけで,まぁわたし的には内容はともかくある程度のハプニングは起きることを読んでいたのではないか?…と思ってます。だいたいリハをやっていて,リハ通りにやらなくても問題にしてない…っていう時点で,何のためのリハ?(まぁ時間あわせとかでしょうけど…)って気はしますし。
世間的にはNHKは固いと思われてるようですが,わたしはむしろ一番過激な局だと思っていて,そこが好きなところでもあります。民放は過激というより単に慢性的に刺激を求めてメリハリがないし,一方でスポンサーには逆らえないし。NHKが固いと思われてるのは単にNHKのシタタカさなのですよね。今年も結局釣られた人が多かったのだなぁ…と:-p。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする