たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

一周して黒タイツ

2007-11-30 20:20:20 | 時事
二次元キャラで黒タイツが増えているってことで気付くのも情けないのですが,実際の世の中でも今は黒タイツが増えてるんだそうです。知らなかったorz…。
黒タイツ…正確に書くと黒のストッキングですが,それは私が高校の頃ほとんどの同級生の女の子がそうでした。特に冬場はみんなはいていたなぁ。そのせいか,私の世代の女性は成人後もほとんどストッキングをはいていて生足の人は少なかったように思います。
その後女性の足はルーズソックスからハイソックスへ移行する中,ストッキングははかれなくなり生足主体になりました。そういえばストッキングが売れないというニュースも一時期流れてましたね。
女性の足の話だけ書くのもなんなんなので,男の話を書くと,私の時代はわりとゆったりとした服が流行っていて,ズボンもタックが入ったズボンが多かったように思います。その後はゆったりとしただぼだぼのズボンがはかれるようになる一方で,上着はわりとタイトだったり,スーツも三つボタンの体に密着したものが流行ったりしました。ベルボトムぽいズボンも流行りましたが,あの辺のファッションは私から見ると,私より10歳くらい上の人が着ていたファッションという印象があり,あと頭にサングラス載せるのもそうですが,あぁーファッションって周期運動をしてるんだ…と思ったものです。
というわけで,黒タイツが流行るというのを聞くと,ファッションが一周して,自分たちが若い頃にしていた格好がこれからの若い人の主体になるのか?と思ったりもして,楽しみだったりさびしかったり…。そうはいっても微妙に違っていて,当時のセンスで服を選ぶとかえっておかしかったりもするのでしょうけど…。
ってことはレースのひらひらのスカートとかまた流行るんでしょうか?。聖子ちゃんカットとか?…。どうなんでしょう?。それはそれですごいなぁ…と思いますが,まぁサングラス頭に載せるのを観たときもキーハンターかよ…と思ったから,まぁそんなものかもしれません。
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エスカレータを歩くとは…

2007-11-29 17:33:48 | 社会
横浜市営地下鉄エスカレータで歩行禁止を呼びかけた話。
この話,数ヶ月前にNHKのクローズアップ現代でやっていて,ようやく具体的に他メディアも扱い始めたか?と。とはいえ,この記事だと,単に迷惑だから歩行禁止に読めます。クロ現でやっていたのは最近増えてるエスカレータでの事故の話の方で,そこでそもそもエスカレータは歩くことを想定していないので,事故が起きる…という話でした。
出てた人の意見は,歩いてダメなのに歩ける構造になってるとか,だったら歩いても大丈夫なようにすべきとかそんな話でしたが,わたしも同意見。エスカレータは立つことを想定していて,おそらく手すりにつかまることを前提としてるので,エスカレータの幅自体を広く出来ないという制約があるそうで,それが歩く場合立ち止まってる人にぶつかったり,端っこの方に立って,足が巻き込まれる…ということにつながってるらしいです。歩いたらダメなら,すべて一列にするとか,歩いていいなら,幅を広くするとか,端っこに足が行かないような構造にするとかをすべきなんでしょう。
というわけで,この記事だけだと,安全上の問題であることがわかりにくいな…と思いました。
エスカレータってわたしの記憶だと小さい頃はみんな歩いてなくて,でもそのうち歩き始めたのだけど,真っ先に歩き始めたのは,関西だった気がします(^^;)。それはひとつは動く歩道が出来て,さらにそこを歩く人が出てきて…っていう風になったと思います。動く歩道で歩く人が出てきて…っていうのがきっかけのような気がしますが,動く歩道は歩くことを想定してるのでしょうか?。同じようにしないと混乱が起きるとは思うけど,やっぱり全面禁止にするよりは歩けるエスカレータを作って欲しいな…と思います。やっぱり危ないのかなぁ…。
それから…ちょっと最近長いエスカレータが多すぎるのも,ちょっとどうかと思う。昔はエスカレータで将棋倒しとか結構あったので長いエスカレータは危険…という雰囲気はあったのですけど,その辺の意見は聞かなくなりましたねぇ…。
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がんと野菜と筑紫哲也

2007-11-28 19:08:34 | 医療・福祉
ネットで見つけた文章…。
がん予防に「野菜の効果」は限定的というやつ…。
へー…っていう感じ。これ読んで「じゃぁ野菜は食べなくてもいいや」とかいう人が出てくるのでしょうか?。一方で肥満が癌によくない…という結果。肥満は今癌に限らずいろんな病気の元といわれてますから,時流と合いますね。なんか政治的な臭いもするなぁ…とかちょっと思ったりも:-p。
もっとも,野菜を食べたら太りにくいから意味があるみたいなことも書かれていて,じゃぁ今まで野菜がいいといわれていたのは,太りにくいからで,太らないのであれば,野菜を食べなくて肉ばかり食べていてもいいって事ですか?……とか思ったりしますが,そうでも無いでしょう。
というか癌をひとつの原因に集約することに無理があると思います。そもそも消化器系の癌はお通じとかをよくすることで予防にもなるんじゃないの?…だったらやっぱり繊維系の野菜も意味があると思う。先日に聞きにいった講演だと癌を「生活習慣病」といってました。あるものを食べたらなったり,ならなかったりするものというより,長年の生活の中で出てくるもので,過剰に太ったり,内臓に負担がかかる食べ物とか,そういうのを続けているとリスクが上がるって事の様に思います。
何がよくないというのはいいけど,それを食べたらならないというような考えを助長するのは良く無いように思います。
もうひとつ…癌関係でいうと…
筑紫哲也さんのコメントが載ってました。
なんと言うか…ちょっとあきれた…。文章の方が悪いのかもしれませんが,いまひとつ意味不明です。タバコが原因じゃない…といってる筑紫氏に,酒飲みが「酒は体にいい」といってる理屈と同じようなものを感じたり…,でもタバコ止めたんでしょ?とか思ったり,ここでも西洋批判をするのかよ…とか思ったり…。
まぁ病人としては普通の人間だからいろいろ思うことはあるのだろなぁとは思いますが,一応TVとかに出ていろいろ発言力がある人間なのだから,変なミームを撒かないで欲しいなぁ…と思いました。
まぁでもいまさらタバコ止めたからってなにかリスクが変わるかというと良くわかりません。深刻な生活習慣病って,ある意味これまでの人生を否定されるわけですから,素直には認めたくないというのもわかりますが…。わたしも20年間酒を浴びるように飲んだ人生…,違っていたら病気にならなかったのか,すでに体には変容した細胞が他にもたくさんいるんだろうか?とか思ったりもしますから…。
でも上に書いたとおり,そんなひとつのことで決まるわけでもないので,酒とかタバコだけを悪者にしてもしょうがないのも事実ですけど…。
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徒然に…ここしばらくのニュースなどを見て

2007-11-27 11:35:04 | 所感
週末は特に何もせずネタもない。ニュースはここしばらくいろいろあってるとは思うのですが,なぜかあまり興味が無い。そんなに重要なことなんだろうか?ということが大きく取り上げられていて,重要なことが隠れている気がするのですが気のせい?。
いくつかたらたら書くと…。
東京ミシュランネタ…。そりゃ,そういう本に載れば行ってみたいと思う反面,混んでるだろうなぁ…高いだろうなぁ…とか思って躊躇してる間に忘れてしまうような気がする。それより本当に格式のある店…とかの方が知りたかったりするんだけど…。
外国人の入国時の指紋検査…。まぁ難しい。でも日本人が海外で同じ目にあっても文句は言えないな…とは思った。もともと日本は外国人には冷たい国みたいだけど。
犯罪系のニュースも結構取り上げられているようですが,まぁ基本的には他人事ではある。被害者が無事だといいとか早く見つかるといいとか,犯人がつかまるといいとか,この手の話にはそれしかいえない。
政治関係は…もういいから早くして…という感じ。
あと大雪の話…は大変だなぁ…とは思ったけど,ここ数日寒いし,まぁこのネタだけは他人事ではないか?。
関係ないけど,15年ほど前に録画したビデオを観ていたら,24時間テレビで環境問題を取り上げていたようで…,結局ここ15年なにも進んでいないのだなぁ…と思って,軽く絶望した。
そんな今日この頃…。
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トラブルを避けるにはルールよりマナーが必要

2007-11-25 10:07:03 | 社会
「痛いニュース」をリンクするのもなんですが(^^;),「電車のドア付近に座り込んで雑談の少女、背中を蹴られる→会社員逮捕」というニュース。
まぁこのニュースに限らないのですが,時々マナーが悪い人を注意したら事件に発展するというケースがあり,その場合,乱暴をしたほうが悪いといわれる一方で,そもそもマナーが悪いほうが悪い…とかいう同情も集まって良くわからないことになります。手を出すことは絶対的に悪いという理屈にも同意はしますが,マナー違反に不快な気分になっている人も多く,そっちにも非があるんじゃない?という考えや,いやそもそもマナー自体がおかしいとか,別に法律を違反してるわけでもないという考え方も出来ます。
…で,そういうことをあーだコーダ論じてるのを観ながら,わたしはどちらが正しかろうが,こういうことは起きるよなぁ…と思うのです。法律を守っていようがルールを守っていようが,周りの不快を買うようなことをやっていたら,怒られることはありえるし,行き過ぎも起きるでしょう。いやマナーを守っていても目立たずすごしていてもへんな人から乱暴を受けるということもありえます。でもやっぱり公衆の前で目立っていたら,そういう危険は増えるのではないでしょうか?。
女性はわかりませんが,そもそも男性…特に中学や高校の頃というのは,そういう感じではなかったでしょうか?。街を歩いていると,目が合っただけで「けんか売ってるのか?」と迫られたことがわたしはあります。路上で誰かを見て笑ったら「笑ったな」と殴られたこともあります。それはもちろん殴ったり怒鳴ったほうが明らかに悪いのでしょうが,だからといって,それを主張しても殴られた事実は変わりません。そういう中で人は,人を見て笑ったり,むすっとした顔で知らない人を見つめるのは,相手にとって不快である…と学ぶわけです。
マナーというのはルールと違って,約束ごとではないかもしれません。とはいえ,マナーを守るということは,周囲の人間を不快にしないようにして,トラブルを避けるためのものでは無いでしょうか?。またマナーに限らず,こちらが正しくても,たとえば紛争が起きてる現場にのこのこ出かけれいれば流れ弾に当たって死ぬことはありえます。あまりどちらが正しいということよりも,そもそもトラブルを避けるとかそのためには周囲を不快にしないとかそういう考え方はなくなってしまったのでしょうか?。
そういう意味では,誰が悪い…と言うことを議論してもむなしいだけの様な気もするし,ルールや法律じゃなくて,自分自身が自分をどう守るか?…とちゃんと学んだほうがいいように思います。
そういう意味では,確かに今回のような事件も乱暴を振るったほうが悪い…とはいえますが,電車で人の邪魔になるようなことをやっていたら,そういうことになるよ…というべきのような気がします。それを法治国家じゃないというのであれば,まだまだ世界は法治状態ではありません。
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デザイン家電とかヨーロッパ製電化製品

2007-11-23 11:50:40 | 所感
本屋を歩いていたら,Invitation(インビテーション)という雑誌が目に付いて買いました。「デザイン家電」の特集でたくさんデザイン家電が載っていて,欲しいな…と思ったのがいくつも…。かってはデザイン家電というとヨーロッパ製だったけど今は日本製もたくさんあるよ…ってことで日本製がたくさん載ってました。もちろんヨーロッパのも。
ヨーロッパ家電というと,家電じゃないけどオーディオでフィリップス以外にもB&WとかOlufsenとかがぱっと浮かんで,いずれもデザインにこだわりあるメーカですが,先日フィンランドに行ったときに観たことも無いオーディオブランドや,そのデザイン性にこだわった製品がいくつもあって,日本にはまだ紹介されて無いのがたくさんあるのだなぁ…と思いました。というか思った以上に,ものってグローバル化して無いのだなぁ…と思います。まぁそれが悪いこととは思わないのですが。だから海外の製品を持つだけでアイデンティティになる人もいるわけだし。
で,上記雑誌を見ているとデザイン家電で空間になじむとかそういうことが書いてあった様にも思いますが,そうかなぁ?…と。というかもともとデザイン自体が自己主張が激しくてその中で空間になじむとか自己主張が少ないとかそういうことなのだと思います。まったく自己主張がなくて凡庸だったら,だれも付加価値を感じず高いお金を出して買わないよね…と思います。
デザイン…というか人の目を引く意匠というのは,どこかにちょっとした違和感が必要で,そのちょっとした加減が難しいのだと思います。そしてアートと違いデザインの場合は,作者だけじゃなくて,それを買って自宅に置いているオーナーにも,作家性というか,それを持ってることによるアイデンティティを感じさせるのが必要なんだろうな…と思いました。
あと,大量に売れないからいいところがあったりもするのだろうなと。
というわけで,デザイン家電を持つには,それなりに自宅の飾り付けにもこだわりが必要なのだろうな…と思ったりするので,面白そうだから買ってみればいいというものでもないと思いますが。
そういえば,妙に加湿器が多かったのは時期の問題なのか?,遊びやすいものなのか?…。加湿器は…ちょっと欲しいので,少し食指が動いていたりします:-)。
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人生の意味を追う時代

2007-11-22 13:13:12 | ココロ
はてな匿名日記の「個人史は終焉しない。続く」というのを読みました。文頭で述べている「ある個人氏の終焉」というのも以前読んだのですが,そちらは不妊症だと思っていた夫婦に子供が出来たのを静かに男のほうの視点で語った文章でした。
こちらも一見女性が子供が出来たことを喜んでいる文章で,基本的には良かったね…と思うのですが,この文章は,子供のことよりもその女性の「自分の意味」を追う話でもあるなぁ…と。もちろん子宮筋腫という病気のことから普通に子供を生んだ話でもないのかもしれませんが,そのことがなくても自分の意味を問うあまり,あえて意味を追わない人生を送っていたようにも見えます。だから最後に自分の人生の意味を知って終わっています。
なんとなく「人生に意味がある」というと業田良家の自虐の歌を思い出すのですが,あの漫画もそういえば子供を産む話で終わってるなぁ…。命をつないでいくことっていうのは,人間の意味でもあるのでしょう。
でも…一方でこうも思います。人生に意味って必要なのでしょうか?…と。いつから人間って意味を求めるようになったのでしょう?。自分探しという言葉が生まれたように,自分の意味を求めている人は現代結構いるようにも思います。そしてそれを探している人は多かれ少なかれ,そのことで苦しんでいるようにも見えます。
本当は人生に意味なんかなくても十分にすばらしいし尊いものだ…と思ったりもするし,個人に価値なんかあってもなくても,それぞれが必要な人生だし,やっぱり尊いものだ…思ったりもします。
そして,自分の人生の価値や意味を追い求めるという考えは,ある種人間の本能であり,その本能から宗教は生まれたのだろう…と思ったりもします。つまり現代の日本は宗教が意識されなくなったので,各個人が人生を探さなくてはいけなくなり,そしてそこに意味を求めるのでしょう…。
まぁ宗教が広く信じられていたら,個人が苦労して意味を探さなくてもいいように…意味がなくてもシステムにしたがって生きることに価値があるわけですから,ある意味楽なんでしょう。でもここで引用した文章の人は宗教の手助けを受けずに,言葉では表せなくても意味を確信したって意味じゃ…すばらしい経験だと思います。
でも,この歳になったから思えるようになったのかもしれませんが,人生は意味がなくても尊いし,だからたとえ生まれてすぐ死んだり,何も残さずに死んでもその人の人生はみんなにとって必要なものなんだろうなぁ…と思うようになりました。わたしは日本という国で安全に贅沢に恵まれて暮らしているけど,どこかの国で,食べるのに苦労したり,政情不安で何も出来ずに死んでいく人だって,やっぱり尊いものです。だからそういう人生でいいでしょ?というつもりでもないのですが,この国の意味をその人に当てはめることにも抵抗があるというか…。
そんなことを思ったりもします。この歳になると,群の一部として生きていく(たとえば歯車…という意味だけど)のにも価値があるよねとか思ったり。確信すべきは「意味」より「価値」だろうな…と。
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ブルートレイン

2007-11-21 11:47:50 | 所感
ブルートレインがそろそろなくなるらしい…ということでちょっとノスタルジックな話などを。
わたしが初めて上京したのは大学受験のときですが…,そのときは何でいったっけ?,まぁ忘れましたが,次にいったのはたぶん大学の4年くらいのときで,そのときは寝台で行ったのを覚えてます。はやぶさか富士か忘れましたが,当時は九州からの寝台は2,3本あったような…。
当時,九州から首都圏に行くJRは往復券を買うと,B寝台も新幹線も同じ値段で,寝台で行きました。ギターを東京で買ってきた…というのもあり,あと時間繰りとかの関係もあったと思います。時間はかかりますが,新幹線で(当時)8時間座り続けるのに比べれば楽だった様に思いますし,わたし自身は特に眠れないことも無い。ギターの様な大きな荷物を置いても邪魔にならない,ってことで,新幹線より断然良かったように思います。当時は食堂車もあってのぼりで朝食を食べる頃,ちょうど富士山が大きく見えてちょっといい気分だったのを覚えてます。
当時は飛行機が高かったし,チケットを取るのも大変だったので,飛行機を使わなかったというのもあったかもしれません。新幹線に比べて遅いといわれる寝台ですが,いくら早いといっても,新幹線の座席に6時間とか7時間座り続けることを考えると,寝台という解もあるようには思います。まぁ今は,夜行バスも結構いい座席になってますしね。
6年前くらい?に出雲に行ったときにも実は寝台で行って,そのときは個室だったので,わたしは(狭かったというのもあり)かえってがっかりしたのですが,ああいうオープンな空間で寝るのは今は抵抗あるんだろうなぁ…。
…というわけで,寝台には結構いい思い出が多いので,なくなることは残念ですが,普段使ってないのであまり反対する資格も無いでしょう。そういえば,フェリーも一時期良く使ってましたが,フェリーは車を運ぶ手段が唯一なのですぐなくならないとは思いますが,結構路線が変更になっていて,浮き沈みが激しいな…とは思います。
はやぶさか…もう一度くらい乗ってみたいけど,結構これからマニアで混むのでしょうかね?。
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食の安全,文化,そして味覚

2007-11-18 09:36:22 | ココロ
何の雑誌だったか忘れましたが,立ち読みしていたら,「食が危ない」みたいな話が載ってました。最近流行の偽装の件ではなく,どちらかというと化学調味料とか,お菓子とか食育の話だったと思います。
そういう観点で言うと,たとえば化学調味料とかが多いインスタント食品とかお菓子は悪い食べ物で,地物や,有機栽培等は良い食べ物になります。子供が好きな時間に好きなものを食べて,食事の時間にはお腹一杯でろくに食べないのは良くなくて,決められた時間に親が作ったものを家族全員で食べるのが良い事です。ついでに書くと,日本の食料自給率が落ちて,輸入品が増えているということも危惧されていました。
基本的にはわたしはここに書かれていることは賛同します。ただし一点だけ疑問があるのです。
化学調味料がたくさん入ったインスタント食品が体にあまりよくないのはわかるのですが,それを「味覚が破壊される」みたいな表現をされていました。好きなものしか食べないことを味覚がおかしい…みたいなことも書かれていたかもしれません。しかしわたしは自分は何でも食べるといえば食べるのですが,だからゆえ,自分の味覚に自信がありません。
わたしの母親は,夫(私の父)が高血圧だったこともあるのか,わたしが子供の頃からだが弱かったからなのか,妙に食事の自然性にはこだわる人で,わたしが小学校に上がったあたりから,一切化学調味料は使わなかったし,野菜も無農薬の農家と契約して取ってました。ハウスものじゃない地物をありがたがっていたので,わたしも結構その手のものを食べたことがあります。お菓子を食べさせないことはありませんでしたが,スナック菓子等は体に悪いとか言っていたので,子供としては,そんなにガツガツは食べませんでした。姉がわたしに太ることを脅したせいもあり,甘いものにもちょっとネガティブな印象がありました。そうしてわたしは,スナック菓子も…というかお菓子自体(禁酒した今は違うのですが)あまり食べない人になりましたし,化学調味料は今でも自分で買って使うことはありません。ついでに書くと,うちの母は専業主婦だったので,食事は全部作ってましたし,父親もほとんど毎晩一緒に食べてました。
…とこう書くと非常に健全に育ったように思うのですが,さっきも書いたとおりわたしは自分の味覚には自信が無いのです。
というのは,わたしの料理の基準として「健康に良い」とか「本物である」というのが第一に来て,美味しいから…というのが一番にこないのです。もちろん,まずいものは嫌で,なにが不味いか…っていうのもあるのでしょうが,そんなに好き嫌いはありません。
これって味覚が鋭いというのでしょうか?。わたしからすると好き嫌いが激しくて,好きなものしか食べない人のほうが,自分の舌にしっかりとした基準を持ってる気がします。わたしにはそれがないから,舌ではなく「頭」で味わってる気がしているのです。
そういう意味でいうと,安全なものとかをありがたがったり,食糧難から好き嫌いをしないことを勧めるのは賛同するのですが,そうじゃなくて好き嫌いが激しくて化学調味料が多くて,フレーバーが利いてる食べ物を好むのを「味覚がおかしい」というのは良くわかりません。安全なものを不味いと思うのが味覚がおかしいというのはわかりますが,味覚をものさしとして使えず安全性や伝統だけで食べてしまうほうも,味覚という点では,おかしい気がするのですが,どうなんでしょう?。
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混合医療

2007-11-15 13:11:40 | 医療・福祉
数日前に東京地裁が混合医療に一切保険を使わせないのは誤りという判断をしたという件。個人的に他人事ではない感じががしているので,少し書きます。結構難しい問題だと思うのですが。
実際に裁判で争った方のページも少し読んでみました。ここで言われていることは,わたしの身に照らし合わせると非常に共感するというか納得のいくところです。しかし一方で「混合診療を解禁すると収入によって受けられる医療の格差は広がる」というのとかを読んでみると,混合医療解禁に危険が伴うこともわからないでもありません。
癌の様にある程度進むと手の施しようが無い病気と,通常の風邪の様な病気を同列に扱うことは困難だと思います。保険適用外診療の中には「効果が無いと思われるもの」「海外では承認されているもの」「かえって悪くなるもの」が混在しています。軽い病気の場合,効果が無い診療に金を払うのは詐欺みたいなものですが,手の施しようが無い病気の場合,そういうものにもすがりたくなりますし,それで精神的にすくわれる場合もあるでしょう。また患者個人の視点で考えると,承認を待ってるなんて時間がありません。社会全体で観ると混合診療が認められることにより,承認がおざなりになるのは危険だとも思います。でも,混合診療が認められることにより,保険適用の承認が遅れる…というのは本来本末転倒であり,あってはならないこと…の様に思うのですが,いかがでしょうか?。
あと,混合診療を認めることによりいんちき診療が増える…という危惧については,そうだと思います。でも保険診療で助からない人がいんちき診療でも受けてみたいというのは…おろかだとは思いますが,いけないことだろうか?とも思います。少なくとも海外に手術にいってる人たちも国内では助からないから国内で禁止されている治療を受けるために海外にいってるわけで,同じじゃないでしょうか?。
個人的な印象ですが,今回の方が受けていた,「リンパ球移入療法」はわたしも調べましたが,怪しい…と思ってました。効果があるなら少なくとも海外や大きな研究機関では行われているのではないかと思ったからです。でもこれも安かったら試しに受けてみたかも知れません。
病人の個人的な意見としては,海外で承認され効果があるとされている診療ですら承認して無いから,非承認治療を受けざるをえない…と言うことです。承認をちゃんとやってくれれば,混合診療を受ける必要はありません。ただじゃぁ承認をバンバンすればいいのかというと薬害がそうであったように,承認診療でも後になったらとんでもないことをしていた…ということもあるので慎重になる…というのも分かります。ですから,やっぱり助かる確率が低い病気と,通常の病気の場合は承認のポリシーも変えるべきだと思うし,リスクも十分に周知すべきでしょう。
というわけで,混合診療が認められることは治療の可能性を増やすという意味では,助かりますが,保険適用の範囲が狭まることがあってはいけません。でもやっぱりこのことは本来はトレードオフでは無いはず。この辺をしっかり念を押しておきたいと思います。
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