たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

高級といって宝石をちりばめるセンス

2008-01-31 07:44:42 | ココロ
携帯電話。すでに日本では一億契約以上あって,まぁダブっている人がいるにしても半分くらいの人は持っているように思います。そして持っている人はほとんど毎日持ち歩いているでしょう。半数以上の人が持っていて毎日身につけるもの…というと,時計やメガネとか,カバンとかもそうかしら?,いやカバンは一人で数個以上持つからちょっと違うか…とか考えますが,いずれにせよそう考えると,携帯電話の機種はそれら道具に比べると少ない…つまり使うほうからすると,他の人と比べて自分のこだわりを出しにくい気がします。
というわけで,持つ人の懐具合や趣味に合わせて選べる携帯って言うのもあったらいいんじゃないか?…って言うような話はだいぶ前に書いた気がしますが,そう思っていたら先日ソフトバンクがプレミアム携帯を出したとか…。
いやはや…こういうセンスをみると,日本人って貧しいね…とか思ってしまいます(苦笑)。
携帯電話は道具ですので,見かけだけ豪華にしてもあんまり…。大体プレミアムというのは,手作りとか材料が違うとか,一人ひとりにあわせてカスタマイズするとか,機能が違うとか…まぁいろいろあるでしょうけど,まずそこから行きますか…と。
そう,たとえば車だとしましょう。こういう書き方すると怒られるかもしれませんが,あまりいいといえないメーカの車があったとする。そこが,高級車を作ろうと,自社の車に本革のシートとか宝石で飾った車を出して一億円の車…というとやっぱり高級車ととるんですかね?ってことです。その車とベンツやフェラーリのレギュラーモデルを並べて…どっちが金持ちというか,まぁ上流の人が乗るか?ってことを考えると,本当のプレミアムはどっちだ?っていうのがわかると思います。時計だって確かにブランド物の宝石が載った時計はありますが,宝石自体よりも元のブランド…つまりその機械としての信頼性とか機能が問われてるはずですが…。
というわけで,携帯が魅力ある道具…となるのは,まだまだ時間がかかるな…とか思いました。まぁスマートフォンとかその辺が今のところこだわりのある人の機種なのかもしれませんが…,んー,そういうごちゃごちゃした方向に機能アップするんじゃなくて…って気はするんですが…。まぁでも漆とかラッピングとか見た目をいじれるのはいいといえばいいです。ただそれだけだとね…という気はしますが,カスタムメイド…という意味で…。そういえば以前はやっていた携帯のラッピング…最近はあまりみなくなったけど,もう流行ってないのでしょうか?。
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文句があるのに出ていかないのは居心地がいいってこと?

2008-01-30 07:41:26 | 社会
dankogaiさんの文を読んでいて。まぁウィルス逮捕の話は言いとしてこの文章も,元の参照先の
雑種路線でいこうさんも結局日本という国というか社会に対する不平で終わってはいるんですが…。
逆にこういうのを読むと,これだけ成功して不満もあるのに日本にいるんだから,日本には捨てがたいものがあるんだろうな…と思ったりもします:-p。
よくTVとかで日本がどうのこうのとか文句を言って,さらに海外ではこうだ…みたいにあたかも日本がダメで,海外が言いという様なことを言う人が結構いるんですが,でもそういう人は日本で暮らしたり働いている人がほとんどです。中には,大橋巨泉みたいに本当に海外に移住した人もいますが,彼みたいのは稀で大体日本にいます。ってことは,海外がいいと言っていても,それはある面だけで総合的には日本がやっぱりいいのだろうとか,文句を言う人は日本ではうまく行ってるけど,実は海外に行けばうだつが上がらないかもしれない,もしくはそのリスクが高いとか…そういうことでしょうか?。言葉の問題があり海外に住みたくないというのもあるかもしれません。
まぁ別に国に限らず地域に文句を言いつつ引っ越そうともしない人って結構いるぁ…とミクシイの地域コミュとか読んでいても思いますけど。
実際日本は安全とか衛生とかの面を見ると海外のほとんどの国からしてトップレベルではないのか?。相互監視が強いとか,成功者をねたむとか言われるけど,その辺ってその安全面とか福利面とバーターというか,そうしないと,安全な国にならないのではないか?とかいう気もします。それでいて,経済的にはそこそこだし,人口も多い…というか日本語という特殊な言語だけど一応一億人いるし…みたいな…。
まぁ日本は最も成功した社会主義国…という話もあり,それもそうかな…とも思います。
というわけで,TVやネットをみると毎日の様に国や社会に文句を言ってる人がいますが…,あんまり切羽詰った感じはしないのですよね。たぶん海外で,大変なところに住んでいる人たちは,もっと命の選択をしてる気がします。文句を言うくらいなら噛み付くか逃げ出すとか…。そういう意味じゃ,まぁ日本ってそれなりに居心地いいし,ぬるいんだろうなぁ…っていう意味じゃ,あんまり不平を言う方が本当に困ってる人には申し訳ないな…という気もします:-p。
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ビラ配りとSPAM

2008-01-29 07:54:40 | 時事
先日ウィルスを作った学生が逮捕されてましたが,別件というか,ウィルスを作ることを罰する法律はなくて,著作権侵害で逮捕したようです。ウィルスもそうなんですが,SPAMをばら撒くことを罰する法律も無いはずです。最近SPAMをばら撒いている人が月に100万円とか稼げるとかいう話が出ていて,顰蹙を買っています。
でも自宅のポストとかに多くのビラが入っていて,おそらくその中にも真に受けると痛い目にあうようなものがあるんだろうな?…と思うとこれを規制できないのだからSPAMを規制出来ないのも似たようなものなんでしょうね…と思います。そういえばオウムでしたっけ?。団地にビラを配りに行ったらつかまったというのがあったと思いますが,あれは別件逮捕の内容としてはなんだよ…とも思いましたが,ビラ配りって罰することできるんでしたっけ?。
SPAMもビラ配りもこんなので儲かるのか?と思いつつ儲かる…というのは配るほうじゃなくて,配らせるほうも何かしら儲かるんだろうな…と思いますが,SPAMを見て行動を起こす人っているんですかね?。
SPAMを受けないためのいい方法って結局見つからず,アドレスを変えるくらいしか現状見当たらないのだけど,これはビラに閉口して引っ越すようなもので,これはこれで別の面倒さがあります。
結論は特になく…単に取り締まれないことに法律の不備を訴える人もいますが,ビラ配り同様,どうやると規制出来るのか想像できないというがっかりな思いをただ書いておきます。
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極東発文化による共栄

2008-01-26 18:26:36 | 社会
中国のアニメ会社の話。最近世界中に日本の漫画やアニメを愛する人たちが増えてるという話はよく聞きますが,中国や韓国は産業としても注目しているように思います。韓国で新しく大統領になるイ氏も日本のアニメ産業に注目している様なことを言っていたように思います。
まぁ日本のマーケットが食われるという恐れはあるのですが,中国や韓国が日本に学べと好意的に近づいてくること自体はいいことなのだろうと思います。ここしばらく極東で日本は隣国とうまく行ってなかったのですが,少しは仲良くなり,そして欧州とは違う連合体が作れるといいのに…とは以前から良く思っていることです。こういうことを書くと大東亜共栄圏を思い出して反発する人もいるのでしょうが,日本が主導権をとるかどうかは別として,やぱり西欧とは別の価値観を世界に少しは広めるために,極東が手を組む必要はあるだろうな…とは思います。もちろん西洋と仲良くするのはいいことだし,まだまだ取り入れるべきものは多いとは思いますが,結局は向こうの物差しに合わせる限り,一番得をするのは向こうなのでしょう。特に文化面で言うと,西洋の生活様式を取り入れると言うことは常にオリジナルが向こうにあるので,向こうはブランド的に美味しい思いができるわけで…。
そういう意味ではアニメや漫画という日本の漫画が世界に広がるのはものすごく日本にとっては美味しいことのはずです。すでにアニメや漫画の古典は日本にあるわけです。
まだまだお互いが相手を出し抜こうとか美味しい思いをしようと近づいているようなところもありますが,利害関係が無いとうまく行かないのも事実です。要は継続的に関係を続け,そして一緒に新しい価値観を作っていこう…というところまでいければと思います。個人的には韓国の新しい大統領が,そういう外に目を向けてくれる人であるのがありがたいな…と思ってます。そういう意味では,極東の国際情勢に関しては,少し明るい感じになってきてるのかなぁ…と最近思ってます。
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マスゴミネタ

2008-01-23 21:35:05 | 時事
年金特別便がわかりにくいという批判が出てますが,わかりにくいのであれば,TVとかでじっくり読み方を教えるのがメディアの仕事ではないのでしょうか?。と素で思ったりもしてます。
…というわけで今回はマスコミ批判をいくつか…。
NHKの職員(?)がインサイダー疑惑という話は,やった人間がバカだなぁ…とか思ったりもしてますが,なんか他メディアが嬉々として報道しているのも痛いです。以前日経の社員がやっていたこともあったし,他社もやってるんじゃないですかね?と思ったり,これに関してNHKの会長が辞意を表明したので,他社も同じことが起きたら同じことやら無いとすまなくなったよ:-pとか言ってみます。
まぁ他にもやっていたんでは?とか言うのはとりあえず,どうでもいいとは(株やってる人は怒るでしょうけど)思うんですが,株の売買って調べればわかるんじゃないの?,調べればいいのにとか,やるほうも,会社クビになってまでやるほど美味しくない…という風にしておくべきじゃないかしら?…とは思います。わたし自身管理職になってからは自社株は買わないほうがいいんだろうなぁ…とか思ったりもしていて,そんなつまらないことで,今まで積み上げて来たものを手放すのは損だ…という風にしないとなかなかこういうことはなくならないのかしら?とも思います。
それでNHK批判で元気付いたメディアがドラマ撮影中に無断で車のナンバーに紙を貼っていたことを批判してましたが…。これってNHKに限らず他のところも似たようなこと。つまりTVに映るからって勝手に他人のものを動かしたりするのってやってるように思うんですが,そんなに喜んで取り上げていいんですかね?:-p。
証拠が無いから間違いかもしれませんが,昔某スポーツ中継を住んでいるところの近くでやられた後,バイク置き場がいじられていたことあるんですが…。
まぁ現場の人間が上司に「なんとかしろ」といわれて,ずるをするっていうのは,別にNHKだろうがそうでなかろうがありえる話で,これをゼロにするのは難しいだろうな…とは思います。やったらばれるとか怒られるとかそういうのをきちんとする必要はあるでしょうけど。
ところで…。
マスコミというか医療批判はわれわれにつけが回ってくる…という話は以前も書きましたが,救急病院が受け入れが出来ないと批判されるので救急指定の看板を下ろすとのこと。こうやって医療機関が減っていくわけです。こういうことがおきてもマスコミは「国に何とかしろ~」って言うだけなんだろうなぁ。酷い話だし,誰が被害を受けて,誰があたふたして,誰が無関係の様にすごしているかは一目瞭然なんだけど…。
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命の優先順位

2008-01-22 21:15:25 | 医療・福祉
先週のNHKスペシャルでやっていた鶏インフルエンザのパンデミックのドキュメンタリーをみました。前日に日本でパンデミックが起きたことを想定したドラマもやっていたらしく衝撃を受けたという話をネットでも観たのですが,録画してなかったのと,病気で人が死ぬのをドラマで見るのはあまり得意ではないため,観てません。わたしにとっては現実に起きてることを取材したドキュメンタリーのほうでも十分怖かったです。
インドネシアで実際に鶏インフルエンザから人間にうつっているという事象を見せていて,もうパンデミックは目の前に来ていると。もし人間から人間にうつりだしたら日本でも数百万人が死ぬだろう…というのをやっていて,ものすごく怖い。正直そういうのを治療しようという医者がいること自体,感謝を超えて不思議にすら思ってしまいます。いや,うつったら助からない病気だったら,家族でもない患者に近づきたくないとわたしだったら思いますよ…。こういうのを観ていると医者を叩けるやつは,どこかおかしいと思ったりもします。
その辺のひたすら怖い話もすごかったのですが,アメリカだったと思いますが,実際に起きたときの事を想定したマニュアル作りが進んでいるという話で,患者を助ける優先順位を議論していて,すごく興味深かったです。患者が扱えないくらい増えるので,当然助かる見込みが低い人は生きていても,切り捨てられていくそうです。また年齢別の優先順位も想定されいていて,当初,乳児と老人を優先するという順位付けにしていたら,議論が沸き起こり,結局老人より子供のほうを優先するという風に方針を変えたとのこと。
わたしも老人を生かすために子供を見殺しにするのはどういうことだ?と最初思ったのですが,やっぱりそういう議論になり,老人の中にも多くが,自分たちより子供たちを守って欲しいという話になったと。
当然といえば当然だと思うのですが,なかなか自分からそういうのは難しいのだろうな…とは思いました。日本には次の世代より今の自分の暮らしの方が大事だという年輩者がたくさんいますよね:-p。
まぁ年寄りで無いわたしがそういうことを言っても,あまり説得力がないので,こういうことを日本でも一度真剣に議論してはどうだろう?とは思いました。今の日本を見てると,そういう緊急事態に患者を見捨てると後から訴えるとか言う人が出そうで心配です。どうにもならない時にどうするか?ということが危機管理で,それは決して国や医者任せな話ではないと思います。
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国や病院は誰を何のために守る?

2008-01-20 22:29:46 | 医療・福祉
定期健診ではないのですがちょっと気になることがあったので,病院に行きました。レントゲンを撮ってもらい,とりあえず,まぁ異常なし。手術から一年以上経ってますが,寒いのもあり,結構最近あちこち痛いです。
わたしが手術をした病院は,もちろん大病院なんですが,もともとはわたしがいる会社の系列…とうか,考えてみると大病院というのは,大体大学病院か,企業設立の病院か,何らかの組織の共済病院じゃないかと思います。まぁどこにも属さない企業としての大病院というのもあったと思いますが,有名な大病院は,やっぱり上記のようなものが多いように思います。
これって大病院は,そういう系列の組織が無いと運営が難しいという風にも取れるし,そもそもそういう企業とか組織のメンバーを助けるために作ったともいえるし…。大学は教育・研究目的でしょう。
ってことは,そもそも大病院ってすべての人のために作られたわけでも無いんだろうなぁ…と思ってしまいます。まぁ普通は社会貢献のためにやってるともいえるのでしょうけど,設立の経緯を考えると,特定の組織が自分のところのメンバー守ることで,特定の組織自身を守るために作ろうとしたというか…。
さて,病院に行った後仕事に行き,その後夕方とあるところで,TVを観ていたら,メタボリック対策を企業がやってるのを観ていると,自分でメタボ対策をしない人のために,いろいろ苦心している担当者が出てたのですが,自分で自分の健康を守らない人をどういして他人が守る必要があるのかしら?などと少し思いました。もちろん,企業は自分の組織に病人が多いと,組織効率とかいろいろ問題がでるのだけど。
今は国単位でも健康保険制度があるから,病人が多いと,保険の費用が赤字になり困るから,国が国民に健康のことを気をつけるようにと呼びかけているのですが,そもそもなんで健康に気をつけない人をわざわざ助けてあげないといけないのだろう?…とも思ったりもします。アメリカみたいに医療費を使うと保険掛け金が増えたり,お金が無いと治療を受けられなかったりすると,…というかそうした方が自分で自分のことを守ろうとするのでしょうか?…。まぁ実際アメリカを観てもそうはなってないのかもしれませんが…。
要はどうして病院や国はここまで人を守らないといけないのか?とか患者側はどうしてこんなにえらそうなのか?…などとそんなことを思いました。
その後NHKでやっていたパンデミックの話を録画していたのを観たのですが,それについては…また別途書きます。
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諦める知恵

2008-01-19 08:43:26 | ココロ
某SNSの研究者になるために学校に行ってがんばっている人のコミュみたいなところで,うつ病になりそう…という相談が出ていた。病院に行って薬をもらえば良いとか,みんなで励ますとか,そういうのがほとんどだったのですが,わたしは,向いて無いかもしれないので,道を変える事を考えてみたらどうだろう?,と実は内心思ったりしてました。
がんばろうとしてる人に,止めたら?とか,あなた向いてないよ…というのは残酷な気もするので,その人に言うつもりは無いのだけど,職業で研究やっている身からすると,学校を出たからって,楽になるわけじゃなくて,この先,上司との関係も,研究自体もどんどん厳しくなるよ…と思う。今がつらいのであれば,考え方や感じ方を変える事が出来ないと,もっとつらい思いをすると思うし,もし薬とかで今が良くなっても,一生それを続けていけると思うのだろうか?とも思います。
人が出来てることを自分は出来ない…と認めるのはつらいとは思うけど,そういうことは多々あるのが社会で,それを認めて,そこで自分のやり方を見つけていくことが出来なかったら…,結構つらい社会生活になることも多い気もします。
昨日,病院には気軽に行けるのがいい…とはかきましたが,だからといって,病院に行って薬をもらってまで仕事を続ける必要があるのか?と思うこともあります。もちろん,それしか無い場合もあるのだけど,ストレスの病気は薬で乗り切るんじゃなくて,ストレスが何であるかを見つけてそれを避けることも大事でしょう。
仕事でがんばる方法とか,やる気を出す方法とかいうの…,最近はライフハックとか言うのか…,そういう本とか文章をよく見かけるのですが,いや,そもそも「自分には向いてない」と投げ出す選択も本来はあるようにも思います。もちろん,みんながそういう風になったら社会が回らないので,そうならないためにこういう言説が言われるのだろうけど,役割としてやってることを,自分が選んだのだからがんばらなくてはいけない…と思わされていないだろうか?という気はする。
身分制度がなくなると諦めるのが自分の責任にされてしまうって話もあるけど,前も書いたけど民主主義は結果をすべて自分の責任にされてしまうというつらいシステムだと思う。だから現代社会を生きていく知恵というのは,がんばる方法を見つけるとか,薬とかとうまく付き合うというよりは,自分に向いて無いと思った時に,上手に他の道を選択することなのかもしれない。うちの職場は研究組織だけど,歳をとって成果が出ないと共通企画的な仕事に移ったり,別の業種に移ったりというのをほとんどやって20年以上研究を続ける人の方が稀だ。本人たちは夢を諦めたというよりは,自然にそっちの方が向いてるということで移っていってるのだと思う。社会の選択も,ソフトランディングというかそういうのが自然に出来るといいのだろう…と思う。
すぐ諦めちゃうのは問題だけど,選択肢はたくさんあることを認めて,自分に向いているかどうか,どこで自分が一番のパフォーマンスを出せるのか?を問い続けることが大事なんじゃないかしら?。
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通院の障壁

2008-01-16 21:12:01 | 医療・福祉
今朝ラジオを聴いていたら,最近ニュースでは凶悪犯罪が起きたときに,犯人の通院歴(特に精神科や心療内科)について述べることに憤慨してるお便りを取り上げていました。「一方で何かあったらすぐ病院にというくせに,犯罪が起きると通院歴を取り上げる」というのがダブルスタンダード(というより病人差別という意味合いの方が強いか…)だ…とのこと。
確かにその通りで,こういうニュースの取り上げ方をしていると,病院にもおいそれとかかれない…と思う人はいるかも知れません。ラジオのパーソナリティは病院に通ってる人より普通の人の犯罪の方が多い(絶対数なのか割合なのかは不明)とか,人は犯罪が起きたとき「自分とは別の世界だ」と安心したいので,マイノリティな事を取り上げる…というようなことを言ってました。
いずれもごもっともだと思います。
病院に関しては,最近のマスコミの取り上げ方は支離滅裂で,医療ミスとかを囃立てるかと思ったら,医療の現場の大変さを取り上げたり,薬害の話を言ったり。そして心療系には調子が悪くなったらかかろう…と言うわりには,こういう話もあるわけです。
医療の現場が大変…なのは良くわかるんだけど,これじゃ,医療関係者になりたいという人は減るし,病院にかかることにリスクを感じる人も増えるばっかりで,要は医者にも患者にも不幸なことばっかりなんだけど…。
そういえば,昨日だったか,医療現場で患者から暴行を受ける医療関係者の話もあったなぁ…。
私事ですが,わたしのような病気でも調子がいい悪い…時に,病院にかかるべきか相当悩みます…。病院にかかるのっていうのは,普通のからだの病気でも物凄く高い障壁があるなぁ…と思います。もちろんわたしが病院にかかるのに躊躇するのは,差別を受けそうだからと思うからじゃないのですが…。でも病人を色眼鏡で観るとかいう感じが強まれば,ますます壁は高くなる…だろうなぁ,と思います。
やっぱりマスコミは医療に関しては明らかに害にしかなって無い気がします。
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アップグレードとインストール

2008-01-12 10:30:24 | 時事
表題はコンピュータの話ではなく社会システムの話。
変革が好きな人たち」を読んでいて,根底的に腐ってることが変革には必要で,そのためにはまず被害評価をするべきだ…という話は,まぁそうだろうなぁ…と思います。
たとえば最近日本の救急医療が問題になってますが,先進国の中で日本は2番目に適切なタイミングで処置されているという話などを読むと,もっと良くしたいと言う欲求を持つのはいいとしても,今のやり方が間違っていると安易にいって,今よりもうまく行かなくなる危険性も強く感じます。
変革が好きな人たちは今のシステムを根本から壊して,一からくみ上げていくと言いといいがちです。しかしそれはたいていの場合単純な構造のシステムだったりします。システムが巨大化して疲弊している…と批判,だから小さなシステムが良い…というのはよく言われますが,しかし世の中は実際は複雑で,単純なシステムでは軽くてよく回るかもしれませんが,適応されずにふるい落とされていく人たちもたくさん出るかもしれません。
現行のシステムというのは最初はシンプルでも,実情に合わせていろいろと細かい修正や追加をしていくうちに複雑になり,第三者からみたら,何のことだかわからない複雑なものになってます。ですから,それを一から作り直そうというのは,いいことのようにも思えますが,実際は「複雑なことが難しくてわからないんで,簡単に考えてみました」ってだけで,要は素人が「こうすれば簡単じゃない?」と言ってるだけなのかもしれません。
というわけで,これってコンピュータのソフトと一緒だよな…と思ったわけです。OSはアプリケーションをまっさらなハードにインストールしたばっかりの時は,軽快にさくさく動くものです。しかし,バグが見つかったりウィルス対策したり,ハードを追加したりとかしてそのたびに対応しパッチを当てたりマイナーバージョンアップとかをしてるとたいてい重たくなっていきます。
で,重たくなったので,じゃぁ全部消してインストールしたらいいか?ということなのかもしれません。一からインストールしたらまたさくさく動いて快適かもしれません。でも結局使っていると,細かいパッチがでて重たくなるし,新しいバージョンのOSが最初から安定して動くかどうかもわかりません。安定した頃にはまた重たいシステムになってるということもあります。
わたしはパソコンに限って言うとハードを一新したタイミングでは新しいOSを入れますが,ハードが変わらない時はたいていそのまま使ってます。ハードが変わって無いのにOSだけ入れ替えてもうまく動かない場合もあるからです。また新しいOSだと従来使えていたサービスが使えなくなる場合も結構あります。
でも,どうしてもこの機能が新しいバージョンじゃないとダメだとかの場合はアップするかもしれません。セキュリティに致命的な問題があったり,新しいサービスが魅力的だったりもしますけど,ベンダの一方的なサポート打ち切りだったりする場合もあります:-p。
…というわけで,今の日本の社会システムは一から新しいシステムをインストールほど追い込まれているのでしょうか?。そういう部分もあるかもしれませんが…,でも新しいシステムにしたら,きっと今まで使えていた部分が使えなくなったりするんだろうなぁ…とか思ったりもします。
その辺はよく考えたほうがいいでしょう。
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