「子どものメディアリテラシー教育がますます重要に」という記事。書いていることを以下に書くと,携帯とかもどんどんネットサービスが発展し,ユーザが子供の方にも広がっていく,そうなるとネットを使用する上での注意をきちんと小さい頃から教育したほうが良いということで,あるNPOが提案したら,そもそも子供に携帯を持たせてはいけないという声が大きく実際に教育を受けるのに人が集まらなかった。石川では小中学生に携帯を持たせないという条例が決まったらしいとのこと。
リンクの文の著者はこれは危険の先送りであり,むしろきちんと小さいときから教育すべきだと言ってます。私のその意見には思想面では大賛成です。子供を危険なものから遠ざけるのではなく,小さい頃からきちんと危険性を教育すべきだと思います。
とはいえ,一方でこうも思います。具体的にどう教育すればいいのか?と。
ネットは大人にとっても危険が一杯。犯罪に引っかかることもありますし,そうじゃなくても,ゲームやネットサービスにはまって,時間を多く費やして仕事や勉強が手につかなくなることもあります。また噂話やいじめなどの手段としても使われるようです。犯罪に引っかからないようにというのは教育でなんとかなるかもしれません。でも,ネットにはまって無駄に時間を消費する…というのは,子供どころ大人でもそうなっている人がそれなりにいます。ネットに不慣れなお年寄りや主婦に限らず,ネットを仕事に使っている社会人ですら,休日ネットにはまるだけならいいにしても,会社でも休み時間や…,もしかしたら仕事中にアクセスしたりとか,そういうこともあるかもしれません。
またいじめについても,大人でも噂や村八分みたいなことはあるでしょう。これはネットの問題というよりは社会性の問題の様にも思います。
理性のある大人でもうまく制御できないようなことを,子供に教育すればわからせることができる…っていうのは少し甘い考えじゃないか?という気がします。具体的にこういうことを教えれば大丈夫という何か具体的な方法は確立されてるのでしょうか?。
…。余談がてらに私の昔話を。
わたしがネットをはじめたのはまだインターネットという言葉が無い頃で,最初はnetnewsとMLが主なコミュニティーサービスでした。自身,結構はまって一日何時間かをこれに費やしていた気がします。ただ,一方で当時は一般人はネットを使っておらず,使うのが大学の研究者か企業の技術者だったので,雑談をしているようで,結構技術の情報交換も出来ていました。
その後インターネットとしてネットワークは拡大し,ホームページを作るのが流行り始め,また掲示板という場も増え始めます。実はわたしはあまり掲示板にははまらず,netnewsはもう廃れてましたが,MLはそれなりに活発でわたしはMLは相変わらず続けてました。その後ネットゲームが出てきましたが,これもわたしはやらず,MLもだいぶ廃れて,自分のコミュニティーの場が無いなぁと思った頃SNSが出てきてmixiにはまりました。mixiはたぶん1年くらいは毎日足跡をチェックして,マイミクの日記にまめにコメントを書き込む様なことをやってましたが,ある日突然,憑き物が落ちたようにどうでも良くなりました。同じ頃blogを読むというのも盛んにやってました。これは,若干まだ続いてます。その後twitterが出てきて,今に至ってますが,twitterにはあまりはまってません。
ネットにはまっているとき,常に「これは無駄に時間と情熱を消費してるな」 という罪悪感がありました。気分転換にやってるくらいならいいのですが,明らかに他の事に支障が出るほど疲れたり時間を割かれる使い方をしていたこともあります。「この情熱を何に使えばもっと有意義に過ごせるだろうか?」という自問自答を常にやっていました。
…というほど大人にも怖いネットの呪縛ですが,さて子供にはどう教えればいいのか?というのは子を持つ親としては結構リアルな悩みだったりします。教育方針が確立されていれば,教育を受けさせるのは正論ですが,それが無い場合,それが確立されるまで子供から遠ざけたいという親の心理も分かります。
というわけで,悩ましいわけです。これは親としてもそうですが,ネットワークの上でのコミュニケーションを考える立場からしても,なんとかしないとな…と思います。
リンクの文の著者はこれは危険の先送りであり,むしろきちんと小さいときから教育すべきだと言ってます。私のその意見には思想面では大賛成です。子供を危険なものから遠ざけるのではなく,小さい頃からきちんと危険性を教育すべきだと思います。
とはいえ,一方でこうも思います。具体的にどう教育すればいいのか?と。
ネットは大人にとっても危険が一杯。犯罪に引っかかることもありますし,そうじゃなくても,ゲームやネットサービスにはまって,時間を多く費やして仕事や勉強が手につかなくなることもあります。また噂話やいじめなどの手段としても使われるようです。犯罪に引っかからないようにというのは教育でなんとかなるかもしれません。でも,ネットにはまって無駄に時間を消費する…というのは,子供どころ大人でもそうなっている人がそれなりにいます。ネットに不慣れなお年寄りや主婦に限らず,ネットを仕事に使っている社会人ですら,休日ネットにはまるだけならいいにしても,会社でも休み時間や…,もしかしたら仕事中にアクセスしたりとか,そういうこともあるかもしれません。
またいじめについても,大人でも噂や村八分みたいなことはあるでしょう。これはネットの問題というよりは社会性の問題の様にも思います。
理性のある大人でもうまく制御できないようなことを,子供に教育すればわからせることができる…っていうのは少し甘い考えじゃないか?という気がします。具体的にこういうことを教えれば大丈夫という何か具体的な方法は確立されてるのでしょうか?。
…。余談がてらに私の昔話を。
わたしがネットをはじめたのはまだインターネットという言葉が無い頃で,最初はnetnewsとMLが主なコミュニティーサービスでした。自身,結構はまって一日何時間かをこれに費やしていた気がします。ただ,一方で当時は一般人はネットを使っておらず,使うのが大学の研究者か企業の技術者だったので,雑談をしているようで,結構技術の情報交換も出来ていました。
その後インターネットとしてネットワークは拡大し,ホームページを作るのが流行り始め,また掲示板という場も増え始めます。実はわたしはあまり掲示板にははまらず,netnewsはもう廃れてましたが,MLはそれなりに活発でわたしはMLは相変わらず続けてました。その後ネットゲームが出てきましたが,これもわたしはやらず,MLもだいぶ廃れて,自分のコミュニティーの場が無いなぁと思った頃SNSが出てきてmixiにはまりました。mixiはたぶん1年くらいは毎日足跡をチェックして,マイミクの日記にまめにコメントを書き込む様なことをやってましたが,ある日突然,憑き物が落ちたようにどうでも良くなりました。同じ頃blogを読むというのも盛んにやってました。これは,若干まだ続いてます。その後twitterが出てきて,今に至ってますが,twitterにはあまりはまってません。
ネットにはまっているとき,常に「これは無駄に時間と情熱を消費してるな」 という罪悪感がありました。気分転換にやってるくらいならいいのですが,明らかに他の事に支障が出るほど疲れたり時間を割かれる使い方をしていたこともあります。「この情熱を何に使えばもっと有意義に過ごせるだろうか?」という自問自答を常にやっていました。
…というほど大人にも怖いネットの呪縛ですが,さて子供にはどう教えればいいのか?というのは子を持つ親としては結構リアルな悩みだったりします。教育方針が確立されていれば,教育を受けさせるのは正論ですが,それが無い場合,それが確立されるまで子供から遠ざけたいという親の心理も分かります。
というわけで,悩ましいわけです。これは親としてもそうですが,ネットワークの上でのコミュニケーションを考える立場からしても,なんとかしないとな…と思います。