たろの日記ページ,gooブログ版

http://taro-r.sakura.ne.jp の分家です。一部内容が重複してます。

Bose Sound Link mini IIの再起動

2019-02-21 17:57:33 | 音響
備忘録
Bose Sound Link mini IIが充電できなくなっていた。USBにACアダプタを刺そうが,クレドールに載せようが充電しない様子。一瞬電源ランプが光るがすぐに消える。
ネットで調べたら,再起動したら治ったということでやってみた。真ん中のマルチファンクションボタンを10秒程度押しっぱなしすると,上部のLEDランプが全部点滅する。それで良いらしい。
その後ACアダプタを刺したら無事,電源ランプが点滅し充電を始めた様子。

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声から音楽を自動生成するということ

2010-04-01 18:16:04 | 音響
WiredVisionに載っていたどんな歌でもフル伴奏を付けるiPhoneアプリを観て,ほぉー,と感心しました。

この手の声とかそういう生音をコンピュータに取り込んで,単にエフェクトというのではなく音楽的に処理をする技術はわたしが興味を持って30年くらい…意外にもずっと進歩してるように思います。多くの技術はどこかで行き詰まったりするもんですが,この手の技術は技術時代の進歩と,あとアプリとしての応用の双方がうまく作用して,新しいものが生まれているのでしょう。

生音を音楽的に処理をするという場合,まず大事なのは生音のピッチ(音程)を抽出することです。エフェクタみたいにどんな音でも同じように処理をする場合はピッチの抽出は不要ですが,音楽として処理をするにはピッチを抽出しないと,その後の複雑な処理は出来ません。生音からピッチを抽出するってことを最初にやったアプリケーションはたぶんギターシンセです。わたしがギターを始めた頃1980年ちょっと前頃がたぶんギターシンセの創成期でしょう。当時からがローランドが頑張っていました。生音からピッチを抽出するにはとにかく単音として処理をするのが一番近道なので,弦それぞれにピックアップをつけて,あと音域を絞るとかそういうことをやってピッチを抽出していたのだと思います。その後1990年頃になると,ボーカルからピッチを抽出して処理をするものも産まれてきました(DigiTech のVocalistとか)。よく考えると音声符号化とかもピッチ抽出とかやってるので,出来ないはずは無かったんですよね。

で,同じ時期からコンピュータが著しく発達し,それまで時間がかかっていたピッチ抽出処理も徐々に速くなってきた気がします。そうなると処理に余裕が出来るようになり,いろんな場合わけをして複雑な処理が出来るようになりました。そうして,今度は単音だけじゃなくて和音のピッチ抽出,雑音とか複数の楽器が被ってる音からのピッチ抽出とかいろんなことにトライする研究者が増えてきたのをおぼえています。

実はその手の技術がどの程度まで発達したかは,わたしはあまり知らないのですが,ピアノの和音ぐらいはピッチ抽出処理ができるようになったように思います。

さてそういう風にピッチ抽出の精度が上がると,つまりは生音を譜面化出来るようになるのですが,同じようにその頃からそういう音楽情報から和音をつけたり,たぶんリズムを抽出して伴奏をしたりするような処理がされるようになってきました。その前にコードを入れたら伴奏をするとかいうソフトもでてきてました。この辺はルールを記述してより複雑に音楽を生成するという処理が高度化していったのだと思います。メモリ量や処理速度の増大により可能になったのでしょう。

さて今回の伴奏ソフト,聴いた感じで思ったのは,歌った声のピッチを抽出して,ハモる音をつけていること,声からリズムを取り出し,同じようなテンポで伴奏をつけていること。声のピッチから譜面情報を取り出せれば,ある程度キーの情報をつけられるので,たぶんそれを元に和音を適当につけ,定型のパターンを弾かせていることあたりがたぶん技術的な全貌なのではないか?と想像します。

この辺はここの技術よりも,その巧みな組み合わせと,あと定型のパターンとしてどういうのを入れておくか?というのが,実は結構それらしくみせるのに重要なので,その辺のセンスが結構すばらしいなと思いました。

わたし自身はこういう研究を自分でやろうとは思わないのですが,面白研究だとは思います。なかなかいいものを観たなと思いました。この分野,まだまだやれること,ありそうですね。
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オーディオのIT化の形

2010-01-19 21:44:04 | 音響
CESの話題でオーディオ関連のを見ていて,結構盛んだなぁと思いました。ここ数年オーディオが元気だなぁと感じていて,それは主にiPodのおかげだよなぁとは思ってます。

最初はiPod用のスピーカとかヘッドホンがたくさん発売されました。わたしは最初は元々圧縮オーディオであるiPodにそんなに高級なスピーカをつけても…と思っていた(というか今でも思ってる)んですが,このブームは結局のところiPodだけではなく,オーディオ自体の関心を高めたのか,普通のオーディオも様々なスピーカが出てきた気がします。

あとその純粋オーディオとは別の方向で,やっぱりiPodを基点として,PCとの連携や,外部センサ,そしてbluetooth等の製品の充実が現在起きてます。これは直接オーディオの品質というよりは,別の機能。また利便性を上げるものだったりします。ただ,よくよく考えるとオーディオのIT化というのは,本来こういうものかもしれません。技術の高度化が音質に出るという時代はやっぱりオーディオは終わっていて,でも一方でオーディオ業界は音質追求以外に何をやっていいかわからなくて,SACDとか出したりしましたが,ユーザの起爆剤になるのは音質ではなくIT化による多様性や利便性の向上だったのでしょう。

そしてその利便性向上が,単にそれで終わるかというと,結果的にオーディオマーケットの充実から高音質オーディオにも注目が集まったということの様に思います。まぁ実態として昔のオーディオより音が良くなってるわけでも無いんですけどね。

実はわたし10年ほど前に「オーディオは果たして復活するのか?」という文を書いてます。そして,ずっと状況を見ていましたが,まだオーディオの復活は完全には始まってないと思ってました。でも,ふと今回,これが今のオーディオ復活なんだろうなと思いました。昔のオーディオブームとは明らかに違うんですが,家電売り場に大量のヘッドホンがならぶ今はやっぱりブームなんでしょう。

なんかそう思うと,感慨深いものを感じます。
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CD?

2008-11-25 22:29:07 | 音響
ソニー(SME)がblu-specCDとかいうのを出したらしいです。従来のCDプレーヤでかけても音が変わるとのこと。先日SHM-CDというのも同じような説明ででていて,こちらもちょっと話題にはなってました。
どちらもCDドライブでリッピングすると従来のCDと落とせるデータは同じとのこと。落とせるデータが同じなのに音が変わるというのも解せないので,CDドライブでは同じでもCDプレーヤでは同じじゃないということか,もしくはデータ以外のところに影響がでるようなような過度な負担がかかってるとか?。
なんか眉唾ぽいのですが,音に差が出るという人もいるので,それを信じると,つまりはCDプレーヤは通常のCDかこのCDかの,少なくともどちらかがまともに再生できてないことになります。もちろん,このCDの方がまともでない可能性もあります:-p。なんか昔のCCCDみたいな雰囲気も感じるのですがいかがでしょうか。
しかし,CDの通りに再生できてないというのはつまり音をいじってるってことになるので,ある意味エフェクタとかイコライザみたいなものといえばそうなのかもしれません。どっちのCDが原音という議論も少しむなしいものがあります。CDなんていうのはどれが原音か?わかりませんから,積極的に音をいじるっていうのもあるけど,だったらCDの物理的なものよりは電気的に音をいじったほうが自由がきいていいのにとかと思うのはわたしだけでしょうか?。
…とはいえ,こういうCDは建前はCDより音が忠実みたいな書き方をしてますけど,これって....正しいのかなぁ,技術的な興味でそれだけはしりたいです。
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データ変化でも差分は差分

2008-09-10 09:58:47 | 音響
どこかでちらりと聞いた話題だと思った気がするけど,あまり興味がなかったSHM-CDが話題になっていました。自分の中ではいい音ということに関して,メディアの問題ではないと思っているので,あまりこういうのは興味が無いのですが,でも「音が違って聞こえる」というのは,「どういう仕組みだろう?」という技術的な興味はありました。
書き込まれたデータが同じなのに音が変わるというと,もうCDはエラー訂正くらいしか原因が考えられないのですが,今のCDってそんなに品質悪いかね?とか,CDプレーヤが高度だったら音質に差は出ないのでは?とかそんなことは考えてました。で,今日見つけたのがそれを検証したレポートで,「SHM-CDは本当に『高音質』か?」というもの。いやぁ,これ読んで驚いたというか眼からうろこでした。

これを信じるのであれば,SHM-CDの方がエラーが多く,それで音が変わると。でエラーが多かろうが従来のCDと音が変われば,それがいい音と思うかどうかは聴く人次第ってことになります。
たしかにいい音には正解がありません。だから音の情報量を落としたり,でてきた音にエフェクタをかけて音を変えても,それがいい音と感じることはありえます。まさかCDのメディアによりある種のエフェクタをかけるとは思いもよりませんでした。
まぁSHM-CDの公式ページにはそんなことは一言も書いてなくて,あくまでもマスタリングの音に近いと書かれてますが。ただ微妙にフワリとした表現なのは,気になるところです。
わたしがあまり興味を持たなかったのは,もともといい音とか原音忠実とかいっても,音をマイクでとって記録してスピーカで出す以上原音とは絶対に違うわけで,いったい何に忠実なのがいい音なのかちっともわからないからです。レコードを作った人の意図に近い音がいい音だと思いますが,それだって,どういうスピーカでどういう部屋で聴くのが適切なのかもわかりません。かってオーディオにDSPが入ったものがありましたが,あれはどうなのよ?思ったこともあります。最近は自分で積極的に音を作って聴くのもありかな?とか少し思ったりもしてますが,そういう中でCDの音を劣化させることで差を際立たせるというのがありなのか,ありだとすればすごいなと思いました。
というわけで,前々興味を持たなかったSHM-CDで,この程度で持ってるCDを買いなおすつもりも無かったのですが,ちょっとしゃれでECMのSHM-CDでも買ってみるか?とか思ったりしてます:-p。
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バイクの騒音

2008-08-18 22:22:41 | 音響
バイク騒音はなぜなくならない」というのを読んでいて,ふーん,とそれくらいの感想だったのだけど,そういえば,わたしは昔はバイク乗りだったなぁということを思い出し,ちょっと突っ込んでみるかと…。
「なぜなくならない」とか書くと,以前より増えているとか,減ってないとかいう風に読めますが,バイク人口は少なくともわたしが学生だった20数年前からずいぶん減ってるはずです。バイクメーカが嘆いているのをずいぶん聞いてますから。あと珍走団の類もずいぶん見なくなったけど,まぁこれは地方によってはまだたまに見ます。
それと,今はバイクを改造してうるさい人いますけど,以前は明らかに整備不良っていうただのおじさんも騒音だしていたりして,わたしの経験かすると長い眼では騒音は減ってるだろうな…と。
ただし,今騒音を出している人たちは,結局自覚的に音を大きくしているような部分があるので悪質。あと車とかの騒音が小さくなってる分めだつというのはあると思います。自覚的に出しているってことは,メーカががんばって音を小さくしても,ユーザが大きくするので,メーカやショップに期待するのは筋違いだと思います。
それから,リンク先でバイク屋やメーカがうるさいマフラーを売っているという話が書いてますが,レース用のマフラーもあるし,売るなというのも。そういえば,ちょっと前にマフラーを溶接して交換できないようにしたらという話を読みましたが,市販車でもレース場に行き,その場で部品を替えて走り,帰りに元に戻すとかいう人もいるので,溶接はちょっと気の毒と思います。
わたしはバイクを何台か乗り換えて,最後までマフラーは替えませんでしたが,替えようかと悩んだこともありました。やっぱりパーツの方が軽いんですよね。メーカ純正は耐久性とかを考えてかなり重たく作ってます。あとコストとかからアルミとか使いにくいとか。
以前公道を使ったレースに出ていた時期がありますが,車検で騒音を測るのがあって,純正にしても,パーツでも騒音基準を越えるマフラーはほとんどなかったんですけどね。売ってるマフラーが基準を超えてるという書き方は少し行き過ぎかと思います。
で,じゃぁわたしはどうしたらいいか?というと,やっぱりうるさい音をだして走っている人を取り締まるべきでしょう。騒音基準があるので,取り締まろうと思えば取りしまれます。整備不良として止めることが出来るはずです。警察だと出来ないというコメント欄の記入がありますが,本当なんですかね?。わたしが乗っていたころは結構脅かされてましたが。
わたしの思い込みでいうと,今バイクでうるさいのはスクーターにスーパートラップとかをつけている人。このマフラーも音を小さく出来るんですが,スクーターにつけている人はたいていうるさく設定しているように思います。っていうかスクーターは性能で乗るバイクじゃないし,街中しか走らないのにこんなマフラーつける必要ないでしょ?その辺確信的だよなぁとは思います。
結論…うるさい人を捕まえればいいです。ショップとメーカをせめても仕方ない。
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BOSEスピーカの特徴

2008-05-15 22:37:12 | 音響
ネットを観ていたらボーズ博士が米国の「発明家殿堂」入りをしたという文を見つけました。ボーズ博士とはいうまでもなく,スピーカメーカであるBOSEの創始者です。ボーズは今ではオーディオが好きな人なら誰でも知っているメーカで,オーディオマニアから普通の人まで非常に信頼があります。実はちょっと癖があるので,マニアの中には嫌いな人もいるのですが,それは裏を返せば,それだけ存在感があるメーカということです。BOSEのスピーカはボーズ博士の独自の音響理論で設計されたとされていますが,その独自の理論とはなんなのでしょう。…と論文が出てるのかもしれませんが,読んだこと無いので,ちょっとわたしなりに感じるBOSEのスピーカについて語ってみたいと思います。
BOSEというと今でこそ,ヘッドホンやオーディオシステムもだしてますが,もともとはスピーカのメーカで,そのスピーカのヒットで有名になってます。なので着実に名前を上げていった初期のスピーカについて書きます。誤解の無いようにあらかじめ書きますが,今から書くことはわたしの思い込みで,BOSEや博士が語ったポイントではありません。
BOSEのスピーカはホームページの沿革に書かれているように,最初からマルチドライバのスピーカから始まってます。わたしがBOSEのスピーカを知ったのは70年代後半…つまり日本に入ってきてまもなくだと思いますが,当時売られていたスピーカは901,801(802?),そして30?,20?,40?,くらいでした。後に大ヒットとなる101はまだ売られていませんでしたが,当時から非常にユニークなスピーカでした。
ボーズの型番の最初の先頭の数字はスピーカの数で,最初にでた901は9個のスピーカがついてます。ユニークなのは901は9個スピーカがついてますが,受聴者の方を向いているのは一つで,残りは全部裏面についてます。そして全部が同じサイズのフルレンジです。当時の…というか今でもそうですが,高級スピーカは大抵はスピーカの数が増えると,異なるサイズで増えます。JBLとかがそうですが,大抵は大型のウーファ,小型のツーイータがあり,さらにミッドレンジとかがあります。当時の高級オーディオというと大型のウーファを持ち低音を出せることを売りにするのが通常でした。しかしBOSEは11cmのフルレンジだけを9個しかも8個は背面です。
8個のスピーカが背面に並んでいるということは,スピーカから発せされるほとんどの音は,直接受聴者に届かず壁などに反射して届くことになります。このような場合,音の響きは豊かになりますが,音像はぼやけます。ドライな音を鳴らす場合にはいいでしょうが,レコーディングで調整した音を鳴らすのに適してるかはわかりません。ですが,他のスピーカとは異なる独自の音にはなります。
そして901はわりと当初からイコライザをセットで売っていたように思います。これは11cmのフルレンジでは十分にフラットな特性を作れなかったのかもしれませんが,当時スピーカに専用のイコライザをつけるという考えは珍しかったように思います。通常はスピーカのみでフラットな特性を作ることを目指しますが,BOSEにはあまりそういう姿勢が観られませんでした。
ついでに書くと私は101を一時期所有してましたが,101にも11cmのフルレンジが載っています。40Xや802などもほとんど同じサイズのスピーカでもしかしたらBOSEは全部同じドライバを使っているのか?と思ったものです(真相は知りません)。で,101のスピーカを見て驚いたのは150Wの耐入力を持っていたことです。
というわけで,少なくとも初期のBOSEのスピーカの特徴は,11cmの高耐性フルレンジのみを使用する,反射音を積極的に利用する,イコライジングも使用する,ということです。このあとボーズはサブウーファを持った50Xやキャノンウーファ等を出していきますが,これらもそれまでにあったスピーカとはかなり経路の違ったものです。
さて,ボーズ博士が目指していた理論とはなんだったのでしょう?。わたしが思うに,BOSEのスピーカは特徴が音になって現われる,つまり聴いてその技術的ポイントがわかる…という点に重点がおかれている気がします。これはスピーカとして当たり前の様に思うかもしれませんが,そうではありません。それまでの高級なオーディオは「原音に忠実」であることを売りにしてました。原音に忠実ということは,スピーカに色が無いことです。つまり究極的にはどのスピーカを使っているかわからないことです。でもボーズのスピーカはおそらくわかります。
もっともボーズ博士自信は,BOSEのスピーカは忠実だというかもしれません。でもおそらくBOSEのスピーカが再現している音は,原音に忠実な音ではなくボーズ博士の心でなっている音だと私は思います。そしてその音がスペック的にも,見た目的にも,そして出てくる音も非常に斬新であり(そしてMITの教授が考えたというお墨付きもあって)オーディオファンに受け入れられたように思います。

以上わたしの勝手な思い込みですが,BOSEのスピーカについて書きました。ここでわたしがボーズに学ぶことは,オーディオは原音に忠実な音を出すことを目指すのではなく,わたしが聴きたい音を,聴いてワクワクする音を出すことだと思うということです。間違ってるかもしれませんが,わたしはそう思います。
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メモリカードか内臓メモリか

2008-05-11 11:53:33 | 音響
とある思惑があり,ビデオレコーダのカタログというかWebをみてました。あとAppleのタイムカプセルとか,他のメーカのネットワークドライブを調べてたりしました。
わたしは最近はすっかりiPodユーザで,自宅で音楽を聴くときもMacのiTuneで聴くことも多く,聞き流す時は正直あまりいい音で聴いてなくて,もうすこし何とかならんかなぁ…と思いつつ,やはり便利なのは強いな…とか思ったりもしてます。PCMとかで保管すればだいぶましになるのだけど,ちょっと容量がな…とか思ったりも。
一方自宅ではHDビデオレコーダでTVを観たり,DVDに保管したりもしてます。時々移動中にPCでTV録画したものを見たいなぁと思うこともあり,なんとか自宅で録画した番組を簡単にもちだせ無いものか?。メモリカードとかにHDの番組をコピーできたりするといいのですが,ビデオレコーダのメモリカード対応は録画するというよりは,ハンディビデオで録画したものをHDに移すという目的でついているみたいでHDの番組を持ち出すためじゃないのだな…とか思いました。
以前も書きましたが,私は7,8年前にメモリ音楽プレーヤの開発に関係していたことがあって,その頃は,メモリカードも数十MBしかなかったり,高価だし,アルバム一枚が入らなかったりして,CDを圧縮してもこまめに曲単位でコピーして,再生時にも何枚か持ってるメモリカードを差し替えて…という感じだったのですが,いまだとiPodは数十GBあって,曲単位というより,もってるアルバム全部がまとめて入る人もいるくらいです。またUSBという規格の浸透で,メモリのフォーマットは気にせず,そのままパソコンや機器に挿して使うという形態の方が便利なのかなぁ…という感じ。正直音楽のほうは,メモリカードとかディスクの規格なんてどうでもいいんじゃないか?という気すらします。でも,まだまだメモリカードに音楽をダビングして聴きましょう…っていう機器もあるんですよね…。
で,ビデオのほうはまだまだ容量が必要ってことで,ディスクに録画…って感じみたいですが,容量だけみるとメモリカードと光学ディスクってあまりもう差が無い。値段はぜんぜん違うのですが,そのうち差も減っていくかも知れません。それ以前に,今の様に屋外に録画した番組を持ち出してみるということに便利に出来てないのであれば,HDDに番組を保管しておけばいいので,光学ディスクっているのかしら?って思ったりもします。また屋外に持っていくのであれば,メモリカードの方がやっぱり便利で,メモリがディスク並みに安くなることは無いとしても,10枚程度持ち歩くには困らない値段になれば,まぁそれでいいよなぁ…と思ったりもします。
さらにかくと外に番組を持ち出したい場合,別に高画質である必要ないので,画質を落としてでも簡単にコピー出来るように出来ないのかしらね?とか思います。
というわけで,メモリとかディスクとかいろいろフォーマットが乱立していて良くわからないし,10年前と今の状況の差を見るに,また何年か経つと様相も変わるんだろうな…と思うのですが,こういうメディアの寿命が短くなればなるほど,枯れているCDのフォーマットは根強く残り,またPCにコピーできるようなフォーマットやIFこそ残るというなんか皮肉な状況ではあるなぁ…という気もしてます。やっぱり大容量ネットワークディスク欲しいなぁ…。
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感受性が高い人を排除する?

2008-03-02 20:26:09 | 音響
若者にしか聴こえない不快な音を流すモスキートが議論になっているらしい。というか,これ本当に使われているんだ。5000台ですか。当たり前じゃん,今頃問題にするなよ…という感じです。イギリスの話ですが…。
これが出たときも書いたと思いますが,再度書きます。
体に良いとか悪いとかいう話ではなく,高域の音が聞こえるすべての人にうるさい思いをさせる…ということが問題だと思うのですが,どうしてこんなものを使おうかと思うのでしょう。わたしが気に入らない点はいくつもあるのですが,音を兵器にしてるって点も嫌だし,音とか光りとか多くの自然の刺激を感じるということはいいことだと思うのに,それがネガティブに使われるのが嫌です。なんか聴こえない人が聴こえる人を排除してるように見えます。世の中は鈍感じゃないと暮らしにくい…と言われているようでいやです。
あと,25歳以下といいますが,実際は年齢は人それぞれ。それに赤ん坊や子供にも聴こえるはずですが,幼児虐待では無いか?という気がするのに,そういうのにとりわけうるさい西洋で,こういうことをすること自体理解できません。
だいたい自分が感じないものを人に与えて不快にさせるというのは,どれくらい不快なのかが絶対に理解できないわけで,そういうものを人に与えられるってこと自体,思想的に問題があるように思います。
というわけで,今日はネガティブ全快で失礼しました。でも,やっぱりこのシステムはいろんな部分で,許しがたいんですよね。日本に提案されないことを願うばかりです。
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AVフェスタ

2008-02-27 13:43:39 | 音響
先週末AVフェスタに行ってきました。以前オーディオフェアとか言っていたあれです。今まで何回か行ったことありますが,なんか久しぶりです。とりあえず,インプレスの紹介記事とかPhile-webの紹介記事とか,あとは両サイトのこの期間の記事を読んでいただくとわかりますが,今回は今までと違い展示場ホールではなく,会議場で行われました。大きいホールで各ブースがでかい音を鳴らして…というのではなく,小さい部屋に分かれてじっくりと音を聴ける…という意味では,とても良かったと思うのですが,大きなメーカのブースが少ししかなかったり,以前あったカーオーディオの展示がなかったりと,全体の規模はかなり縮小されているし,来訪者も日曜の割には妙に少なかったのは…,大丈夫かな?と思うようなところもありました。
最近は高級オーディオやiPod用の周辺機器とか,オーディオが結構元気か?とも思っていたのですが,そうでもないのかしら?と思って,実は結構ニッチなところで盛り上がっているのだなぁ…と感じました。家電としてのAVはCEATECとかの方に移っているというのもあるそうです。
最近の高級オーディオのブームで各社また高額なスピーカとかを出してきたりもするのですが,そういうのを作れるのは昔の技術者なのか?結構お年寄りの展示員がいて,あとは若い人になって…とつまり層が分断されてるのも…,なんか複雑な思いです。ちゃんと技術は継承されていくのでしょうか?。
でも会が妙にニッチになったせいもあってか,もしくは年寄りの技術者が多いせいか,妙に手作り感があるし,昔のオーディオマニア的な良くわからないアイディア製品みたいなものをポツンとだしている小さな会社とかもあって,それはそれで面白いです。でもお年寄りの技術者が考えるそういうアイディア製品と,若い技術者が考える新しいアイディア製品には妙なギャップがあって…,アイディアの源泉が違うのだなぁ…とかいうところもいろいろ考えさせられました。
手作り感のある高級オーディオとかになると,もう答えとかを求めるのではなく,単なる趣味で一人ひとり手作りで作ればいいんじゃないか?…という気もするのですが,そうなると東京の場合結構秋葉原とかのオーディオショップで見ると事足りたりするんだよなぁ…とか考えると,やっぱりちょっと会としては微妙だなぁ…と感じました。メモリープレーヤとかミニコンとかそういう若者向けの製品も,そういえば一切なかったし…。来年とかどうするんだろう?とか思っていまいました。
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