偶然にも昨日に引き続きソニーネタ…。
ソニーがDAT製品の販売を来月上旬に終了するらしい…。あと半月しかないのですが…。職場で「みんなぁー大変だぞー」ってアナウンスしたら,あまり反応無し(^^;)…。いいんすか?…。わたしとか結構過去のデモテープDATで持ってたりするんですが…。まぁでも今持ってるレコーダ壊れてないからいいか(^^;)…。
考えてみたらずいぶん早い引きあげです。無くなったメディアって昨日挙げたβやNT(って知ってる人殆んどいないとおもうけど)以外にもLカセットとか8トラとかずいぶんあるんですが,一方で普通のカセットテープがいまだに録音機ともども売っていることを考えるとずいぶん息が長いな…とか,まぁそれだけ普及してるし…とか思ったりもしますが…。DATは多分βに比べると普及してないと言えばしてないか…。うーん。
以下DATに関する思い出を…。
DATが出てきたのはわたしが大学生の頃。ちなみに当初わたしは「ディ・エイ・ティー」と読んでましたが,松下の偉いエンジニアの人が「ダット」と読んでいるのを聞いて以来「ダット」と呼ぶようになりました(^^;)…。当時はまだカセットがメタルとかで音質競争をしていて,CDが出たばっかりMDは見る陰もない…時代ということで,当然DATは次世代の高音質カセットテープと思われたのでした:-)。
が…,CDからディジタルダビングができる…ということから,おそらく業界の中でギクシャク…(この体質は今でも変わってなくて,いい加減何とかしろよ…と言いたいところですが…)したためにあまり扱うメーカが増えず,また機構が複雑なせいかあまり低価格化もせず,一般のユーザには広がりませんでした。が,その後MDが出てきたにも係わらずいわゆる非圧縮のPCM録音ができるメディアは(昔はVHSに録音するとかありましたが)DATのみになりそれゆえに業務用や研究用にはずっと使われていたわけです。
ですが,MDはともかくその後のMP3プレーヤやPCサウンドカードでの録音…とかが広まってくるとますますDATの需要は落ち込んでいるのか,そろそろ無くなるだろう…っていううわさ…というか話は数年前に出てきてました。……またまた余談ですが,最近の若いリスナーは音楽を録音するって感覚持ってますか?…。どうもコピーするっていう感覚になってる気がしますが…。
わたしの業務の話になると圧縮された音源など研究には使えないので,DATは依然使用してましたが,確かにPCに非圧縮で録音できる様になってきたこと,それと作った音をCDに直接焼いて持ち歩けることなどからDATの利用状況は徐々に減っていきました。正直いうといま仕事ではフォステクスのFR-2を使っていてDATの必要性はあまり感じないものの…FR-2がDATウォークマンほどの使い勝手がいいかというと多少の不満もあります。まぁ今後メモリーレコーダにこの手のものは移って行くのはわかってますが,まだまだ製品自体が枯れておらず,そういう意味ではもう二,三世代メモリーレコーダが変わるまで待って欲しかったです。ソニー以外のDATレコーダは残るのかも知れませんが,テープの供給とか規格の牽引役とかがいなくなれば廃れるのは目に見えてますし…。
ちなみにソニーさんは先日PCM-D1を発表。DATじゃなくてこっちを買ってくれ…と言いたいのでしょうが,こういう生録に特化したモデルじゃないのが欲しいので,まだ種類が増えるの待ちます。
でもメモリーレコーダを見てると既にメディアの規格とか関係ない…要はPCにコピーできればいいわけでFATフォーマットのメディアかもしくはPCに繋げられるってことだけが重要な感じがします。つまりメディア規格競争は少なくともオーディオにとってはここで終結…,あとはファイルフォーマット,圧縮方式等の戦争になったのだなぁ…と思うと,今はちょっとした歴史の転換点って事なんだと…思いました。
ソニーがDAT製品の販売を来月上旬に終了するらしい…。あと半月しかないのですが…。職場で「みんなぁー大変だぞー」ってアナウンスしたら,あまり反応無し(^^;)…。いいんすか?…。わたしとか結構過去のデモテープDATで持ってたりするんですが…。まぁでも今持ってるレコーダ壊れてないからいいか(^^;)…。
考えてみたらずいぶん早い引きあげです。無くなったメディアって昨日挙げたβやNT(って知ってる人殆んどいないとおもうけど)以外にもLカセットとか8トラとかずいぶんあるんですが,一方で普通のカセットテープがいまだに録音機ともども売っていることを考えるとずいぶん息が長いな…とか,まぁそれだけ普及してるし…とか思ったりもしますが…。DATは多分βに比べると普及してないと言えばしてないか…。うーん。
以下DATに関する思い出を…。
DATが出てきたのはわたしが大学生の頃。ちなみに当初わたしは「ディ・エイ・ティー」と読んでましたが,松下の偉いエンジニアの人が「ダット」と読んでいるのを聞いて以来「ダット」と呼ぶようになりました(^^;)…。当時はまだカセットがメタルとかで音質競争をしていて,CDが出たばっかりMDは見る陰もない…時代ということで,当然DATは次世代の高音質カセットテープと思われたのでした:-)。
が…,CDからディジタルダビングができる…ということから,おそらく業界の中でギクシャク…(この体質は今でも変わってなくて,いい加減何とかしろよ…と言いたいところですが…)したためにあまり扱うメーカが増えず,また機構が複雑なせいかあまり低価格化もせず,一般のユーザには広がりませんでした。が,その後MDが出てきたにも係わらずいわゆる非圧縮のPCM録音ができるメディアは(昔はVHSに録音するとかありましたが)DATのみになりそれゆえに業務用や研究用にはずっと使われていたわけです。
ですが,MDはともかくその後のMP3プレーヤやPCサウンドカードでの録音…とかが広まってくるとますますDATの需要は落ち込んでいるのか,そろそろ無くなるだろう…っていううわさ…というか話は数年前に出てきてました。……またまた余談ですが,最近の若いリスナーは音楽を録音するって感覚持ってますか?…。どうもコピーするっていう感覚になってる気がしますが…。
わたしの業務の話になると圧縮された音源など研究には使えないので,DATは依然使用してましたが,確かにPCに非圧縮で録音できる様になってきたこと,それと作った音をCDに直接焼いて持ち歩けることなどからDATの利用状況は徐々に減っていきました。正直いうといま仕事ではフォステクスのFR-2を使っていてDATの必要性はあまり感じないものの…FR-2がDATウォークマンほどの使い勝手がいいかというと多少の不満もあります。まぁ今後メモリーレコーダにこの手のものは移って行くのはわかってますが,まだまだ製品自体が枯れておらず,そういう意味ではもう二,三世代メモリーレコーダが変わるまで待って欲しかったです。ソニー以外のDATレコーダは残るのかも知れませんが,テープの供給とか規格の牽引役とかがいなくなれば廃れるのは目に見えてますし…。
ちなみにソニーさんは先日PCM-D1を発表。DATじゃなくてこっちを買ってくれ…と言いたいのでしょうが,こういう生録に特化したモデルじゃないのが欲しいので,まだ種類が増えるの待ちます。
でもメモリーレコーダを見てると既にメディアの規格とか関係ない…要はPCにコピーできればいいわけでFATフォーマットのメディアかもしくはPCに繋げられるってことだけが重要な感じがします。つまりメディア規格競争は少なくともオーディオにとってはここで終結…,あとはファイルフォーマット,圧縮方式等の戦争になったのだなぁ…と思うと,今はちょっとした歴史の転換点って事なんだと…思いました。