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育児休業を取れずに辞めた女性もいるはず

2009-08-21 21:22:38 | 社会
<育児休業取得率>女性、9割に 男性は1%台続く」というニュースを聞いて嫁さん曰く,女性が9割なのは,育児休業ができない女性は退職をしてる(させられている)からでは?とのこと。
あぁーなるほどと思いました。育児休職の規定がある会社が7割弱なのに9割取れるのは変だろうとのこと。まぁ会社の7割と,休職した人数はカウントの仕方が違うというか,休職制度がある会社の方が,女性の人数が多いことが考えられるので,そういうこともありえるとは思いますが,やっぱりちょっとわかりにくいです。
厚労省の資料を直接読むと取得率の分母は「調査前年度一年間の出産者」の様ですが,これだけでは,妊娠の時点で退職した人は入ってない気はします。退職が望んでの退職なのか,退職せざるを得ない環境だったのか,退職を強要させられたのか,で,それぞれ問題の重さは違うかと思いますが,実際どの人が多かったのでしょう?。
一方男性ですが,少ないですね。制度の問題もあるかとは思いますが,こちらも制度外の雰囲気の問題もあるかと思います。「男の育児休業を阻むものはなに?」という記事もありました。
ここにもありますが,やっぱり査定とかに影響しないか?という不安が結構ある気はします。社長になった人とかが半分以上取った経験ありとかなったらみんな安心して取るかもしれませんね。こういうのは査定に考慮しないといわれても,実際に査定が悪かったときに,休職したのが原因なのかなぁ…とか,仕事できない人でも考えがちで(苦笑),なかなか難しいように思います。むしろ会社の方から「厚労省に目をつけられるので,お願いだから誰かとって欲しい」とかいわれれる位にならないと,安心して取れないのかもしれません。
余談ですが,自分が手術でちょっと長めの休みを取ったときに,会社に入って長期の病休をするのは若いときがいいんだろうか?,歳をとってからの方がいいんだろうか?と少し考えたことがあります。実際に会社の人とかを見回して,色んなパターンがあるなぁとは思いました。メリット,デメリットそれぞれあるんでしょうけど,それについてはまた別途。
以前,有給休暇を使おうとしたら会社に拒否られたとかいう話をネットで読んで,「有給は権利だからその会社はおかしい」と盛り上がってましたが,休むを取ることにはいろいろストレスを感じる場合もあるようです。制度や権利としてある休みを取ることに不利益があるのはおかしいと思うんですけどね。
コメント
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