たろの日記ページ,gooブログ版

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貧富と大学

2009-08-08 22:15:49 | 社会
親の収入が子の大学の進学率を左右というニュースを見て…。なんというか当たり前じゃん…という感想です。むしろ国公立大学は年収の影響が少ないということの方に,国公立大学はちゃんと機能してるんだなぁ…と感心しました。昔は大学なんて育ちがいいというか名士の子供が行くところだったのでは?。私立大学なんて金持ちが行くところ…っていうのは昔から常識でした。
まぁそういう現実はともかく建前を言うと,大学は勉強ができる人,勉強がしたい人…が行くところとでしょう。そもそも6割もの人が4年大学に行く必要があるのかね?という気がしないでもありませんが,そういうことをいうと自分の首を絞めることになるのでやめましょ(苦笑)。
収入で進学率が変わるとしたら,「収入で勉強の出来が違う」と「同じ学力があるのに進学できない」のどっちのことなんでしょう?後者だとしたら,そういう人のために奨学金があるんでしょ?ということになります。前者だとしたらもっと根が深くて,それは「塾に行かないと成績が上がらない」なのか,「私立の中高じゃないと成績が上がらない」のか,それとも「収入で親の意識が違う」のか,その辺のあたりを明らかにしないと話が進まない気がします。
まぁそうはいっても,今や大学を出たからっていい就職が約束される時代じゃないですからね。また大学も全入時代になって,昔でいう大学生のレベルに達してない卒業生も増えてます。むしろ高卒で働いたほうが早く技術がつく仕事もあるわけですし,大学出る出ないとかいうのを問題視する時代じゃないのかも知れません。
大学卒というのは大学を出たこと自体を重要視してるというより,その大学に入って卒業するだけの能力があった…ってことが重要なんですけどね。
コメント
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