京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

九州旅行3 鹿児島長崎鼻・知覧

2011-12-20 00:23:00 |  国内旅行

        九州旅行の始まりは     こちら

九州旅行1 鹿児島お墓参り  2 指宿温泉  3 長崎鼻・知覧
4 鹿児島桜島・霧島温泉    5宮崎・青島・鵜戸神社
6 宮崎青島パームビーチホテル・高千穂 
7 黒川温泉・里の湯和らく   8 熊本城・水前寺公園
黒川温泉番外編 黒川温泉巡り

11月3日

指宿白水館を出て、まず最初に行ったところがガソリンスタンド。

レンタカーは、ハイブリッドのホンダフィットなので、
旅行途中ガソリンを入れる必要はないのですが。。

 

あの火山灰でよごれ、真黒になったフロントガラスやボディーを
綺麗にしてあげないと。。と、思ったわけです。

洗車機と、ガソリンスタンドのお兄さんが頑張ってくれています。

ピカピカになった車で、さ、ドライブです。

青い空が広がる下、軽快なサザンのCDをかけて走る国道

気分も爽快です~。 やっぱりドライブはこうでなくっちゃ~。

 池田湖

初めに着いたところは池田湖。

池田湖には、巨大水棲生物が存在しているという噂があるそう。

ネス湖のネッシーになぞらえて、その名も池田湖のイッシーだそうです。
お目にかかることはできませんでしたが、いるって信じたいな~。
 

池田湖は大うなぎでも有名で、2メートル位の大うなぎもいるとか。。

遥か向こうには開聞岳がそびえ、静かにさざめく湖面を見下ろしています。

風邪もどこかへ飛んでいったみたいで、なんだかとってもいい気分。

やっぱり昨日の砂蒸し風呂の効果があった??と密かに喜んでいた私でした。

 

 青い空に向かって伸びる椰子の木。これぞ、南国の風景です。

いいな~いいな~、この青い空。

でも....次の日から九州で、この青空にお目にかかる事は
2度となかったのです。。
 

枚聞神社(ひらききじんじゃ)

薩摩半島の南東にそびえる開聞岳のふもとにある枚聞神社(ひらききじんじゃ)。

一宮(ある地域の中で最も社格が高いとされる神社)だそうで、びっくり。

一宮やったんか。。と、御朱印を貰った主人も、とても嬉しそう。 

ここは、車の神様でもあるとのことで、主人と私と一つずつ
交通安全のお守りを。

ほぼ毎日運転している主人と、週に3~4回は運転する私。
大事に、それぞれ車の中に置いておきたいと思います。

開聞岳(かいもんだけ)

こちらが、開聞岳です。枚聞大神の神霊が宿る御神体山だそうですよ。 

開聞山麓ふれあい公園から撮った写真です。

この公園は、開聞岳への登山入口。

大きな登山リュックを背負い、開聞岳に登られる方がおられました。
頂上まで2~3時間かかるそう。

私達は、もちろん下から開聞岳を眺めるだけで、いってらっしゃい~。

長崎鼻

薩摩半島最南端にある長崎鼻へ向いました。


                     椰子の木と開聞岳

 竜宮神社

長崎鼻は、浦島太郎が竜宮へ旅立ったと言い伝えられている岬。
ここには、浦島太郎伝説で有名な竜宮神社もあるんですよ。

竜宮神社には、乙姫様が祭られているそうで、
夏になると、近くの砂場では、海亀が産卵するそうです。

だから、トイレの表示も乙姫様なのね。。

薩摩富士

長崎鼻の写真ポイント。向こうに見えるのは開聞岳。
開聞岳は、富士山に似たその美しいシルエットで、薩摩富士と呼ばれています。

 本当。。高さは富士山の3分の一以下だけど、形はそっくりです。

錦江湾(鹿児島湾)の出入口にあたる長崎鼻、
サスペンスドラマで、人が海に落ちるシーンに使われそうな崖。

 危ないな。。と思ってたら、転落注意の看板が。やっぱり。。

 ここで、海に落ちたら。。。。と、足がすくむような崖でした。

薩摩長崎鼻灯台

実は私、高校の修学旅行が九州で、長崎鼻には来たことがあるんです。
主人の高校も、修学旅行は九州だったよう。

私達は同じ年なので、高校2年の同じ年に、
それぞれこの九州の地を踏んでいるのですが、

ルートが微妙に違っていて、主人は長崎鼻は初めて。

この白亜の灯台は昭和52年に建てられたものということなので、
私も、修学旅行の時には、お目にかかっていませんね。。
覚えてないはずです。

ちなみに、初代の灯台は太平洋戦争で攻撃目標となり
壊滅したそうです。

この海に突き出ているごつごつした岩磯。

この上を、学生服を着た私が、友達とキャッキャッ言いながら
走り回っていたのを思い出しました。 

今は、そ~っと、足もとに気をつけながら歩く岩の上。

40年前の私を思いだして、ちょっと懐かしいような、眩しいような。。

 

知覧・特攻平和会館

その後行った知覧では、特攻平和会館へ。 

太平洋戦争の沖縄戦で、爆弾搭載の飛行機もろとも敵艦に体当たりした
特攻隊員の方の写真や遺品、資料が展されています。

息子たちよりも若い、前途有望な若者が、悲壮な覚悟と日本の未来を信じて
自ら爆弾となって、敵に体当たりしていったなんて。

若者たちの、明るい顔、優しそうな顔、まじめな顔、笑った顔。。
色々な顔写真を見ながら、彼らの母親の思いを考えると、
胸が苦しくなってきました。

庭には、本物のゼロ戦や、「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんの
体験をもとに撮影された映画、「俺は君のためにこそ死にに行く」で
使われたゼロ戦隼(ハヤブサ)のレプリカも。

こんなに辛い悲劇が二度と繰り返されないよう願うとともに、
今、戦争のない平和な国に生きることに感謝し、
命を大切にしないとと、改めて思いました。

知覧 武家屋敷

薩摩は島津藩のお膝元であり、西郷隆盛や篤姫ゆかりの地としても
知られている所。

武士が多かったという薩摩、知覧に武家屋敷跡がありました。

「薩摩の小京都」とも言われる美しい武家町、

私も主人も、この風景どこかで見たことが。。

そうそう、萩や。。萩の城下町とよく似ているね。。と、二人納得。

              広島・萩旅行

こちらは薩摩藩士、萩は長州藩士で、それぞれ敵対していても、
その武家屋敷の感じはどちらも同じなんやね~。

 

高城庵(たきあん)

武家屋敷町の中に、薩摩郷土料理が頂けるお店がありました。

武家屋敷がそのままお店になっていて、庭園を見ながら
食事することができます。

せっかくだからと、一の膳(芋こんにゃく・鶏のさしみなど)
二の膳(田舎にしめ・さつま揚げ・粟入り御飯など)と、
二つも御膳のある高城庵セットと、

薩摩名物酒すし定食を。

主人は、鶏のおさしみがすっごくおいしい~と感激して食べていました。

ちょっと疲れ気味だった主人、鶏の刺身のおかげで元気復活のようです。

武家屋敷を使った、お洒落なカフェもありました。
が、ここは、ちょっとお庭を覗きこんだだけ。。
 

さて、今日は、これから本日のお宿がある霧島まで行くのですが

時間に余裕があるので、高速道路を通っていく予定を変更して、
桜島を通って行くことにしました。

昨日、あんまり桜島が見えなかったので、今日はちょっとリベンジ。

さ、今から、桜島へのフェリー乗り場へ向かいますよ~。

 

    ( 九州旅行4 鹿児島桜島・霧島温泉に続きます。)

 

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