京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

祖父母のお墓

2011-12-01 00:55:55 |  国内旅行

今日からいよいよ12月ですね。
3月に大きな震災があったせいか、例年にも増して
今年は、早く月日が過ぎ去ってしまったような気がしています。

さて、そろそろ九州旅行の話をしようと思うのですが、
その前に、鹿児島の祖父母のお墓について少しお話したいと思います。

私の祖父母(母の父母)は、それぞれ鹿児島と山口の生まれだったですが、
共に、戦争前、台湾に渡り、そこで知り合い結婚。

台湾で母達5人兄弟が生まれました。4番目までが女の子で、最後が男の子。
母は、3番目の女の子だったのですよ。

        63年ぶり台北旅行

 

戦争が終わり、家族全員無事だったものの、台湾へは戻れず、

祖父母は京都へ、母の姉妹兄弟も関東と関西とに散らばって、
だれも鹿児島へは帰りませんでした。

その後、祖父母が存命中、鹿児島との繋がりがあったのかどうかは知りませんが、
母や兄弟達の代では、鹿児島との繋がりは、もう全くなかったようです。

だから、祖父が鹿児島生まれといっても、鹿児島に親戚と呼べる人は
誰もいません。

 

祖父母が亡くなった時、長男である叔父が祖父母の遺骨を、
一応鹿児島のお墓に分骨したのですが、
鹿児島は遠く、だれもお墓参りできない年月が続きました。

私なんかは、鹿児島のお墓の存在さえ知りませんでした。

京都のお墓には、年に数回、私も母もお参りしていましたが、

母達5人兄弟が全員仕事をリタイヤした頃、初めて全員で
年に1回行く、鹿児島のお墓参りが始まりました。

でも、それも何年か続いたあと、2006年を最後に終わりになりました。

そのことについては、こちら  母82歳の誕生日

 

鹿児島のお墓の存在を知った私は、いつか行ってみたいな~と思っていました。

でも、なかなかチャンスがなく、そのままに。。

 

今回、鹿児島まで新幹線が通った事もあって、
そうだ、おじいちゃんとおばあちゃんの鹿児島のお墓参りをしよう
思いたったのです。


すぐに、母に鹿児島のお墓の事を聞いたけれど、お墓の場所も名前も知りません。

私は、連れてもらっただけやしな。。と母。

分骨をした叔父に聞いても、

なんとか橋を渡った所にある、丘の上の方のお墓で。。
そうそう、桜島が真前に見えたかいな。。
という事くらいしかわからないのです。

仕方ないですよね、最後にお墓参りしたのが5年前、
今、91歳、88歳、86歳(母)、85歳、84歳(叔父)の5人兄弟なんですから。

 

それで、分かっているデーターとお墓参りの件をメールに書いて、
鹿児島県の観光局に問い合わせてみたら、

なんと丁寧に調べて下さって、墓地の名前を教えて下さり、
そこに祖父のお墓が実際にあるかどうかも調べて下さり、
管理事務所の電話番号までも教えて下さったのです。

これで、なんとかお墓参りはできます。

九州へ立つ前に、管理事務所の方に電話したら、
お墓へ案内してあげますよと言って下さいました。

本当に鹿児島の方々は、みなさん親切で、感激でした。

 

祖父母の好きだった京都のお菓子を、お供え用と
管理人さんへのお土産用と二つ買って、用意も万端。

私達の結婚30周年の年に、祖父母のお墓参りもできるんです。

 

さ、いよいよ、九州旅行へ出発です。

お天気も最初の3日間は晴れマーク、後半は少し崩れるかも。。
ということですが、なんとかなるだろう。。

なんて、安易な気持ちで出発したのですが。。

 

さて、次は、いよいよ九州旅行の始まりです。
色々と大変な旅行でしたが、どうぞ皆様もお付き合い下さいね。 

 

       九州旅行1 鹿児島お墓参りへ

 

 

 

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