京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤした後の生活を
大好きな旅行を中心に綴っていきます。

九州旅行1 鹿児島お墓参り

2011-12-25 00:35:00 |  国内旅行

鹿児島の祖父母のお墓については  こちら

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11月2日

九州は鹿児島への旅行の朝を迎えました。

11月にしては、暑い位の日。
京都駅から、旅は始まります~。

九州新幹線は、今年の年3月12日(土)鹿児島ルート
博多~鹿児島中央が全線開業しましたが、この日は東日本大震災の
明くる日でした。大変な時の出発だったんですね。


九州新幹線みずほ


私達が乗るのは、新大阪発(京都発でないのが残念。。)鹿児島中央行きの
九州新幹線 みずほ603です。

みずほは、3時間45分で、大阪と鹿児島を結ぶ最速列車です。
 

 
ホームに、みずほがやってきましたよ~。

ホームの人達、みんなみずほの写真を撮っています。
もちろん私も。。

車内は、通路を挟んで2人、2人の4人がけで、広いです~。
これって、グリン車じゃないですよ。

普通車でも、充分にゆったりと乗ることができました。 

途中、駅で買った朝御飯を食べたり、九州のガイドブックを見たり、
主人と、九州のお墓の話をしたり。。

山口県下関と福岡県小倉とを海の下で結ぶ関門トンネルを通り、
今、海面から66メートルも下なんや。。と、わくわくしているうちに、九州へ上陸。


でも、この辺りから、窓の外に見える景色がどんよりし始め。。
あれ。。今日って、九州も晴れマークだったのに。。と、ちょっと心配に。

 

鹿児島中央駅

そして、あっという間に、3時間45分が経ち、新幹線は鹿児島中央駅に着きました。

う~ん、やっぱり曇っていますね。。
 

駅の近くには、さすが鹿児島、さつまあげやかるかんのお店が並んでいます。

かるかんのお店で、母に頼まれていたかるかんと、
祖父母にお供えするかるかんを買いました。


甘いものが大好きだったおじいちゃん、京都のお菓子と九州のお菓子
食べ比べてもらわんとね。。

庄や

さて、ここからはレンタカーを予約してあるのですが、

その前にまず、お昼ごはんです。

 駅とレンタカーやさんの間にあるお店、庄やさんへ入っていきました。

 
せっかく鹿児島まで来たんだからと、鹿児島名物さつまあげや
豚の角煮などがついているさつま桜御膳。

 鹿児島では、お刺身は甘い醤油で頂くそうなのです。
へぇ~っていいながら食べてみると、これがなかなかいけるんです。


何でも頼むと、「ハイ、よろこんで^~」と、返事が返ってきて
元気のある、気持ちのいいお店でした。


お墓参りへ

レンタカーを借り、鹿児島市内をお墓へ向って走ります。

鹿児島市内は、今でも電車が走っているんですね。
京都市内も、京都市電が走っていましたが、33年前に全廃されています。

なんか、懐かしい風景。。

そして、いよいよお墓に到着しました。

まずは管理事務所に行って、管理人さんに挨拶です。

。。と、ここで、びっくりするような話を聞かされてしまいました。

 

 

鹿児島では、今、お墓の整備が行われていて、身元のはっきりしないお墓や
明らかに何年もお参りのないお墓の撤去が行われているそうなのです。

今年の2月に撤去するお墓のリストが作られたそうなのですが、
なんと、そのリストに、祖父のお墓も入っているとのことだったのです。

2年間ほど、お墓の名義人(祖父の兄だそうで、もちろん亡くなっています。)に
連絡を取られたそうなのですが、何の音沙汰もなく、

誰もお参りに来られている様子もなかったので、リスト入りしてしまったんですよ。。

と管理人さんは話されていました。

 


リストに入ったお墓は、順次、撤去されていっているようでしたが、
なんとか、祖父のお墓は無事残っていました。

目の前に桜島がいつも見えるお墓。。
残っていて、あ~あ、よかったとほっとです。

そして、最後に、5年前の母達がお参りして以来、こちらのお墓には
だれもお参りする人がなかったのかな。。なんて、ちょっと哀しくなってしまいました。

きっと、祖父が、大変なことになっているぞ~、早く鹿児島へ来ておくれと
私を呼んでくれたのかもしれないと思いました。

だって、私は、祖父と同じ京都に住んでいて、祖父の事が大好きで
すごくすごく可愛がってもらっていたのです。

 


ごめんね。。ほっといて、ごめんねと言いながら
お墓をお掃除して、立派なお花もあげて、

 

祖父の大好きだった京都のお菓子やかるかんもお墓に供えました。

そしたらど~~ん、大きな地響きが。。

始め、雷が落ちたのかと思ったら、管理人さんがこともなげに

あ、桜島、噴火しましたね。           

お~~って、私も主人も、黙々と黒い煙をあげる噴火にびっくりです。

2回も、ど~~ん、ど~んって噴火した桜島。


おじいちゃん、喜んでくれたんかな。。
って、私が言うと、

きっとそうやで、と主人。

 

お花屋さんに、これからは毎月のお掃除とお花をお願いしておきました。

これで、もう撤去される事もないでしょう。

本当によかった。。とほっとです。
 

 管理事務所の隣のお花屋さん

九州新幹線が鹿児島まで通って、とっても楽に鹿児島まで行くことが
できるようになりました。

今度は、母も連れてお墓参りがしたいなと思っています。

 

その時は、青い空にくっきりとそびえる桜島が見えますように。

 

   (九州旅行2 指宿温泉へ続きます。) 

 

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