京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

2017 熱海・焼津の旅6 熱海石亭朝・起雲閣

2018-08-10 00:25:00 |  国内旅行

2017 熱海・焼津の旅1 富士川SA
2017 熱海・焼津の旅2 熱海銀座
2017 熱海・焼津の旅3 熱海海岸・来宮神社
2017 熱海・焼津の旅4 熱海石亭
2017 熱海・焼津の旅5 熱海こがし祭り
2017 熱海・焼津の旅6 熱海石亭朝・起雲閣
2017 熱海・焼津の旅7 熱海MOA美術館・平和通り名店街
2017 熱海・焼津の旅8 焼津へ
2017 熱海・焼津の旅9 湊のやど汀家

2017 熱海・焼津の旅10 湊のやど朝・焼津魚センター
2017 熱海・焼津の旅11 御前崎灯台・帰路

2017 熱海・焼津の旅5 熱海こがし祭りの続きです。

7月16日
熱海石亭の朝

一夜明けて16日の朝になりました。

まずは、朝風呂朝風呂と、大浴場まで行きます。


部屋を出て、生活道路の上に掛かる橋を渡っていきますよ。

 

住宅街の中にある旅館。
橋の上から見えるお家は、みんな立派ですね~。

山の上には、星のリゾートのホテルなんかもあるみたいです。

古狸の湯

 こちらが、男性用の古狸の湯。

その昔、狩人に追われ傷付いた狸たちが傷を癒しに入っていたことから
名付けられたんですって。。

 朝食

朝風呂の後は朝食。

昨日の夕食と同じ食事会場です。

 サラダ、干物、出し巻き卵、ひじき、かまぼこ。。

釜土で炊いたごはんも美味しい~。

しっかりとしたデザートがついてくるのが嬉しかった~。
主人はモーニングコーヒーを頼みましたが、
私は、朝なので、さわやかにローズヒップティーを。

ピンクの色が綺麗で、酸味もちょうどいい感じ。美味しかったです。
ローズヒップティーは、レモンの20倍ものビタミンCが入っていて
美肌効果抜群なのですよ。

温泉効果に加えローズヒップの美肌効果でお肌つるつる。。
になったらいいな~。。と相乗効果を狙っています。

チェックアウト

売店で少しお土産を買って、旅館にさよならです。

 

 チェックアウトをして、このロビーともお別れですね。

 

お世話になりました。

さて、次は、熱海観光の始まりです。

起雲閣

まず初めに行ったのは、多くの文豪に愛された邸宅「起雲閣」です。

海運王の内田信也氏の別荘から始まり、鉄道王の根津嘉一郎の別荘へ、
その後、1947年に旅館として生まれ変わった起雲閣。

この表門は、鎌倉時代末期から室町時代初期の屋敷などに見られる
薬医門(やくいもん)という造りで、文化的、歴史的に
貴重な物なのだそうですよ。

 2000年(平成12年)からは熱海市所有の観光施設となった起雲閣。
入館料を払って中へ。
暑い暑い日、貸し出しうちわがありがたかったです。

 和館・麒麟(きりん)

この大正ロマンを感じる部屋のある建物は、海運王と呼ばれた内田信也が
実母の静養の場所として1919年に建てた別荘だそうです。
なんと優しい息子さんでしょう。。

旅館となってから壁が青色に塗り替えられたそうですが、
この鮮やかな青が人目を惹きますね~。

 洋館 玉姫

こちらの洋館は、2代目の持ち主の根津嘉一郎氏が1932年に建てた物。

ヨーロッパのアールデコと中国的装飾が融合した
雰囲気あるお部屋です。

サンルーム

大きな窓とステンドグラスが美しいサンルーム。
アールデコを基調にした優雅なデザインで、
床の色鮮やかなモザイクタイルも素敵です。

起雲閣は、岩崎別荘、住友別荘とならび熱海の三大別荘と賞賛されていたそう。
さすが、その風格ありますよね~。

起雲閣文豪ゆかりの間

旅館になってからは、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、
三島由紀夫など日本を代表する文豪たちに愛されていたそうです。

 初霜の間は、文豪の間とされ、文豪たちの写真などが。。

多くの著名な文豪がこのソファーに座っていたのでしょうか。


恐れ多いソファーなのに、だれか普通に座っている人が。。

日本庭園

 部屋から見渡せる日本庭園は、根津嘉一郎氏によって造られたもので、
1000坪の広さがあります。

2014年に放送されたNHKの連続テレビ小説「花子とアン」で、
仲間由紀恵演じる歌人・柳原白蓮の嫁ぎ先である九州の石炭王、
嘉納伝助の屋敷として起雲閣の外観風景や庭が使われたそうです。


眺望を楽しんでも、散策を楽しんでも、
共に素晴らしい日本庭園。

山本有三氏と志賀直哉氏、谷崎潤一郎氏の文豪3人が
このお庭で、普通に友達みたいに写真を撮っているのが面白いな~。

尾崎紅葉・坪内逍遥の間

熱海の海岸の金色夜叉で有名な尾崎紅葉の間もありました。

こちらは、坪内逍遥の間。

庭園は、それぞれの文豪のお気に入りの全ての部屋から
素晴らしい眺望になるように造られているそうです。
すごいですよね~。

 ローマ風浴室

洋館にあるローマ風浴室です。

ステンドグラスの窓やテラコッタ製の湯出口などは、
建築当時の物だそうです。

 さぁ、そろそろ起雲閣の見学も終わりです。

起雲閣は、座敷の周囲を座敷と同じ高さに揃えた畳廊下で囲む造りに
なっているのですが、

この造りは、入側造(いりかわづくり)といい、
車椅子で生活していた実母に対する内田信也氏の
思いやりなのだそうですよ。 

それにしても、すごい文豪たちが揃いも揃って
起雲閣に泊まっていたなんて。。

 

文豪の間で、あそこはいいぞ~筆が進むぞ~なんて
評判が広まったのでしょうかね。。

。。って、これは、私の勝手な妄想ですが。。

 

起雲閣、文豪達が生きた時代に少しタイムスリップし、
本の中でしか知らなかった文豪達の実在を
ちょっと味わえた場所でした。

 

次は、熱海MOA美術館へ向かいますよ。

 2017 熱海・焼津の旅7 熱海MOA美術館・平和通り名店街
へ続きます。 

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2 コメント

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Unknown (小梅)
2018-08-13 00:02:15
こんばんは~(^-^)
たんぽぽさん、お盆のお休みは如何お過ごしでしょうか?(^-^)
私は明日から夏休みが始まります、何をしようかな~とワクワクしています(^-^)

起雲閣、さすがは文豪達のお気に入りとなるだけありますね~。
文豪3人のお庭での写真、ほんと、普通のお友達のようで面白いです(^-^)
ただ、こんな すごい3ショットって なかなか見れないような気がしますね。
たんぽぽさんの おっしゃるように 私も少しタイムスリップした気持ちになりましたよ。
たんぽぽさんのご案内の起雲閣、文豪達に思いを馳せ?私も あれこれ妄想しました(^-^)

そうそう、京都にある 鰻鍋の わらじやさん。
谷崎潤一郎の随筆に出てくるお店と聞き、数年前に姪っ子と行きました。
谷崎潤一郎が いつも使っていたという お部屋もあって見せてもらいましたよ(^-^)
その時以来の妄想でした(^-^)

熱海こがし祭、楽しそうですね(^-^)
ほんと、日本の夏って感じがです。
熱海の海岸のライトアップも落ち着いた感じが素敵ですね。
ほんとは暑いと思いますが ライトアップで
涼しくさえ見えますよ。
夏は夜。
はて、どこかで聞いたような。。(^-^)
どの時代に生まれても思いは同じかも。。(^-^)
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小梅さんへ (たんぽぽ)
2018-08-14 18:10:07
こんばんは~。
お盆は、明日から長男家族が帰ってきます。
用意が大変だけど、嬉しい大変さです。(^-^)

起雲閣の庭での文豪3人の写真、
なんか面白いですよね。
孤高な文豪というイメージがちょっと崩れて
案外フレンドリーだったのかな。。とか。(^^ゞ

鰻鍋の わらじやさんって、鰻雑炊のお店ですよね。行ったことがありません。。
谷崎潤一郎の随筆に出てくるお店なんですね~。
一度行ってみたいな~。

熱海こがし祭、大人も子供もほんと楽しそうでした。
熱海の海岸のライトアップ、綺麗でしょう。
きらきらはしてないけど、おっしゃる通り落ち着いた感じで素敵でした。(*^^)v

夏は夜。清少納言ですね~。
ほんと、昔の人も今の人も、人としての思いは変わらないのかもしれませんね。(^-^)
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