京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

2019年クロアチア他2国の旅22ボスニアヘルツェゴビナからクロアチアスプリット

2021-11-15 12:28:00 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅21 モスタル イスラム側から駐車場へ
の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
11ドブロブニク 城壁巡り 12ドブロブニク フリータイム・買い物
13ドブロブニク・夕食・夜景 14ボスニアヘルツェゴビナネウムへ
15クロアチア内陸自然と町  16ボスニアヘルツェゴビナ内陸自然と町
17ボスニアヘルツェゴビナモスタル 18モスタル 昼食TERASA Tomato
19モスタル スタリモスト 20イスラムコスキ・メフメット・パシャ
21モスタル イスラム側から駐車場へ

2019年6月28日
ボスニアヘルツェゴビナからクロアチアスプリット

バスの運転手さんは冷房をつけて待っていて下さったので
バスの中に入ると冷~ッ。
暑さからようやく解放されてほっと一息。

辛そうだった主人もようやく元気になってきました。
バスの運転手さん、ありがとう~です。

バスはクロアチアのスプリットに向へて出発。

窓の外を見ると、観光客がたくさん歩いています。
でも、なんか、皆厚着じゃないですか
どこの国の人たちだろう。。

冷房の効いたバスから降りてきたところなのかな。
熱中症にならないといいけれど。。

道はがらがら、空いていますね。

ここは、政府の機関かな。。
ボスニアヘルツェゴビナの国旗が挙がっていました。

こちら、ボスニアヘルツェゴビナの国旗です。

モスタルにさよなら

バスの車窓から山間の町モスタルが見えています。

去り行くモスタルに最後のさよなら。

ヨーロッパだけれど、中東の香りをいっぱい感じさせてくれたモスタル。

私達単一民族の日本人には理解できない様な
哀しい民族問題にも触れました。

ボスニア紛争のその後

3年半の間に、死者20万人、難民200万人を出した
ボスニアヘルツェゴビナ紛争。

紛争の終結とその後の事について少しお話を。

この悲惨な戦争の終結のため、
1995年11月アメリカの主導でオハイオ州デイトンで協議し、
12月フランスのパリで、当事3者に、フランス・アメリカ大統領
イギリス・ドイツ・ロシア首相が同席し
正式な合意文書・デイトン合意が署名されたそうです。

このデイトン合意が結ばれたことで、
ボスニア・ヘルツェゴビナは、クロアチア人、ボシュニャク人
によるボスニア・ヘルツェゴビナ連邦
セルビア人によるスルプスカ共和国による連邦国家になります。

 

内戦は終息しましたが、ボスニア連邦スルプスカ共和国
という二つの国家を持ったボスニアヘルツェゴビナは
一つの国家の実現に困難を極めているそうです。

セルビア人(セルビア正教)のスルプスカ共和国は、
ボスニア・ヘルツェゴビナからの独立を果たせず

ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦の、
クロアチア人(カトリック教)ボシュニャク人(イスラム教)
お互い民族同士がいがみ合ったままなのですから。

ボスニアヘルツェゴビナの元首も、
3つの民族が8カ月毎の交替で務めているのだそうです。

紛争は終わっても、民族間の和解からは程遠い日々なんですね。

戦争のない生活が続いていることが一番なのですが、
でも時代が変わり、いつの日か民族や宗教を超えて、
他民族を受け入れ分かり合える日がくればいいのにと思います。

ボスニアヘルツェゴビナからクロアチアへ

さて、この後最後の国境越え。
今度はボスニアヘルツェゴビナからクロアチアです。

この国境越えは、バスの中で待つのではなく
一人一人がパスポートを持って出て、入国審査を受けることになりました。

入国審査場と言っても、受付があって、その前に廊下があるだけ。
廊下に並んで一人ずつパスポートを見せます。

そして、スタンプを押してもらって終わり。

1985年以降、ヨーロッパでは多くの国がシェンゲン協定を締結していて、
陸続きのヨーロッパ各国への入国審査はスルーが多いのです。

クロアチアはシェンゲン協定には加盟していなかったので、
入国審査があったわけですが、
(その後クロアチアのシェンゲン協定加盟申請は認められたそうです。)

ヨーロッパで実際こうして並んで入国のスタンプを押してもらうというのは
ちょっと貴重な経験でしたよ。

クロアチアへ

ここでの入国審査も3~40分で終わり、ここからはクロアチア。

アドリア海が見え始めました。

やっぱり海はいいですね~。
私は船には弱いけど、海は好きなんですよね。

広い海を見ると、心が和むというか。。
私の小さな心配なんて、どうってことないさ~と
思えてしまうのです。

スプリット

そして、しばらく走るとビルの街が見えてきました。

スプリットに到着したようですね。
スプリットはクロアチア第二の都市。

ちなみに第一の都市は首都のザグレブですよ。

スプリットは、古代都市が残る神秘的な町。

ローマ皇帝ディオクレティアヌス(245~313)が退位後に住んだ
ディオクレティアヌス宮殿が残されているのです。

またアドリア海に浮かぶリゾート島への拠点にもなる町なのだそう。

明日はそんなスプリットの街の観光に出かけます。
本日は、まず夕食を食べてから、スプリットの街のホテル入りです。

レストラン Borero

私達の夕食は、ホテルからは少し離れたBoreroという
レストランで。

このレストランもツァー客専門のレストランですね。
なんだかすごく広い披露宴会場のようなレストラン。

大きな丸テーブルを皆で囲みます。

サラダとビーフスパゲッティーとパンとアイスクリーム。

往復7時間以上バスに乗っていたのと、
歩いていた時のあまりもの暑さで疲れて、
私達は二人とも食欲なし。。

私は、パンを少しかじって、アイスクリームだけ食べました。

さて、これからスプリットのホテルへと向かいます。

 

2019年クロアチア他2国の旅23スプリットプレジデントホテル
へ続きます。

 

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

たんぽぽのお花
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2020年9月18日で、
ブログをつけ始めて5000日目。
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2 コメント

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Unknown (小梅)
2021-11-18 22:33:52
たんぽぽさん、こんばんは~(*^^*)
海外へ行くと観光、食べもの、歴史等々たくさんの楽しみに出合いますよね。
楽しいものだけでなく今回民族間の問題のように日本にいてはわからない事も知ることが出来、ほんと勉強になりました。
色々教えてくれてありがとうです。

アドリア海、ほんと海はいいですよね(*^^*)
広くて青い海、見てるだけで気持が晴れてきます(*^^*)
景色の美しい場所から眺める海はもちろん素敵だけど、私は神戸育ちだからかな、、港から眺める海も好きだったりします(*^^*)

紅葉や蟹の旅、久しぶりの旅行予約のお話を聞くと、なんだか嬉しくてホッとした気持ちになりますね(*^^*)
去年の今頃を考えるとやっとここまで来たなぁ、、と感じています(*^^*)
すぐにコロナ前には戻れなくても希望の光が射してきましたものね。
コロナ感染が始まった頃だったかな、テレビで山中先生が明けない夜はない、、そんなお話をされていた覚えがあります。
あともう少しみんなで乗り切っていきましょうね(*^^*)

ところであの厚着の観光客の皆さんは熱中症、大丈夫だったかな??何故か気になってしまいました(;´∀`)
返信する
小梅さんへ (たんぽぽ)
2021-11-24 01:26:33
小梅さん、お返事が遅くなってしまってごめんなさい。

17日有馬に行き、18日は神戸へ、
シュトーレンのケーキもちゃんとゲットしてきましたよ。(*^^)v
教会みたいなカフェでお茶もしてきました。素敵な情報をありがとうございました。(*^^*)

楽しかった旅行ですが、ずっと運転していたせいか、帰ってから主人がちょっと疲れてしまって。。(^-^;
やっぱり、若い時とは違うんやな。。って思ってしまいます。私が運転を変わってあげればいいのですが、主人の車は大きくて私は運転したことがなく、かえって事故を起こしそうなんです。。(>_<)

どちらにしても今の車が最後、その後は免許の返納やね。。と言っています。(^-^;

ほんと、海外へ行くと平和な日本にいてはわからない事を知ったり、色々な事を考える機会になったりもしますね。
日本人として生まれた事に感謝する気持ちにもなります。(^-^)

そうですね、小梅さんは神戸育ちだからいつも海がそばにあるんですね。いいな~。(*^^*)
京都市内は盆地なので、海を見ようとしたら北部の日本海まで行かないと見れません。日本海と太平洋では、同じ海でもなんか雰囲気が違いますよね。
両方それぞれいいな~と思いますが、明るく楽しいイメージがあるのは太平洋かな。日本海は、崖とか冬の荒れた波とか。。そんな厳しさを感じます。(^^ゞ

あの厚着の観光客の皆さん、アジア系の方たちだったと思います。
でも、多分日本人の方ではないと思う。。
日本人なら、あの暑さの中、絶対我慢しないと思います。(^^;)
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