京のたんぽぽ日記

夫婦共にリタイヤ後の生活を綴っていきます。
日本ぶらり旅や、京都のおいしいお店、海外旅行にも行けたらいいけど。。

2019年クロアチア他2国の旅5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場

2021-08-10 00:21:00 | 海外旅行2019 6月 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニア

2019年クロアチア他2国の旅4ドブロブニク・スルジ山
の続きです。

2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ 
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山 
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水 
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館 
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ

2019年6月27日

スルジ山から降りてきました。

通りはドブロブニク旧市街地に行く観光客で賑わっています。

私達もこの辺りで車を降りて、旧市街地の観光に向かいます。

プロチェ門とピレ門

ロープウェー乗り場に近い門はプロチェ門です。

本来ドブロブニクの旧市街地の観光は、
反対側のピレ門から入るのが普通なのだそうですが、
ピレ門側の駐車場がいっぱいで車が止められず、
プロチェ門からの観光という事になりました。

ガイドさんは申し訳なさそうでしたが、
私達はよく分かっていないので
別にどちらからでもかまわないという雰囲気です。。

こちらの写真は先ほどのスルジ山から見たドブロブニクの旧市街地。
アドリア海に面した方の門がのプロチェ門。
反対側はピレ門で、その間をプラツァ通りというメーンストリートが
繋いでいます。

下の地図は上の写真と左右が反対ですが、

ピレ門から入ったら、プラツァ通り(メインストーリー)を
通って、そのまま大聖堂や港など観光名所が多く集まるルジャ広場側に
で行けるけど、

プロチェ門から入ったらプラツァ通りを通ってピレ門まで行った後、
もう一度ルジャ広場側に戻らないといけないんですね。

それで、ガイドさんが申し訳なさそうにされてたんです。

でも、戻る時は違う道を通って下さったので、
色々な道を案内してもらえて、却ってよかったですよ。

 

プロチェ門

さて、跳ね橋であるこの門がプロチェ門です。
ここから旧市街地に入っていきます。

城壁にある門には守護聖人である聖ヴラホの像があります。

連絡橋の上から、聖イバン要塞とアドリア海、
港に停泊する白いクルーザーが見えています。

素敵~、これも絶景ですよね~。

橋の四つ葉のクローバーのような窓から写真を撮る人を見て
私も撮りたかったですが。。

皆がどんどん進んでいくのでだめだめ。。置いていかれる。。

ドブロブニクの旧市街


プロチェ門を下りたらドブロブニクの旧市街に入ります。

旧市街地が高い城壁で囲まれているのがよく分かりますよね。

中世、ドブロブニク共和国(ラグーサ共和国ともいう)は、
アドリア海に面する港で、海外貿易(特に塩貿易)をし、
経済面・文化面で、飛躍的な発展を遂げていったそうです。


この堅固な城壁は、ドブロブニクの自由と自治を、
他者から守るために築かれた城壁だそう。

こちらは、その城壁への出入り口ですよ。

後でフリータイムの時にここから城壁に登るので
よく覚えておかないと。

内戦の傷跡・危機遺産

1991年からの内戦で、ドブロブニクの旧市街地は
旧ユーゴスラビア軍の砲撃を受け、瓦礫の山となり
街は崩壊の危機に直面しました。

この地図は、内戦で受けた旧市街地の砲撃の様子を
表しています。

この地図を見ると、旧ユーゴ軍、セルビア軍が
山から海から空から、旧市街地のあらゆる場所を爆撃した事や
その被害の大きさが分かります。

戦争でドブロブニク旧市街地の世界遺産登録も、
危機遺産(武力紛争、自然災害などで
遺産としての価値が失われそうになっている世界遺産)
登録に変更されたそうです。

戦争終結後、国際的な協力体制の下、
内乱で破壊された石や煉瓦物も利用して旧市街地の修復をし、
1998年に世界遺産に戻ったそうで、よかった~。

でも、大切な人の命を奪うだけでなく、
貴重な建物や歴史遺産を奪う戦争は
絶対あってはならないですよね。

ドミニコ会修道院

ドミニコ会修道院は、プロチェ門のすぐそばにある修道院です。

旧市街の反対側ピレ門側の端にあるフランシスコ会修道院と
ペアになっている修道院です。

修道院と言っても飾りなどはほとんどなく小窓が少しあるだけの
まるで要塞のような建物ですが、

事実、都市防衛に役立つよう設計されていて、
武器の格納庫として利用されたこともあるそうです。

先の方に小さく見えている階段を上がると
ドミニコ会修道院の中に入っていけます。

ドミニコ会修道院の階段手すり

注目したいのはその階段の手すり。

手すりをよくみると、下から 3 分の 1 ほどの高さまで、
手すりの隙間が薄い石の板で隠されています。
(分かりづらいと思いますが

これ、実は、昔、階段を登る女性のドレスの下から
足首が見えないようにと作られたものだそう。

ミニスカートならわかるけど、
当時は裾の長いロングドレスなのに。。
中世においては、女性の足首を見せる事さえマナー違反だったのかな。

時代が変わると基準も変わるってことですよね。

私達はドミニコ会修道院の中には入っていませんが、
中には、ゴシック様式の美しい回廊や庭園もあるそうです。

ルジャ広場

そのまままっすぐ歩いてルジャ広場に出てきました。

ルジャ広場には、ドゥブロヴニクの守護聖人聖ヴラホを祀った聖ヴラホ教会や
スポンザ宮殿、時計台。。など様々な見どころがいっぱいあります。

でも、ルジャ広場には後で戻ってきてから観光するという事で。。

 

私達は、まず、ドブロブニクの旧市街のメインストリート
プラツァ通りをピレ門に向かって歩き始めました。

その前に記念写真を一枚。

背景は、ルジャ広場にあるオーランドの柱ですが、
只今修復中でした。。

2019年クロアチア他2国の旅6ドブロブニク
 プラツァ通り~オノフリオ噴水

へ続きます。

 

最後までお付き合い頂き
ありがとうございました。

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いつもご訪問ありがとうございます。    

2020年9月18日で、
ブログをつけ始めて5000日目。
これからもマイペースで頑張っていきます。


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