2019年クロアチア他2国の旅15クロアチア内陸自然と町
の続きです。
2019年クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ・スロベニアの旅程
1クロアチア ドブロブニクへ 2ドブロブニクホテルへ
3ドブロブニク・朝散歩 4ドブロブニク・スルジ山
5ドブロブニク プロチェ門~ルジャ広場
6ドブロブニク プラツァ通り~オノフリオ噴水
7ドブロブニク オド・プチャ通り~旧総督邸(レクター宮殿)
8ドブロブニク 旧港・カフェ・戦争没者記念館
9ドブロブニク アドリア海ミニクルーズ
10ドブロブニク ルジャ広場・大聖堂・昼食
11ドブロブニク 城壁巡り 12ドブロブニク フリータイム・買い物
13ドブロブニク・夕食・夜景 14ボスニアヘルツェゴビナネウムへ
15クロアチア内陸自然と町
2019年6月28日
国境越え
メトコビッチを通ったあと、クロアチアとボスニア・ヘルツェゴビナの
イミグレ(入国審査場)に停車。
これからもう一度ボスニアヘルツェゴビナに入ります。
このイミグレが一番時間がかかると聞いていました。
バスがずらっと並んでいる時は、2時間くらいかかる時もあると
脅かされていましたが、
添乗員さんが一人一人のパスポートを集めて、
運転手さんと一緒にイミグレに行き、
私達はバスの中で待つこと20分くらい。
結局イミグレに着いてから30分くらい、思ったよりも早く
ボスニアヘルツェゴビナに入ることができました。
これは、すっごく早かったみたいで、私達よりも
添乗員さんが一番、すごいです~と興奮されていました。
ドライブイン休憩
ということで、ここからはボスニアヘルツェゴビナの
大自然ですよ。
まずは、ドライブインで休憩。
バスから降りてほっとです。
動かないバスにじっと座っているのも結構しんどいものです。
何か買いたかったけど、レジはいっぱいの人が並んでいて。。
ここはトイレ休憩だけでした。
ボスニアヘルツェゴビナ
さて、ボスニアヘルツェゴビに入ったのですが、
ご覧の様にボスニアヘルツェゴビは三角形をした大きな国。
歴史的に北中部はボスニア、南部はヘルツェゴビナと
呼ばれてきたそうですが、スルプスカ共和国(セルビア人)
との連邦国家でもあります。
私達が行くモスタルはボスニアヘルツェゴビの
南の端の方にあります。
ボスニアヘルツェゴビで行くのはここだけ。
せめて首都サラエボも行きたかったな。。
ボスニアヘルツェゴビの紛争について
ちょっとここからはボスニアヘルツェゴビナの景色を見ながら
ボスニアヘルツェゴビナ紛争についてのお話を。
ボスニア・ヘルツェゴビナと聞くと、
皆さんはどんなことを思い出されますか。。
多分。。私がそうだったように、
30年ほど前のボスニアヘルツェゴビナ紛争の事ではないでしょうか。
ちょっと荒れた土地や、クロアチアとは違った建物が並ぶ道を
走っていきます。
それまで聞いたこともない国名だったのに(地理で習っていたかも?)
あの頃連日新聞やテレビから伝わる、ボスニアヘルツェゴビナの紛争報道を
戦争のない平和な日本にいて、信じられない気持ちで聞いていました。
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(セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、
北マケドニア、スロベニア、モンテネグロの6カ国、
コソボ自治区を入れたら7か国)の一つでした。
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旧ユーゴスラビア時代からボスニア・ヘルツェゴビナは
ボシュニャク人(ムスリム・イスラム教)、セルビア人(正教徒)、
クロアチア人(カトリック教徒)の3勢力が共生する多民族国家でした。
旧ユーゴスラビア時代には、チトーが連邦維持のために、
民族運動を徹底的に弾圧。
弾圧の下、民族間に言語や宗教考え方の違いはあっても
民族間の交わりや婚姻も行われ、
静かに各民族が暮らしていたようです。
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クロアチアで独立紛争が始まると、
ボスニア・ヘルツェゴビナでも各民族間の対立が激化し、
紛争が勃発しました。
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3つの民族が混在していたボスニア・ヘルツェゴビナ内部では
3勢力がそれぞれ「民族浄化」の名のもと他民族の追放や虐殺を行い
凄惨な戦いが続いたのです。
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私がテレビで見ていた悲惨な状況は、この時の様子でした。
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紛争は1992年4月から1995年12月までの3年半にわたって続き、
NATO(北大西洋条約機構)軍の介入を経て終了。
でも、なんと。。
死者20万人・難民200万人を出す結果となったそうです。
ネレトバ川の渓谷
ここは、ネレトバ川の渓谷。
川の水は青く、周囲の山の緑は美しく、
きっと30年前の紛争時も同じ美しさだっただろうに
どうして同じ人間同士がそこまで争わないといけなかったのか。。
悲しくなりますね。
どうして戦うんだろうか。。と思ってしまいます。
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今はこの渓谷にもりっぱな高速が通っていて、町と町を繋ぎ
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教会の尖塔もあります。
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いよいよもうすぐモスタルのようですよ。
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ボスニア・ヘルツェゴビナでも5番目に大きな都市のモスタルにやっと到着。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
に続きます。
お久しぶりです。
10月になり、緊急事態宣言が解除され少しほっとですよね。
きっとどこも人出が多いだろうと、急に外出せず様子を見ている段階です。
でも、気分はやっぱり少し晴れ晴れです。(^-^)
クロアチアからボスニア・ヘルツェゴビナへ、確かに自然が豊かでいいところです。私達は日帰りだったのですが、モスタルかサラエボに一泊できたらもっと色々な事を見れたのに。。と思っています。
ミラノのシンボル、スフォルツェスコ城見せて頂きました。ポチも押しておきましたよ。スフォルツェスコ城は私も行った事がありますが、Tagachanさんの記事はとても丁寧で、いつかイタリアに行く時の参考になります。
そんな日が早くきてほしいです。(^^ゞ
ほんと、今年もあと3ケ月なんて。。
家にいる日々がほとんどで季節感が全くありませんね。
そうか。。うちも、おせちを頼まないと。(^^ゞ
同じ国の中で他の国を通らないと行けないなんて。。初め意味が分かりませんでした。説明をざっと聞いても、はぁ。。という感じで。
自分でちゃんと調べてみてようやく納得できた感じです。(^-^;
ボスニアヘルツェゴビナの紛争、私達はあの時断片的にニュースで知り、そして、私は長いことその戦争の事も忘れていました。
でも、戦争は終わっても現地には色々な問題が今も残されています。
これも、少しずつお話しできたらなと思っています。(^-^)
自然の美しさを見ると余計に戦争の虚しさを感じますね。
バスの中からの写真は、有名な観光写真ではないのですが、確かに行ってみないと撮れない写真でもありますよね。
私は途中寝ないタイプなので、(。。って、寝てしまっている時もありますが。。)できるだけアップして、現地にいる気分を共有してもらえたらと思っています。(*^^*)v
お久しぶりです。タンポポの花をポチっと押しておきましたよ。Taga-chan(turbo-008)です。
日本もやっと緊急事態宣言が9月末で解除されましたね。少しほっとしています。やっと、外出できるようになりましたね。
クロアチアからボスニア・ヘルツェゴビナへの入国ですか。思い出しました、おしゃる通り、20年ぐらい前に民族紛争がありましたね。でも、自然が豊かでいいところですね。一度は行ってみたいですね。
今回は、前回の続きでイタリアのミラノのシンボルと言われているスフォルツェスコ城に行った時の記事Part-2を紹介していきますので、時間があればチラッと見てください。宜しくお願いします。
lovelik-for-men.com/?p=49303
先日は母とおせちの相談をしながら、もうこの時期になったんやねぇ、、なんて話をしていました(*^^*)
日本にいると国境越えという感覚がないのですが、大変そうですね(^_^;)
たんぽぽさんは待ち時間が少なかったようで良かったですね(*^^)v
添乗員さんが興奮されるぐらいだから稀なのでしょうね(*^^*)
ボスニアヘルツェゴビナの紛争、当時はニュースで流れていましたね。
今は大自然を観光出来る、平和が戻ったのですね、
ただそこに至るまでに多くの方々の犠牲があるのですね。
自然はどんな時でも美しいのに、そんな中で人間同士の争いを思うと悲しくなります。
たんぽぽさんと同じことを私も感じます。
ネレトバ川、美しいですね。
この流れをずっと見ていたい気持ちになります(*^^*)
バスの中からのお写真、やはりそうでしたか(^_^)
もしや私が現地にいる気分とお話したからかな〜、いやいや、あつかましいコト、書かんとこ〜(;´∀`)なんて思ってたから嬉しかったです(*^^*)