タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

トサミズキ

2010年04月02日 | 日記
 旧河山小学校(岩国市美川町)の校舎のまわりに植えてありました。樹木は名前を知らないものが多くて、調べるのが大変です。そんなときは、「このきなんのき」掲示板で教えてもらいます。
 今回教えてもらった樹木はトサミズキ。マンサク科トサミズキ属。名前の通り、高知県の蛇紋岩質地域に限られて自生している。ヨーロッパや日本の各地方で植栽されて、校庭や公園の樹木として人気がたかい。







アリアケスミレ

2010年04月02日 | 日記
アリアケスミレは花の色が変化に富むことから、有明の空の色になぞらえてついた名前です。白花から淡紫色まで変化が多い。しかし、基本は白花で花弁の筋の紫色の濃淡で全体のイメージが決まってくる感じです。日当たりのよい湿地を好むので、水田や畑のあぜや河川敷などに生える人里に身近なスミレです。家のまわりの草地で白っぽいスミレを見かけるとアリアケスミレと思って間違いないでしょう。
【アリアケスミレの特徴】
①花期は4月上旬~5月。
②花はほとんど白色から紫色のすじが濃くて淡紫色に見えるものまで変化が多い。花径は2㎝前後。花柄は無毛。
③側弁の基部には毛が多い。上弁に毛があるものもある。距は太くて短め。
④スミレに比べて葉の数がずっと多く、へら状で葉身が長く(葉身が葉柄より長い)、水平方向に広がるのが特徴。葉柄には翼がある。
⑤地上茎はない。
⑥海岸沿いの平地、河川敷や耕作地など人里周辺に多い。市街地でもよく見かける。
※いがりまさし著「増補改訂 日本のスミレ」参照