タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

竜王山(ルリハコベ、ナンゴクウラシマソウ、コバノタツナミソウ)

2017年04月29日 | 日記
【ルリハコベ】毎年撮りたいと思いながら撮れなかったルリハコベ。今年は間に合いました。でも、花が小さいのでピント合わせに苦労しました。瑠璃色の花がとても綺麗です。







【ナンゴクウラシマソウ】花の先端が長く伸びて、浦島太郎の持つ釣り竿の糸みたいなのでついた和名。浦島太郎はauのCMでブレイク中です(*^_^*)









【コバノタツナミソウ】コバノタツナミソウの方が全体的に小さく、葉の大きさは1㎝程度。そして、別名ビロードタツナミといわれるように、葉がたくさんの短毛に被われています。また、タツナミソウは道端や草原で見られるますが、コバノタツナミソウは海岸近くに生育します。










帝釈峡

2017年04月22日 | 日記
【カタクリ】薄紫の大きな花は、日が当たると反り返ります。曇った日は花は閉じたままです。天気のよい日に見たい花ですね。







【バイカイカリソウ】この花を見るのは何年ぶりだろう?10年近くは見ていない気がします。名前を覚えていてよかった。











【フタバアオイ】「頭が高い、この紋所が目に入らぬか!」水戸黄門で有名な徳川家の紋章の三つ葉葵は、このフタバアオイが原型といわれています。











【タチツボスミレ】スミレを代表する花ですが、なかなか典型的な個体に出会うことができません。ニオイタチツボスミレやナガバノタチツボスミレの特徴が混ざっていることが多いように思います。











【イブキスミレ】観察会で教えてもらったスミレです。初めて見ました。花は薄い紫色で、上弁がウサギの耳のようにピンッと立ち、側弁に毛がたくさん生えています。









【ヒカゲスミレ】観察会で教えてもらったスミレです。花が白くて葉の表面が黒っぽい印象的なスミレです。









【マルバスミレ】観察会で教えてもらったスミレです。葉が丸いのでついた名ですが、葉が丸いスミレは他にもあるように思いますが・・。白く厚みのある花も少し丸いかな?










【イチリンソウ】純白の大きな花を茎頭に一輪咲かせる様は、貴公子を彷彿させます(*^_^*)









【ニリンソウ】イチリンソウに比べ花が小さく、茎頭から花柄を伸ばし二輪の花を咲かせます。群落をつくると見応えがありますね。









【ケスハマソウ】初めて見る花なので少し調べてみました。
〇花弁状に見えるのは萼片で写真では6枚であるが、6~10の個体があるらしい。
〇花の中心に多数の雌しべ、そのまわりに多数の雄しべがある。
〇葉の両面に毛が生えているスハマソウがケスハマソウ(本種)である。
〇太平洋側に見られる花はほとんど白色である。(日本海側は、赤紫や青紫をしているものがある。)
〇葉は根生し、葉身は3裂している。
〇葉の先端は丸味を帯びている。(近縁のミスミソウは葉の先端がとがっている。)












【チョウジガマズミ】レンプクソウ科ガマズミ属、観察会でチョウジガマズミを案内してもらいました。
薄いピンク色の花を枝先にたくさん付けて、青空に映えるチョウジガマズミの花は最高に綺麗でした。


















【メグスリノキ】三出複葉のカエデのなかま。和名は、昔樹皮から目薬を作っていたことによる。写真は雄株の雄花です。







【ヤマブキ】散歩の途中に見るヤマブキの花は八重ばかり。一重の方が自生っぽくていいですね。写真は庄原市の遊歩道沿いに咲いていたヤマブキです。





【ヤマブキソウ】山吹色の大きな花が魅力的ですね(*^_^*)







【シロバナネコノメソウ】ユキノシタ科ネコノメソウ属、十年ぶりに出会えて嬉しい花です(*^_^*)






秋吉台(ニオイタチツボスミレ、オキナグサ、ヒトリシズカ、カゴノキ、ホタルカズラ、スミレ、シャガ、アオキ、センボンヤリ、キジムシロ)

2017年04月13日 | 日記
【ニオイタチツボスミレ】秋吉台にニオイタチツボスミレの写真を撮りに行きました。この花は典型形に近いかも?









【オキナグサ】秋吉台は風が強くて、風間を待って写真を撮りましたが、忍耐強くない私は集中力を欠き、ほとんどいい写真を撮ることができませんでした(^_^;)















【ヒトリシズカ】群生することなく、石灰岩の側にひっそりと咲いています。









【カゴノキ】秋吉台に長年通っていますが、知らないことが多いです。同じものばかり見て進歩がありません(^_^;)今回はカゴノキを見つけました。珍しい木ではありませんが、少し嬉しくなりました♪









【ホタルカズラ】咲き始めは紫色をしていますが、しだいに青味を帯びていきます。全体的に毛深い植物です。







【スミレ】濃い紫色の花が目立つスミレです。道端によく咲いているので馴染みのある花ですよね。









【シャガ】中国原産の帰化植物。三倍体のため種子を作りません。したがって、株分けにより人為的に増やされたことになります。





【アオキ】アオキには雄株と雌株があるんですね。写真はすべて雄花。次は雌花を探してみます。







【センボンヤリ】秋吉台にたくさん咲いています。花弁の表は白く、裏は赤紫色をしています。







バラ科キジムシロ属キジムシロ
バラ科キジムシロ属ミツバツチグリ
秋吉台にはキジムシロとミツバツチグリの両方が見られます。しかし、キジムシロの方が圧倒的に多いと思います。また、この二種は大変よく似ているので区別するのが容易ではありません。私なりの識別ポイントは、
1、キジムシロの小葉は5~9枚。ミツバツチグリは3枚。
2、キジムシロの花茎は赤味を帯びている。ミツバツチグリは緑。
3、キジムシロは花が黄色、ミツバツチグリはやや淡黄色。
4、キジムシロの方が、花の周辺(萼、蕾、茎葉など)が毛深い。


【キジムシロ】





【ミツバツチグリ】
















霜降山管理道(ニオイタチツボスミレ、シハイスミレ、フデリンドウ、タブノキ、オオシマザクラ、キタキチョウ)

2017年04月12日 | 日記
【ニオイタチツボスミレ】特徴として、
1、花弁が重なり合って花全体が丸っこい。
2、花の中心部の白い部分が丸く、はっきりしている。
3、花茎に毛が生えている。
典型的な花を見つける自信はありませんが、大体クリアしていれば私的にはOKです。








【シハイスミレ】シハイスミレは、紫背菫と書きます。花や花茎など全体的に赤っぽいスミレです。なんといっても一番の特徴は、名前の通り、葉裏が紫色をしているところです。今回の花は、赤っぽさに関しては今ひとつでしたが、葉裏の紫はバッチリでした。







【フデリンドウ】秋に咲くリンドウは花も丈も大きいですが、春に咲くリンドウは小さくて可愛らしいです。春に咲くリンドウには、ハルリンドウとフデリンドウがあります。霜降山管理道に咲くリンドウはフデリンドウです。







【タブノキ】タブノキの冬芽が膨らみ、展開し、花芽が見えています。







【オオシマザクラ】霜降山管理道に植えられているサクラはオオシマザクラです。白く大きな花を咲かせます。







【キタキチョウ】今年最初のチョウの写真は、キタキチョウ!マクロモードで最接近して写真を撮ることができました