タムリンの備忘録
山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪



 



 ハクサンチドリは、ラン科、ハクサンチドリ属。
 北海道と本州中部地方以北の亜高山帯~高山帯の草地に生える多年草。
 葉は、3~6個つき、長さ4~15㎝、基部は茎を抱く。




 花は紅紫色で総状に数個~10数個つく。苞(ほう)は披針形(ひしんけい)で先が鋭くとがり、花序の下部では花より長くて目立つ。



萼片と花弁はともに鋭いが、側花弁は萼片より少し短い。
 距(きょ)は1~1.5㎝、太くて短い。名のチドリは、花の形を飛ぶ千鳥にたとえた。




※苞・・・・花の根もとにつく葉
※披針形・・平たくて細長く、先のほうがとがり、基部のほうがやや広い形
※距・・・・植物の花びらや萼(がく)の付け根にある突起部分

【改訂 立山の花(土肥行雄)、日本の高山植物(山と渓谷社) 参照】


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 ゴゼンタチバナは、ミズキ科、ゴゼンタチバナ属。
 北海道、本州中部地方以北、四国の亜高山帯~高山帯の林下や林縁に生える高さ5~15㎝の多年草。





 葉は、4~6個が輪生状につき、長さ2~6㎝。菱形状楕円形で両端とも尖る。




花は4枚の花弁に見えるが総苞片で、その中に10個以上の小さな花が集まっている。
 秋に実る赤い球果の数で、花の数を確認できる。




【改訂 立山の花(土肥行雄)、日本の高山植物(山と渓谷社) 参照】

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 イワギキョウとチシマギキョウは、キキョウ科、ホタルブクロ属。
北海道と中部地方以北の高山帯の砂礫地、岩の割れ目、風衝草原などに生える多年草。
形態も自生地も同じで、時に同居することもあり、見分けることが難しいように思えるが、以下の違いに着目すると容易に区別できる。


イワギキョウ

○花はチシマギキョウよりも青みの強いコバルトブルー。
○花冠は無毛、萼には粗毛がある。
○萼片は線状でふちに粗く尖った鋸歯がある。




チシマギキョウ



○花冠の内側やふちには長軟毛がある。
○萼には鋸歯がなく、長い毛がある。
○萼片は三角形状で全縁。




【改訂 立山の花(土肥行雄)、日本の高山植物(山と渓谷社) 参照】

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クルマユリは、ユリ科ユリ属。
北海道、本州の中部地方以北と大台ガ原山、四国の剣山の亜高山帯~高山帯の草地に生える多年草。
 花は直径5~6㎝で、茎の上部に1個~5個が斜め下向きにつく。花被片は朱赤色で濃紅色の斑点があり、上半分は反り返る。




 葉は無柄で、茎の中央部に10個ほどつくが、2~3の輪生状になり、上部につく少数の葉は小形で互生する。




 名は輪生状につく葉の形を車輪にたとえて車ユリという。




【改訂 立山の花(土肥行雄)、日本の高山植物(山と渓谷社) 参照】

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 平地に見られるキンポウゲ(ウマノアシガタ)とほとんど同じに見えますが、高山にあるのでミヤマキンポウゲといいます。あえて違いをあげるならば、茎や葉柄、花序などに上向きの粗毛があるそうです。ミヤマキンポウゲは、キンポウゲ科・キンポウゲ属の多年草の高山植物。先のシナノキンバイとの違いに少し触れたいと思います。
①花の大きさ、シナノキンバイは約4㎝。ミヤマキンポウゲは約2㎝。
②ミヤマキンポウゲの花には光沢がある。
③花弁の外側には薄緑色の萼片が5枚ある。(シナノキンバイは黄色い花弁のように見えるものが萼片)
【改訂 立山の花(土肥行雄),山渓カラー名鑑 日本の高山植物(山と渓谷社)参照】










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 シナノキンバイと思って撮った写真がミヤマキンポウゲだったりしたため、写真を探してもほとんどありません。どうにか蕾とピークを過ぎた花の写真数枚見つけました。
 シナノキンバイは、キンポウゲ科・キンバイソウ属の多年草。北海道~中部地方以北の高山帯に生える高山植物。雪渓が溶けたあとの湿った草原に生える。直径約4㎝の大きな花を持ち、ミヤマキンポウゲのように光沢がないので、よく見ると容易に区別がつく。








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 ベニバナイチゴは、バラ科・キイチゴ属。亜高山~高山帯に生える落葉低木。キイチゴの仲間では最も高いところに生える。イチゴの花は白や黄色が多いが、濃紅色の花は珍しい。棘をもたないのも特徴の一つ。赤い実を結び、食べることはできるが、あまり美味しくない。







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 ミツバオウレンは、キンポウゲ科・オウレン属。本州中部以北の亜高山帯から高山帯のやや湿気のある草地に分布する多年草。花茎の先に直径7~10mmの白い花を一つつける。5枚の白い花被片は萼で、花冠は黄色い蜜腺となっている。【訂正】1枚目と2枚目の写真は、コシジオウレン(ミツババイカオウレン)でした。花茎が褐色なのが特徴です。3枚目の写真がミツバオウレンで花茎が緑色です。







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