タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

9月8日猫山(広島県庄原市西城)

2007年09月30日 | 日記
ネコヤマヒゴタイ


午前中に池の段で過ごした後、猫山に移動しました。猫山は道後山の隣に位置し、猫山スキー場があります。目的はネコヤマヒゴタイです。ホクチアザミに似ていますが、全体的に細長く、花も茎も貧弱に感じます。
ソバナ



ソバナはキキョウ科ツリガネニンジン属です。ツリガネニンジンのなかまは、山口県ではサイヨウシャジンばかりで、ソバナはほとんど見かけません。サイヨウシャジンに比べて花は大きく一つ一つ着いています。時期的に少し遅いと思っていましたが、花をつけている株をいくつか見つけることができてラッキーでした。
ミヤマママコナ


ママコナは花の中にある米粒が白色です。ミヤマママコナは米粒に黄色が混ざっています。シコクママコナというミヤマママコナの変種があるそうですが、こちらは黄色の米粒だそうです。しかし、ミヤマママコナとの区別に自信がないので、ミヤマママコナとしました。

9月8日池の段の植物たち③

2007年09月25日 | 日記
イワショウブ

ヤマジノギク


クロバナヒキオコシ

シラヒゲソウ

シオガマギク

モミジハグマ

イワショウブはまだまだ咲き続ける気配でした。でも、多くの株は赤っぽい実をつけていました。ヤマジノギクは背が高くなると風で揺れてよい写真がなかなか撮れません。しかし、今回は咲き始めで背が低かったので綺麗に撮ることができました。もしかしたらこの辺りのヤマジノギクはそんなに高くならないのかも知れません。秋吉台のものは1.5mくらいになるうえに、いつも風が強いのでうまく撮れません。クロバナヒキオコシは前回はまだ少ししか花をつけていませんでしたが、今回は全体に花をつけていました。シラヒゲソウは今が盛りでした。草原でシオガマギクを見つけました。想像以上に大きな花でした。前回載せたモミジハグマの写りが悪かったのでまた載せました。

9月8日池の段の植物たち②

2007年09月22日 | 日記
タンナトリカブト


アケボノソウ


アカバナ


コウリンカ

タンナトリカブトに早くも出会うことができました。相変わらず豪華で美しい花です。この辺りにはトリカブトのなかまのサンヨウブシもあるみたいです。湿地にはたくさんのアケボノソウが咲いていました。山口県ではなかなか出会うことができない花です。湿地にはアカバナが群生していました。こんなにたくさん咲いているのを見るのは初めてです。今回の一番の目的は、またしてもコウリンカでしたが、遅すぎました。枯れた花は見つけましたが、綺麗に咲いているものはありませんでした。どうにかUPできそうな写真は一株でした。

9月8日池の段の植物たち①

2007年09月10日 | 日記
オオカニコウモリ

オオカニコウモリはキク科コウモリソウ属の植物です。葉の形がコウモリみたいで模様がカニの甲羅に似ているところから名前がついたそうです。コウモリソウには種類が多いのですが、オオカニコウモリは茎が紫色で稲妻形に曲がるのが特徴だそうです。
キバナアキギリ

キバナアキギリはシソ科の植物です。優しいクリーム色の花が綺麗ですね。形も独特です。昔、缶ジュースについていた穴開け器を思い出します。飛び出した紫色の糸状のめしべも目を引きますね。
ツルニンジン

ツルニンジンは朝鮮人参のように根が太いのでついた名です。バアソブという名の植物はまだ見たことはないのですが、「婆さんのそばかす」という意味だそうです。それにちなんで、ツルニンジンはジイソブと呼ばれます。花にある紫色の模様が爺さんのシミに似ているということでしょうね。
サラシナショウマ

サラシナショウマは今が盛りでした。
アキノキリンソウ

前回は蕾が多かったのですが今日はたくさんお花を咲かせていました。この花を見ると秋を感じます。
マツムシソウ

西中国山地のマツムシソウは九重で見かけるものよりも少し小振りに思えます。
ウメバチソウ

まだまだ、蕾が多いのですが草原にポツリポツリと咲いていました。秋吉台にも咲き始めていることでしょう。
オケラ


草原に白やピンクの花をたくさんさ咲かせていました。総包の萼のような部分が魚の骨の形をしているのが面白いですね。

うみたまご(大分県別府市)①

2007年09月01日 | 日記
セイウチのショー



妹と姪が神奈川から帰省してきたので、別府の水族館「うみたまご」に行きました。「うみたまご」は旧マリンパレスを改装して2004年にオープンしました。高崎山の麓にあります。マリンパレスの頃は何度か行ったことがありますが、うみたまごになってからは初めてです。到着するとすぐにセイウチのショーが始まりました。セイウチは大変おとなしく、お客さんに体を触られても平気です。腹筋も披露してくれました。
チンアナゴ

海藻が波に揺れるように、ゆらゆらと動く「チンアナゴ」。このチンアナゴは、名前の通り、アナゴの仲間で、英語では「ガーデンイール」と呼ばれています。ひょっこり顔を出したり、砂に潜ったり、まるでみんなでかくれんぼをしているかのようです。
イワシの群れ

水槽を泳ぐイワシの群れは圧巻でした。
クラゲたち

ライトの色が変わるたびにクラゲたちは赤色、青色、緑色と染まって泳いでいました。
水槽の魚たち