タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

春を感じる植物

2006年01月31日 | 日記

植物たちはもう春を感じているのか次々と花を咲かせています。昼休みに写真を撮りに行きました。ノボロギク、オオイヌノフグリ、ホトケノザ、オランダミミナグサ、ナズナ・・・。立春をまたず植物は春を予感しているのですね(*^_^*)

常盤公園のハクセキレイ

2006年01月30日 | 日記

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常盤公園で撮影したハクセキレイです。白い顔に黒い過眼線の白っぽい顔のセキレイです。セグロセキレイは黒い顔に白い眉斑があるので顔の色で区別できます。下流や海辺のハクセキレイ、中流域のセグロセキレイ、上流や渓流のキセキレイと不明瞭ながら住み分けています。


白滝山頂上

2006年01月29日 | 日記

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ゴルジュ帯に氷柱を見にいった後、白滝山頂上を目指しました。滝に降りたときもそうでしたが、道に迷わないように赤いテープがかなり近い間隔につけてあります。滝上の林道にある登山口から登ると頂上まで約25分です。雪が残っていたので滑らないようにゆっくり登りましたが30分はかかりませんでした。ヤブツバキの木がたくさんありましたがつぼみばかりで花が咲くのはまだ先のようです。頂上周辺にはたくさん雪が残っていました。頂上にはポストが用意されて、登山客の感想が記されていました。私も記録を残してきました。いつものようにお湯を沸かしカップラーメンを食べました。晴れていれば日本海側がよく見えます。残念ながら今日は霞んでいました。かすかに日置の風力発電を確認できました。下山は15分くらいです。豊田町の道の駅「蛍街道西ノ市」で入浴してから帰りました。

頂上から見た登山道



下関市豊北町「白滝山のゴルジュ」

2006年01月28日 | 日記
白滝山のゴルジュ

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ゴルジュからぶら下がる氷柱を見たくて、再び白滝山を訪れました。沢登りはあきらめて、滝上まで林道を車で進み、白滝山頂上への登山口の側に車を止めて滝まで降りました。雪が道に残っていたので氷柱を期待しましたが、残念ながら見ることはできませんでした。1月はじめは寒すぎて氷柱が見れませんでしたが、今回は少し暖かすぎて駄目でした。なかなかよい条件の時に訪れることができませんね。

さかなの住む滝


この滝壷には何故かさかなが住んでいます。誰かが放流したのでしょうか?


パピルス

2006年01月27日 | 日記


パピルス草(和名:カミカヤツリ)は、古代エジプトで は茎を刃物で薄く切り、最古の紙として使用されていました。また製紙法が発達する10世紀頃までは、地中海諸国で盛んに用いられていました。英語のペーパー(Paper)は、この Papyrusを語源にしています。熱帯性の水生植物であるため、エジプトでは多年草、日本の気候では一年草として育成し、茎は三角形で2m以上に成長します。写真は常盤公園熱帯植物館のものです。


ハナキリン

2006年01月25日 | 日記


写真は常盤公園の熱帯植物館にあるハナキリンです。赤やピンク、オレンジ、黄色や白の小さな可愛い花を咲かせます。夏から秋にかけて花を咲かせますが、温室などでは真冬でも花が咲きます。茎には大きなトゲがたくさん生えています。サボテンの「モクキリン」というのに形が似ていて、よく花を咲かせるところから「花キリン」の名前がつきました。トウダイグサ科の多肉植物で、切り口などから出る乳汁に触れるとかぶれることがあります。原産地はマダガスカルです。






ナガバジャノヒゲ

2006年01月24日 | 日記


ナガバジャノヒゲはジャノヒゲの葉より細く長いという違いがあります。ジャノヒゲの葉は長さ10~20㎝、幅2~4mm。ナガバジャノヒゲの葉は根生し、長さ20~40㎝、幅1.5~2.5㎜です。長さ10~15㎜の花茎を出して、先端に総状花序をつけます。花は白色または淡紫色です。花被は6枚で下向きに咲きます。青紫の実のように見えるものは正しくは種子だそうです。果皮が早く落ち、種子が果実のように見えます。根の肥大部は薬草になります。写真は皇座山で撮ったものです。







常盤公園のハクチョウ

2006年01月23日 | 日記

コハクチョウ


オオハクチョウ


コブハクチョウ


クロエリハクチョウ


コクチョウ

オオハクチョウとコハクチョウの違いは体の大きさだけではありません。嘴の黄色の部分が鼻の穴より先の方(下の方)まで広がっていればオオハクチョウです。コハクチョウの場合は黄色の部分が鼻の穴の上までです。コブハクチョウは額にコブがあり嘴の色が橙色です。



ウツボカズラ

2006年01月22日 | 日記


常盤公園の熱帯植物館にあるウツボカズラです。葉の先端からまきヒゲ状のツルを伸ばしてその先端に”捕虫袋”と呼ばれるツボ型の虫を捕まえる部分を形成する食虫植物です。品種によって捕虫袋の大きさも様々です。捕虫袋の入口にはフタが付いていて、中に入っている消化液が雨で薄まるのを防いでいます。この消化液には虫を沈みやすくする物質や昆虫のかたい殻をも溶かす酵素が含まれています。フタや入口の部分にある蜜腺で虫たちをおびき寄せ、ツルリと滑らせて消化液の中へと落とします。内壁はとても滑りやすくなっていて、一度足を滑らすと二度と出て来れなくなってしまうのです。






常盤公園のペリカン島

2006年01月21日 | 日記


常盤公園はモモイロペリカンのカッタ君で有名です。近所の幼稚園や小中学校に現れてアイドルとなりました。そしてアニメ映画まで作られました。ほとんどのペリカンは「ペリカン島」と呼ばれる常盤湖の中にある小さな島にいます。この島にいるペリカンはモモイロペリカンとハイイロペリカンの2種類です。カッタ君もこのペリカン島のどこかにいるはずです。すでにカッタ君の孫まで生まれているそうです。島を離れて客の中にいるペリカンもいます。アオサギが大きいと思っていましたが、ペリカンはその比ではありませんね。






常盤公園のオオバン

2006年01月20日 | 日記
常盤公園のオオバンはここ数年で随分増えたように思います。阿知須のきらら浜自然観察公園にもたくさんいます。宇部には冬鳥としてきますが、留鳥もいるのかも知れません。全身が黒っぽく、嘴と額が白いのですぐに分かります。オオバンはカモの仲間ではなくクイナの仲間です。だから足がよく発達しています。雌雄同色です。常盤公園では、エサをやる客の近くまでやって来ます。

オオバン





常盤公園のヒドリガモ

2006年01月19日 | 日記
ヒドリガモ♂




ヒドリガモは日本に冬鳥として飛来します。淡水ガモですが他の淡水ガモよりも海に出る傾向が強く、大群が海面に浮かんでアオノリなどの海藻を食べている姿をよく見かけます。内陸の湿地や湖沼周辺で草の葉を引きちぎって食べたり、実をついばんだりすることも多いです。見分ける特徴は、頭部が茶褐色で嘴が灰色です。宇部では海岸や池のいたるところで見られます。常盤公園では道を歩いている姿もよく見かけます。

ヒドリガモ♀





常盤公園のマガモ

2006年01月18日 | 日記


マガモのオスは光沢のある濃い緑色の頭と黄色の嘴が特徴です。そのため俗に青首と呼ばれます。主に冬鳥として水辺に飛来します。宇部市の池や海岸や河口にもたくさん見られます。常盤公園ではエサを与えるお客さんがたくさんいるので人の側までやってきます。オオバンやヒドリガモも人の近くまでやって来ます。

マガモ♂:正面


マガモ♂とユリカモメ


マガモ♂とオオバン


阿知須のきらら浜自然観察公園に「コオリガモ」が飛来したとバーダーたちが写真を撮りに通い、賑わっているそうなので、昼休みを利用して見に行きました。しかし、今日はあまり人はいませんでした。係員にた尋ねたところ、1月5日にはじめて確認され大変な騒ぎになったそうです。そして、騒ぎも一段落したようです。時間がなかったのでビジターの正面からの観察でしたが、対岸近くにコオリガモの♀を確認することができました。北海道と東北の一部の海岸にしかいない珍しい冬鳥です。もちろん、山口県では初めての確認です。今までの最南の記録は東京だったそうですが、大幅に記録更新ですね。

写真提供:きらら浜自然観察公園
コオリガモ




常盤公園のユリカモメ

2006年01月17日 | 日記


常盤公園に水鳥の写真を撮りに行きました。常盤公園は白鳥の飼育で有名です。日本の動物園にいる白鳥のほとんどが常盤公園の出身だと聞いたことがあります。観光客がエサを与えるのでたくさんの鳥たちが集まってきます。だから、ここでは水鳥たちのUPの写真を撮ることができます。今、常盤公園で最も多くいる鳥がユリカモメです。小型のカモメで嘴と足が赤いのですぐに分かります。冬鳥として日本にやってきます。暖かくなると夏羽に変わり、頭や顔が黒くなります。