タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

ヤマアジサイ(長野山)

2006年06月30日 | 日記
ヤマアジサイ(ピンク)



ヤマアジサイ(ブルー)



長野山で撮影したヤマアジサイです。ヤマアジサイは梅雨の時期から夏の終わり近くまで長い間咲き続けるのですが、なかなかよい花に出会うことができません。どこか傷んでいるのです。また、撮影するときに花全体を漠然と撮るとポイントがぼけて何を写したかったのかまるで分からない写真となってしまいます。今回は高い位置にある花が多かったので、横や下からの写真となり、上から撮ったものとは趣が違ったものとなりました。


ユキノシタ(長野山)

2006年06月29日 | 日記
ユキノシタ




ユキノシタの花は本当に綺麗ですね。赤と黄と白のグラデイションが絶妙です。沢沿いの岩場など、湿り気の多い半日陰の場所に生育します。ダイモンジソウやジンジソウの花によく似ていますが初夏に咲くのがユキノシタです。ダイモンジソウやジンジソウは秋に咲きます。以前、秋に長野山を登山道から登ったときにジンジソウに出会ったことを思い出しました。

九重のドウダンツツジ

2006年06月25日 | 日記
ツクシドウダン


ベニドウダン

シロドウダン

植物の先生が単独で九重に行って撮ってきた写真です。長者原から雨ガ池を経て坊がつるに行き、そこから大船山に登り、北大船山から大戸越を経て坊がつるへ下ったそうです。そして、すがもり越から長者原に戻りました。約18キロに及ぶ行程だったそうです。私も1泊で九重に行きたいのですが、天候が定まらず、いつ実行できるか計画が立ちません。

ササユリ(周南市鹿野:天神山公園・長野山緑地公園)

2006年06月24日 | 日記
天神山公園のササユリ


天神山公園のササユリはバイオテクノロジーで増殖したササユリを植え付けたものです。すでにほとんど咲き終わり、傷んだ花ばかりでしたが、一株だけ元気な花を見つけました。人工的に栽培したササユリは野生のものより花つきがいいように思いました。

長野山緑地公園のササユリ




長野山緑地公園のものは野生のササユリです。長野山は頂上まで車で登ることができます。山口県では1000M以上ある山で車で登れる山は他にはないように思います。頂上付近には緑地公園の管理棟がありササユリの保護を呼びかけています。天神山公園のササユリよりも開花が1週間遅れているので、まだたくさんの花を観賞することができました。

ミツバテンナンショウ(5月英彦山)・ツクシマムシグサ(6月平治岳)

2006年06月22日 | 日記
ツクシマムシグサ


マムシグサの仲間は名前を調べても自信があるところまでなかなかたどり着きません。平凡社の「日本の野生植物」で調べたところ一番近いと思われるのがツクシマムシグサでした。6月11日撮影。
ミツバテンナンショウ



5月14日に英彦山で撮影したものです。このミツバテンナンショウは少し自信があります。葉が3枚ずつついているのが決め手です。

男池~かくし水~ソババッケの植物

2006年06月18日 | 日記
バイケイソウ


バイケイソウは大味な感じの花を咲かせますが、マクロ撮影で一つの花をUPにすると味のある花に変わります。
ツルアジサイ


ソババッケで休憩しているときに撮影しました。マユミの木に絡まって咲いていました。名前の通りつる状のアジサイです。
ハナイカダ

ハナイカダが実をつけていました。花を咲かせているときも側を歩いていたはずなのに気がつきませんでした。地味な花のせいかもしれません。
マユミ

マユミやコマユミは実をつけたときによく目につきますが、花を見つけたのは初めてです。

タデ原(くじゅう・長者原)

2006年06月17日 | 日記
イブキトラノオ

シライトソウ


サワオグルマ

6月11日は平治岳下山後、長者原のタデ原に湿原の植物を見に行きました。湿原の植物は初夏から夏にかけてが見頃です。この時期は十分に湿原になっていない上に、ススキの葉が生い茂り、目的の植物を確認することができませんでした。また、木道からの写真には限界があるので花のUPが撮れません。ズームを使っての撮影はこの程度の写真がやっとでした。

オオヤマレンゲ・コケモモ・イワカガミ(平治岳)

2006年06月16日 | 日記
オオヤマレンゲ

九州にはオオヤマレンゲがぽつりぽつりと点在しているみたいです。山友スイさんにくじゅうのオオヤマレンゲに案内してもらいました。撮影しにくい場所だったので正面からの撮影は無理でした。花心が撮影できればよかったのですが・・・。
コケモモ

コケモモはまだ少し早いようでした。平治岳では開花しているのはこの一株しか見つけることができませんでした。
イワカガミ

山口県にあるのは葉の大きなオオイワカガミです。くじゅうのイワカガミはもう終わりに近づいているみたいで平治岳ではこの一株しか花をつけていませんでした。

ミヤマキリシマ(平治岳)

2006年06月11日 | 日記
ミヤマキリシマ





11日(日)はいろいろと重なった日で最後までミヤマキリシマを見に行けるか分かりませんでした。行くことができるのが分かったのは前日でした。元々はコミスポの野球観戦の日でしたが、選手権予選の第2日目であり、第1日目(10日)の雨天順延の日でもあるので、残念ながら断りました。第1日目(10日)が晴れて、その日に負けた場合は、次の日の11日はフリーになります。その条件が整い、ミヤマキリシマの観察会に参加することができました。いつものように、植物の先生とお寺のお嬢と3人で出かけました。目指すは平治岳です。5:30宇部を出発。8:30男池到着。8:55出発で平治岳を目指しました。かくし水~ソババッケ~平治岳のコースです。体調不良のせいで登りはじめからペースがつかめません。結局2時間で登る予定が3時間かかってしまいました。裏年と聞いていましたが、さすが平治岳、結構見応えがある咲きっぷりでした。3:30下山完了。長者原のスイさんのところに行き、オオヤマレンゲの咲いている場所に案内してもらいました。あるんですねくじゅうにもオオヤマレンゲ!!スイさんは1泊して由布岳を目指す予定です。スイさん、またお花情報宜しくお願いします。今回は帰りに渋滞にもあわずスムーズに戻ることができました。疲れましたが、充実した1日でした。


ヤマボウシ・ウツギ・ネジキ(男山登山道)

2006年06月09日 | 日記
ヤマボウシ


ウツギ


ネジキ


ヤマボウシはハナミズキ(アメリカヤマボウシ)に似ていますが、花期が1月くらい遅れます。花の色は白だけでハナミズキの花よりもやや大きく思えます。ウツギは花をたくさんつけています。ネジキは白いツボ型の花を整列させてぶら下げています。幹がねじれているのでこの名がつきました。

秋吉台の植物(6月)Ⅱ

2006年06月08日 | 日記
セイヨウミヤコグサ


セイヨウミヤコグサは萼や体全体に毛が生えているのでミヤコグサと区別できるそうです。「ハイカーホリックの独り言」のルンバルンバさんに教えていただきました。
ウツボグサ


今秋吉台にたくさん咲いている植物のひとつです。散歩によく使う霜降山管理道にもたくさん咲いています。群生しているところもありました。
ウマノアシガタ


ウマノアシガタがキンポウゲだということを最近知りました。キンポウゲは別の花と思いこんでいました。やっとキツネノボタンとの区別に自信がついてきました。
ナワシロイチゴ

苗代を作る頃に果実が熟すので、ナワシロイチゴの名がつきました。5枚の薄ピンク色の花びらは閉じていて開くことがありません。どうやって実を結ぶのか不思議です。実は橙色~暗紅色で食べられます。

秋吉台の植物(6月)

2006年06月06日 | 日記
カノコソウ


別名をハルオミナエシといいます。6月になっても秋吉台ではドリーネを中心にたくさん生えています。
キジカクシ


アスパラガスの仲間で食べられるそうです。
オカオグルマ

日当りのよい草原などに見られる多年生草本です。秋吉台ではもう終わり頃です。
ネジバナ

らせん状についた可憐なピンク色の花が愛くるしいですね。

男山(霜降山)

2006年06月03日 | 日記
キジ

宇部市の人々に霜降山として親しまれている山は霜降岳ではなく男山のほうです。しかし、一般には霜降岳と男山を一緒にして霜降山と呼ぶみたいです。用事があり遠くへ行けなかった夕方は天気がよければ男山に登ります。男山入口のバス停がある交差点を曲がり、行けるところまで車で行き、そこから歩いて約30分で頂上にたどり着くことができます。歩き始めてすぐにキジに出会いました。
フナバラソウ


舟腹草の名は、実の形が舟の胴体に似ているためにつきました。花は濃い紫褐色で全体に短毛が生えています。希少植物で秋吉台でも個体数はそれほど多くないそうですが、男山の頂上には結構生えていました。
男山頂上から

男山頂上から宇部興産のある方向を眺めました。興産大橋がぼんやり見えています。