タムリンの備忘録

山、花、鳥、旅などの写真を中心とした自然観察記録です。
自然が大好きな方々のご訪問をお待ちしています♪

凍ったナメコ

2007年11月28日 | 日記
登山口から見た雲海

西中国山地の山にキノコ採りに行く朝、道のりの途中は朝霧に覆われたところが多かったので、快晴を確信していました。予想道理に霧は晴れ、よい天気となりました。標高1000m近くにある登山口から見る雲海はとてもきれいでした。しかし、足下は白く凍りついていました。最初は霜と思っていましたが、よく見るとまさしく雪でした。
凍ったナメコ



登山口から約10分ばかり登ると、もう尾根道です。やはり、うっすらと雪に覆われていました。しばらく尾根道を歩いた後、目的のキノコを探すために谷筋に下りて行きました。最初の倒木で見つけたキノコは雪に覆われ凍りついていました。ナイフが通らないので指で引きちぎって、きちんとれないものもありました。しかし、ナメコやムキタケがそこそこ収穫できたのでよかったです。

鯛生金山へ①

2007年11月25日 | 日記
鯛生金山(たいおきんざん)






日本の金山といえば佐渡が有名ですが、鯛生金山は全盛期には、年産出量二トン半という東洋一の金鉱山だったそうです。昭和47年に閉山した金山は、その坑道が地底博物館となり、入口から約800mほど見学できます。坑道の中は当時の様子をリアルに再現しています。また、ここは道の駅「鯛生金山」でもあります。周辺には鯛生家族旅行村があり、キャンプ場やテニスコート、スポーツセンターミニ遊園地、一村一品館、レストランなどで一日中楽しめます。

酒呑童子山(大分県日田市上津江村)

2007年11月22日 | 日記
酒呑童子山(しゅてんどうじさん)



5ヶ月ぶりにコミスポの登山に参加しました。酒呑童子山という変わった名前の山に登ってきました。サッカーのワールドカップ日本・韓国大会のカメルーンチームの宿泊場所となった中津江村と上津江村の境あたりに位置しています。また、近くには観光スポットの鯛生金山があります。

ツクシシャクナゲ

登山道のいたるところでツクシシャクナゲの木を見かけました。5月頃にくるといいでしょうね。
アセビ

アセビのつぼみがたくさんついていました。

安蔵寺山の紅葉

2007年11月21日 | 日記
コミネカエデの紅葉




紅葉の主役はやはりカエデですね。カエデは全国で26種あり、山口県には15種が自生しています。そして、そのほとんどが葉の付き方やその形で区別できます。コミネカエデはブナ林のある山でよく見かけます。葉の中央部が長い尾状なのが特徴です。
ナラタロウの紅葉

安蔵寺山の名物といえばナラタロウです。島根県でもっとも大きなミズナラの樹です。幹周りは約4メートル、樹高は約20メートルです。樹齢は約600年以上といわれています。
コマユミの実

ツリバナ、マユミ、コマユミなどの実は種が皮にぶら下がるところが面白いですね。

仁摩サンドミュージアム

2007年11月20日 | 日記
1年計砂時計



石見銀山の近くにある仁摩サンドミュージアムです。ここには世界最大級の砂時計があります。毎年大晦日から元旦にかけて年女年男たちが綱を使って回転させるそうです。
砂時計いろいろ

砂をモチーフにしたオブジェ

サンドミュージアムの近くに鳴き砂で有名な琴ヶ浜があります。車で5分くらいということなので行ってみました。駐車場の前の砂浜は海水浴場になっていて、たくさんの海水浴客に踏まれているので鳴きが悪いそうです。そこから左右に少し離れた砂浜は大変鳴きがよかったです。記念に砂を少しもらって帰りました。
琴ヶ浜

石見銀山へ②

2007年11月11日 | 日記
銀鉱石



日本銀は、16世紀半ばから17世紀前半の最盛期には、世界の銀生産量の約3分の1を占めていました。そのかなりの部分が石見銀山だったと考えられています。石見銀山で産出される銀は、高品位で信用が高く海外にも多量に輸出されました。

五百羅漢


501体の羅漢像は、様々な表情をしています。

町並み地区





町並み地区は、石見銀山の外郭町となる地区です。この地区には、武家や商家、社寺など様々な身分の建物が混在しているのが特徴です。自動販売機や郵便局も町並みの景観をくずさないように工夫されていました。

大森代官所跡


鉱山資料、奉行代官資料などが展示されています。石見銀山の歴史を追体験することができます。

石見銀山へ①

2007年11月07日 | 日記
龍源寺間歩





今年世界遺産に登録された石見銀山に行ってきました。一般公開されているのは龍源寺間歩です。間歩(まぶ)とは銀を掘り続けてできた坑道のことです。龍源寺間歩は1715年に開発され、石見銀山では、大久保間歩に次ぐ大坑道として、良質の銀鉱石が昭和18年までの228年間掘り続けられました。

白石山の野菊たち

2007年11月03日 | 日記
シロヨメナ


シラヤマギク

シロヨメナとシラヤマギクを時々間違えます。シラヤマギクの舌状花はところどころが欠けて丸く、総てが揃うことがありません。ところが盛りを過ぎたシロヨメナはいくつかの花が落ちて欠けているように思えます。そうなると区別が難しくなります。しかし、今回、古くなったシロヨメナの花を何度も観察してみると、全て萎れて丸くくるまり、落ちているものはありませんでした。古くなっても花がところところ欠けているのはやはりシラヤマギクです。
ヤマジノギク

ヤマジノギクはヨメナやノコンギクと間違えそうです。特に株が小さければ尚更です。ヤマジノギクの花はヨメナなどよりも大きめです。草丈もずいぶん高くなります。1mをこえるものもあります。そして、茎は枝分かれをよくします。一番の決め手は上部の葉が細いことです。秋の野菊の区別は、花だけではなかなか難しいですね。