アルプス初挑戦の昨年は、中央アルプスの木曽駒ヶ岳と霧ヶ峰で高山植物の観察をしました。初めて目にする高山植物に心ときめきながらカメラのシャッターを切ったものです。しかし、今回は北アルプス。当然のごとく植物の分布は異なっています。事前に調べておかないといけません。しかし、忙しいのと体調不良が続き、準備不足で臨むことになってしまいました。そのため立山では有名な植物の名前も分からず、同じ植物の写真を何枚も何枚も撮ってしまい、あっという間にカメラのバッテリーを使い果たしてしまいました。一番たくさん撮った写真がヨツバシオガマです。ハクサンチドリやテガタチドリと間違えたらいけないのでついついたくさん撮ってしまいました。結局、帰って調べてみるとハクサンチドリとテガタチドリの写真は1枚もありませんでした。ヨツバシオガマ(四葉塩釜)はゴマノハグサ科シオガマギク属。北海道~中部地方以北の高山帯に生育し、シオガマギクの仲間では最もよく見られる種。シダの葉に似た4枚の葉が茎に輪生してつきます。花は茎頂に数段となってつき、上唇弁がクチバシ状に伸張し、その先が内側へほぼ垂直に曲がるのが特徴です。次に出会ったときはどうにか分かりそうです。
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