小春さんよりタムリンのホームペー
ジの画像掲示板にニジガハマギクの写真を頂いたので、インターネットで調べてみました。しかし、なかなか複雑でしっくり整理できませんでした。ニジガハマ
ギクは小春さんに教えてもらったようにサンインギクとセトノジギクの雑種です。ところが、サンインギクはシマカンギクの変種だそうです。また、セトノジギ
クはノジギクの中で瀬戸内海沿岸に咲く、ノジギクよりも葉の厚さの薄いものをいうそうです。セトノジギクは山口県の光市までが限界みたいです。牧野富太郎
がニジガハマギクの命名をしましたが、その時は、ノジギクとシマカンギクとの雑種としました。なかなか難しくなってきました。昼休みに海岸線にシマカンギ
クの写真を撮りに行きました。サンインギクとの違いは花の大きさにあるみたいです。サンインギクの方がシマカンギクよりも大きいようです。
昼休みに職場の周辺を散策している
と、イヌビワの実をよく見かけます。イヌビワの実は柔らかくなったものは食べることができますが、蜂が入っているので注意が必要です。何故、蜂が入ってい
るかには理由があります。その理由を調べてみました。次の説明は、万博公園の自然研究路の説明板に書かれているものだそうです。『イヌビワはイチジクの仲
間で雄花と雌花が別々に咲く、雌雄異株の植物です。これらの仲間は、イチジクが「無花果」と書かれるように、花が開かないので「花がないように思える」と
いう点に特徴があります。「雄花と雌花が分かれていて、しかも花が開かないのになぜ受粉できるの?」と疑問に思う人もいるかと思いますが、じつはイヌビワ
は実の中にイヌビワコバチという小さなハチが入り込んでいて、この虫が専門的に花粉を運んでくれるのです。5-6月頃に花が咲くと、イヌビワコバチは雄花
に潜り込み、中で産卵します。そこでハチの子供たちが成長します。成虫になると、ハチは外に出ていき、他の株の花を探し潜り込みます。その時、どの花に入
るかでそのハチの運命が決まってしまいます。雄花に入ったものはそのまま産卵できるのですが、雌花に入ったものは産卵も出来ず、出ることも出来ず、閉じこ
められてしまいます。どうにか出ようと、ハチはもがきますが、もがけばもがくほど、自分の生まれた花を出るときに体に着いた花粉を雌しべに振りかけている
ことになります。イヌビワの雄株はイヌビワコバチの育児、雌株は種子の生産にそれぞれ専業化しています。』自然界には不思議なことがたくさんありますね♪
安蔵寺山ではたくさんのナメコを見
ることができました。ほとんどは古くて食べることはできませんでしたが、キノコの特徴が観察でき、良い勉強になりました。ナメコはモエギタケ科のキノコで
晩秋から初冬にかけて深山のブナの倒木などに発生します。主な特徴は「傘の表はお饅頭形、茶色・中心部が濃い、タップリと粘液で覆われる。傘の裏は、ヒダ
は普通で表と同系薄色、柄はしっかりしている、傘と同系薄色」です。幼菌は丸くてヌメリが強いようです。成長するに従ってカサが開き、古くなるに従いヌメ
リが少なくなり、茶色が濃くなります。また、虫が付きやすくなります。安蔵寺山で撮ったナメコの写真を若い順に並べてみました。
若くてヌメリがたくさん!!
すっかり開ききり食べるのは限界かな?
ヌメリがなくなり、傘裏や柄が濃い茶色になっています。
虫もたくさん着いています。残念ながら食らべれません。
若くてヌメリがたくさん!!
すっかり開ききり食べるのは限界かな?
ヌメリがなくなり、傘裏や柄が濃い茶色になっています。
虫もたくさん着いています。残念ながら食らべれません。
今日は予定通り職場の3人で安蔵寺
山にキノコを採りに行きました。最短距離で尾根に出るために安蔵寺山トンネルの登山口から登りました。尾根に出るまで10分もかかりませんでした。尾根道沿
いの倒木にはキノコを見つけることができませんでした。頂上へ向かう途中で沢に降りました。谷沿いの倒木を探しました。谷下りや谷登りは大変でしたが、キ
ノコをたくさん見つけることができました。収穫は、ブナシメジ、ヒラタケ、ブナハリタケ少々、ムキタケ、ナメコ大漁でした。ナメコは途中でキノコの先生に
出会い、たくさん生えている倒木まで案内してもらったのが大きかったです。今日もキノコ鍋を腹一杯食べることができました。まだ、後2回くらいはキノコ鍋が楽
しめそうです。
ブナシメジ
ムキタケ
ナメコ
ブナシメジ
ムキタケ
ナメコ
霧氷と樹氷についてその違いがよく
分からなかったので調べてみました。
『霧氷・・・気温が氷点下のとき、樹木や地物に、空気中の水蒸気や過冷却の水滴が吹きつけられて昇華または凍結してできる氷。生じ方により樹霜・樹氷・粗
氷に分けられる。』
『 樹氷・・・およそ氷点下五度以下に冷却した水蒸気や過冷却の水滴が、樹木などに吹きつけられ凍結してできた氷。気泡を多く含むため白色不透明で、もろ
い。霧氷の一。』
何となく分かったようで分かりません!
さらに調べると、
『霧氷は氷点下の冷たい霧が樹木の枝や葉の表面に凍り付いてできるもので、元の樹木の枝葉の形状がそのままの形で見られるのに対し、樹氷は湿った季節風が
樹木に吹き付けられ、その上に降雪が付着するという過程が何回も繰り返されて、元の樹木の形が判らないくらいに様々な形になるもの』
『蔵王やカナデイアン・ロッキーなどの樹氷は、樹木の原型が完全に失われ、巨大な怪物のように見えるので、「アイス・モンスター」と呼ばれますね。それに
対し、霧氷は単に「白い霧:hoar frost」と呼ばれているようです。』
何となく分かったように思えます。
さらに写真を探してみると、
霧氷は
樹氷は
ほとんど分かったように思います。
トップの写真は由布岳で撮ったものですが「エビのしっぽ」といって、一方方向に成長した霧氷のことをいうみたいです。
樹氷は
ほとんど分かったように思います。
トップの写真は由布岳で撮ったものですが「エビのしっぽ」といって、一方方向に成長した霧氷のことをいうみたいです。
由布岳(ゆふだけ)は大分県由布市にあるトロイデ型の活火山です。東峰と西峰2つのピークからなり、標高は1584m(東峰)。円錐形の形をしていることから豊後富士と呼ばれています。山友Yさんの道案内で午前4:30に宇部市中山を出発。午前8:30正面登山口到着。
駐車場より由布岳を眺めました。東峰がよく見えます。
午前9:00登山開始。
自然観察路分岐を経て合野越で休憩をとりマタエと向かいました。途中湯布院の街並みを見下ろしながら進みました。
マタエの手前の山腹より頂上を望みました。霧がかかっていました。
マタエに着いてビックリ。美しい霧氷が見られました。
東峰に登り昼食をとり、登ってきた道を下山しました。時間の都合上、西峰登頂は次回の楽しみにしました。午後2:30下山完了。湯布院の道の駅に行き、買 い物をした後帰路につきました。湯布院ハイツでの入浴の時間がとれなかったのが残念です。山友Yさんには道案内や登山案内で大変お世話になりました。
駐車場より由布岳を眺めました。東峰がよく見えます。
午前9:00登山開始。
自然観察路分岐を経て合野越で休憩をとりマタエと向かいました。途中湯布院の街並みを見下ろしながら進みました。
マタエの手前の山腹より頂上を望みました。霧がかかっていました。
マタエに着いてビックリ。美しい霧氷が見られました。
東峰に登り昼食をとり、登ってきた道を下山しました。時間の都合上、西峰登頂は次回の楽しみにしました。午後2:30下山完了。湯布院の道の駅に行き、買 い物をした後帰路につきました。湯布院ハイツでの入浴の時間がとれなかったのが残念です。山友Yさんには道案内や登山案内で大変お世話になりました。