陽気に誘われて、あちこちで土筆がたくさん出てきている。
田の畦道、放置された畑の中、川の石積みの間からむくむくと出てきている・・・。春の便りだ。
この土筆、およそ5億年前から自生して生き続けてきた"根性ある野草"のひとつ。
暖かい日だと、1日に5〜6センチも成長するというのだから驚きだ。先日も、雨が降った翌日、すごい勢いでいろいろな場所にムクムクと出てきた土筆を見て、生命力の強さを感じた。
では、食べておいしい土筆を見てみることにしよう。まずはNGな(高齢の)もの⇒写真A
⇐(写真A) ⇐(写真B)これは袴に元気がなく、胞子の部分もやや疲れ気味。早く獲ってやらないとすぐ写真Aのようになる。食べ時、ギリギリセーフ。
そして最後に、この土筆ん坊はGOOD!、見るからに勢いが良い。このような土筆を、なるべく下の部分から摘み取って持ち帰ると、袴とりの作業も、芯がしっかりしていて楽。