この1~2日で春の装いが整ってきたようだ。
今朝はいつもより早く(といっても30分ほどだが・・・)自宅をスタート、徒歩約30分の書店まで行ってきた。
なるべく車の通らない道を選んで、しかも庭つきの広い家をのぞきながら・・・。
あった!『しだれ梅』がほぼ満開の庭。枝垂桜は、あと1ヶ月もたてばよく見かけるようになるが、この地方で『しだれ梅は』あまり多くない。
20年ぐらい前に建てた自宅の庭は広く、いろいろな木や花が植えられていた。
あまりにしだれ梅が美しいので、スマホのデジカメを使って写真を撮っていると、その家を訪れたバイクの方が“きれいに咲いているでしょう!梅の『しだれ』は特に色がイイよね~!”と声を掛けてきた。
“桜のピンクに比べこの梅は少し色が濃くてしっかりした色合いがなんとも美しいですね!”と私が話すと肯き、白梅のしだれもまだ咲いていないがこの横にあると教えてくれた。
梅は、土壌管理ができない環境でも強く生き抜くという逞しい木だといわれ、過保護にすると木が甘えてしまうとのこと。人を育てるような気持ちで愛情を持って育てることが必要だと先人に教わったことがある。
この家の方にお会いして話をすることが出来なかったが、丹精込めたしだれ梅の木は、梅園まで行かなくても十分、私たちの心を癒す役割を果たしているようだ。
☆小さい写真はクリックすると拡大!