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土壌汚染は『国家機密』なんて・・・

2013年02月26日 | Weblog

毎日、空を見上げていると、中国からのPM2.5が混じった大気が日本を襲っているような錯覚に陥る。きのう、きょうはさほど感じなかったが、今度は中国本土で新たに怖い土壌汚染が今度はクローズアップされそうだ。

中国政府が実施した全国の土壌汚染状況調査について、北京の弁護士が結果の開示を求め情報公開を請求したところ、当局が「国家秘密」として拒否していたことが25日分かった。というのだ。⇒http://news.nifty.com/cs/world/worldalldetail/kyodo-2013022501002284/1.htm (共同通信)

大気汚染対策の遅れが予想されていたが今度は土壌汚染がかなり進んでいるというのだ。中国はどんどん地球環境破壊を続けているといっても過言ではない。

中国政府は共産党が指導しているのだから、このようになるのは当然だろうと思ってはいたが、改めてこの国の姿勢を糾弾しなければならない。

いくら、GDPが世界第2位だろうが、安い製品を世界に供給していようが、こんな国を認めるわけにはいかない。

記事の中にもあったが、弁護士が、『全国の土壌汚染に関する調査の方法やデータの開示を環境保護省に請求したのに対し、環境保護省から「データは国家秘密であり、規定により公開できない」と回答したというのだから、驚く。

国民の生命に関わる問題であっても国家の不利益であれば、つまり都合の悪いことは一切開示しないのだ。

大気汚染、土壌汚染対策のノウハウを持たないで製造や販売を続けることは、企業として国家として環境保全や社会貢献などを全く考えていないのだ。

21世紀は地球環境をよくするための世紀。それに逆行するようでは、どんなに大国と言われようが将来は世界から孤立してしまうだろう。

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