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やはり、体質はなかなか治らない。

2008年05月18日 | Weblog

新聞各紙が今日の朝刊で相撲協会の暴行事件を取り扱っていた。

私は、閉鎖された世界の相撲協会は、まだまだ膿が出ていないし、世間に明るみに出さないように、細かい暴力は続くと想像している。

去年の暴行死亡事件は、相撲協会の体質改善(改革)に絶好の機会だったはずなのに、また今回、8針も縫う手術をしなければならない暴行があったのは、根本的な改革(親方連中の心の改革)が出来ていないからだ。

「二度とあってはならない」と23日の委員会で厳重注意へということだが、日本相撲協会の北の湖理事長が間垣親方が謝罪をしたからと言って、厳重注意ぐらいでは甘すぎる。例えば、もし、暴行事件が明るみになった場合、親方の2ヶ月間出場停止処分 とか、力士の大幅減俸とか、これまでにないかなり厳しい処分を課すぐらいの処分を考えていかないと、現在のような甘い体質ではNG、NG、NG。

理事長は「いろいろ理由はあるかもしれないが、行き過ぎた行為はあってはならない」と厳しい口調で話したという。

理事長は「こういったことは駄目だということをもう一度認識し、きちんと弟子を育てなければならない」ということだが、こんな現状認識の言葉では、角界浄化を願っている世の中の相撲ファンが許すはずはないだろう。

封建的な徒弟制度が長い間続き、暴力事件は日常茶飯事だったといわれているから、すぐに体質改善をしなければ・・・というのも無理はないが、バラエティ番組に出たときの関取衆の姿をみると 、若い力士が多いこの世界だけに、何とか出来るような気がする。

しかし、協会幹部の親方衆がこのような事件を起こしていては、まだまだ改革は始まっているようには思えないと感じざるを得ない。

 

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