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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
こちらはメインブログのアーカイブとなります。

「建機コレクション」のパワーショベル・ほか

2018-02-07 05:55:58 | アクセサリー
 先日入手した福袋から


 ジオコレの建機コレクションからコマツPC300-8 油圧ショベル。

 レイアウトに限らず「風景のモデル化」を考えた時にこの種の建設機械類は意外と大きな存在価値を持ちます。工事現場だけでなくそこいらの田園地帯の片隅にもポッと置いてあったりしますしトラックに積まれて街中を走っている事だって結構見かけるものです。
 調べてみたらこのシリーズもリリースから7年も経っていたのに驚きましたが、7年も経っていたのに私が一つもこれを入手していなかったのも我ながら驚きです。

 うちのレイアウトに工事現場と呼べるものは殆ど無かったのですが、こうしてレイアウトの片隅に置いただけで不思議なリアリティを感じさせます。
 おそらくパワーショベルと言う物を普段あまりに当り前に見ていたせいで、その存在の見せる演出力を見落としていたのかもしれません。
 線路際の住宅街の片隅にでも置いてみようかと思っています。

 余談として、福袋のついでに入手したジャンク品。


 またもや「TOMIXの高架駅の側壁パーツ」
 これを買うのもいったい何個目でしょうか(笑)
 ビルの壁面や窓ガラス、あるいは屋根のパーツにも転用できますし応用範囲の広いマテリアルです。

トキ900の完成とペーパー貨車の第2、第3弾

2018-02-06 05:53:12 | 車両・客車・貨車

 先日、当地にオープンした鉄道カフェのオリジナル製品のトキ900の話を書きましたが、ようやく先日になって塗装も済ませ(要するにこれまで塗料を買う暇がなかったというだけのはなしなのですが)どうにかこうにか形は整えました。
 黒一色でもやはり塗装されるとかなり印象は違います。今回使ったのは田宮のラッカースプレーですがプラ製の貨車よりもそれっぽい質感だったので(紙も木も材質は似ていますしw)
 なお写真では本来3軸のまん中に車輪が入っていませんが、実際はここにも車輪は付けられますしパーツの中にダミーの車輪も一組ついています(運転時の安定性を考えると2軸の方が無難な気もします)


 さて、そこのカフェのオリジナルキットですが、あれから二月程経つ間にさらに新製品がラインナップされました。

 レーザーカットのペーパーキットとはいえ下手なメーカーよりもリリースのペースが早いのには驚かされるばかりです。

 その第二弾はウ500。
 豚輸送専用の二段棚を装備した二軸貨車。製品化の穴とも言えるセレクトですが、細い桟が容易に表現できるレーザーカットのメリットを最大限に活かせる素材ではないかと思います。
 ナインスケールや河合・ポポンデッタ系の二軸貨車による編成のバリエーションが出せる意味でも貴重な存在といえます。

 そして第3弾は私個人がかねて製品化を待望していたチラ1!
 以前にも紹介したことがありますが、50年前の「模型と工作」誌上で16番モデルの製作記事があったコンテナ3個積の二軸貨車です。
 既にTOMIXからでているコンテナ二個積みのコム1よりも伸びやかなプロポーションが特徴で上述のオムニバス編成はもとより、Bトレのフレイトライナーに使っても面白いかもしれません。

(写真は作例見本です)
 あまりの嬉しさに両方を衝動買いしてしまいました(笑)製作の要領は既にトキ900で見当がつきましたし、何両か買って編成化したい誘惑にかられます。

 そして予告された第4弾はかねてバラ売りで欲しかったある客車。
 まだ形式を公表する段階ではないと思うので今は伏せておきますが、正直こんなのを出してくれるとは思いませんでした。

 それにしても私がリクエストしたわけでもないのにどうしてここまで私の好みに合致したものばかりなのでしょうか(笑)

今月の入線車・鉄コレ25弾の京成200

2018-02-04 05:09:18 | 車両・私鉄/民鉄

 正月の入線車から。
 今年最初の新車となった鉄道コレクション第25弾。
 5編成のパッケージの中で事前の私の注目が一番低かったのは実は京成の200系でした。

 実車に個人的な馴染みがなかった事が一番大きな要因だったのですが実際に物を出してみるとこれがなかなか雰囲気がいいのです。
 当初の予定ではクモハ20と広島電鉄1080を動力化するのに留めるはずだったのですが、気がついて見たらそのふたつよりも先に京成200の方が動力化されていたと言う不思議(笑)

 成り立ちこそ古い車両なのですが、昭和40年に車体更新をしているので見た目はそこそこ新し目です。とはいえ良き時代の私鉄電車の雰囲気は残っていて好ましさを感じました。
 25弾で唯一ループアンテナをユーザーが追加装着する仕様なのですが、それが苦にならなかったくらいです。実際これをやるとさらに雰囲気が良くなりました。

「Kobaru」のカタログを見て「カタログでワクワクできた頃」を思う

2018-02-03 05:07:46 | 書籍
そういえば、カトーやTOMIXのカタログを暫く買っていません。
 二大メーカーのカタログの用途はここ数年位「線路パーツや配線パーツ、あるいはASSYの種類のチェックや購入の参考」と言うのがメインになっている関係上、何年かに一度と言うのがここ10年来のパターンになっています。

 実際私がカタログを見てワクワクするのは「この線路の組み合わせならこういう事ができそうだ」とか「ああ、このASSYが出ているなら●●の工作ができそうだ」とか想像する時でしょうか。

 昔のKATOなりTOMIXなりのカタログを見る時は「ああ、遂にこの車両が製品化されるのか」とか「ようやくラインナップが拡充してきたな」とかの完成品車両の充実にときめいていたものですが、ここ10年位はどのメーカーも大量のリリース旋風で新車に対するサプライズ性が薄れている事や、ほとんど突発的に製品予告・リリースがされる事もあってわざわざ年一回カタログを買う必然性がなくなってきています。

 おっさんの繰り言ですけれど昔のGMのカタログの様に「カタログそれ自体が読み物として楽しめる構成」のものがあれば面白いのですが(後マイクロのカタログはカタログと言うよりも車両年鑑の様な性格が強いためにこれはこれで楽しめたりもします)

 そんな折に久しぶりに(私が)面白いと思うカタログに当たったのも何かの縁でしょうか(笑)
 このブログでも時々製品を取り上げる事がある「Kobaru」の2017年総合カタログがそれです。

 このメーカーはジオラマ系のアクセサリ・マテリアルがメインなのですが、フィギュア、ミニカーはもとよりこれまで他のメーカーが見過ごしてきたようなラインナップが充実しているのが特徴です。
 個々の品物は店頭でもいくつか目にするのですが、全体のラインナップを俯瞰したこのカタログを眺めると「えっ?こんなのまで製品化しているの!?」と言うくらいの充実度である事に圧倒されます。

 イベント会場の仮設トイレとか工事用の小型コンクリートミキサー、ボートトレーラー(ミニカーメーカーのトミカですら過去に一度製品化したっきり)やどこにでもある「住宅用の門扉が4種類」とかBSのパラボラアンテナなんてのまで製品化されています。
 基本的に「パーツ」であり「マテリアル」なのでそれ単独で買っても面白くない物ばかりです。ですがそれを組み込む事で風景やジオラマが生き生きとしだす事を想像させるのがこのカタログの身上と言えます。
 平たく言えば「手を動かしたくさせる」何かがあります。

 これらのラインナップを眺めていると「これが出ているならこういうミニシーンが作れるな」とか「次のレイアウトの改修にはぜひこのパーツを付けたい」とか想像が膨らみます。カタログでこういう気分を味わえたのは何年振りでしょうか。海外メーカーだとNOCHかプライザーのそれを読んだ時の感覚に近い物があります。
 でもそういう姿勢は最近のメジャー系のメーカー(Nでも16番でも、どうかするとZゲージですらそうかもしれませんが)からは急速にすたれかけている感じもしないではありません。

「買うことで満足させる」のか「買うことで何かをさせる事に価値を見出す」のか、ここ50年ほどの模型に対する姿勢の変化と言うか違いの様なものも含めて何か考えさせられる気もします。

シーズンオフ直前の福袋のはなし

2018-02-01 05:54:21 | 鉄道模型 

つい先週の話ですが今年最初の秋葉行きを敢行。その時の話です。
今回も研修会のついでという事もあって堪能しました(笑)

まあ、いつもの富士そばで富士山盛りを食べ、いつものショップを巡った程度なのですが。
(メイド喫茶の真上にできた有名鉄道模型ショップとか、某有名ホビーショップのビルの一階にあるたい焼き屋とか、缶ジュース一杯でタバコの喫える喫煙所とかw)

そんなショップ巡りで立ち寄ったとある中古屋。
正月明けだったのですがこちらにはスターターセットの福袋がまだまだ残っていて驚きました。よく見ると他にも少々福袋が残っている様子。
良い機会といいますか、運試しのつもりでふたつ購入しました。

今回のは一応「鉄道模型の福袋」です。
とはいえ、値段とサイズから見て実質「ジオコレの福袋」の可能性が濃厚ですが。

今時の鉄コレの2両セットは大体三千円くらいが普通ですから手持ちのモデルとのダブりがなければ後のパック品はほぼオマケと見て良いわけです。
ダブりがないことを祈りつつ帰宅。開封しました。

中身は銚子電鉄3000系セット。第23弾で入っていた2002辺りのペアには好適でしょう。これは拾い物でした。
付け合わせはバスコレ17弾の「岩手急行バス」他の人ならどうか知りませんが岩手出身の私にとってはこれも有難い。あと鉄コレ第7弾の越後鉄道のクハ。最初、これはハズレかなと思ったのですが後に意外な形で貢献することになります。
最後に貨車のタキ1900セメントタンカー。

そしてもう一袋のメインディッシュは「京阪700のトーマス仕様」京阪700は随分と入線させているのですがトーマスだけは持っていませんでした(理由はのちの機会にでも)その意味でも損ではありません。
付け合わせは建機コレクションの小松パワーショベル。実は建機コレクションはこれまで買ったことがなかったのでこれも拾い物と言って良いでしょう。あとはカーコレ80のR32スカイライン。赤は持っていないのでこれも拾い物です。
で、やっぱり「タキ1900」が入っています。二つ買ってみると在庫処分臭く感じるのは仕方ないですが、この手の貨車は最低2両はないと様にはなりませんからやはり二つ買ったのは正解だった気がします。

今回の福袋は概ね悪くない取り合わせでしたが(私にとっての)こういう幸運はそうないでしょうね。
個々のアイテムの紹介は今後やって行こうと思います。