光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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秋の運転会に思ったこと

2016-10-31 05:45:58 | 旅行・探訪・イベントなど
 今月初めにやったショッピングセンターの運転会で書き残していた事をまとめます。

 うちのクラブの特徴は前にも触れましたがメンバーの年齢層の広さもそのひとつです。
 下は中学・高校生から上は60代まで、しかもそれぞれに趣味の拘りのポイントが異なる部分もあるので運転会はある意味その拘りをアピールできる場という事も言えます。
 とはいえ、一般の人も数多く見に来るイベントなだけに自分の趣味性ばかりを優先できません。

 そうした皆さんをも楽しませつつ自分も楽しむと言うのがこの種の運転会の理想でしょうし、その中で一種の社会性というか内面と外面のバランスのとり方を身に着けてゆく事も特に若年者には大きな意味があると思います。
 この点で趣味性だけが全開モードになりがちなレンタルレイアウトのそれとは違う呼吸が求められます。

 ・・・などと堅苦しい事から書いてしまいましたが、現実には見に来る一般の方々も車両の形式や編成は分からなくとも素朴に「模型の列車が走る姿を見るのが楽しい」事が感じられます。

 今回はあるメンバーが「小田急縛り」で色々と走らせていましたが、時にはこういうテーマ縛りでメリハリをつけるのも楽しいものです。私も何か持ってくれば良かった(汗)

 私は私でアーノルドのオリンピック電車を爆走させました。とても40年以上前のモデルとは思えない走りっぷりの良さでしたし、日本車にない垢抜け感はそれなりに好評だったようです。

 ある年少メンバーのお気に入りは津川のコッペルの引く軽貨物編成。
 サイズの割には意外とよく走るモデルでした。

 こんな風に特定の時代の特定編成を再現したり、自分の馴染みの車両を自作して持ち込むメンバーもいる一方でネコバスをNゲージ化して走らせたり、ガルパン列車を列車砲もろとも爆走させるメンバー、で、私みたいに「おかしな骨董品モデルばかり走らせたがる」奴まで無法状態さながらにひとつ処に揃うのは「お祭り騒ぎの楽しさ」そのものとも言えます。
 (運転会の締めでは大概「機関車につなげられるだけの数の貨車を牽かせる超長編成」が走る事が多いですがこれなどは正にそうしたお祭りの魅力の際たるものでしょうw)

 自分が走らせるのも他のメンバーの自慢の列車が走っているのを見ていても楽しいですし、それらを見ている一般の方々の反応を見ているのもまた楽しい。
 設営や撤収で疲れるのにやめられない理由のひとつはこうした空気に惹かれる面もあると思います。

 例えは変かもしれないですがライブを楽しむバンドとか舞台を楽しむ演劇のそれに近い部分もあるのかもしれません。


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