光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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HO車両のカプラーのはなし

2012-09-14 06:59:31 | 車両・16番
 先日のJAM土産で購入していたケーディーカプラー、この間の平日休を使って手持ちの機関車などに片端から装着する作業を行いました。


 2月に入線のアメリカ型DB、8月に親類から譲渡を受けたBタンクとC54、そして当鉄道最新の16番(爆笑)トミーの12系などです。
 これまでの16番ラインナップでは車両の絶対数が少ないのにカプラーの形態が千差万別。ベーカー型、X2F、ヨーロッパタイプやKATOカプラーなど。
 これらはKATOカプラーがケーディと下位互換を持つのを除けば全く互換性なしです。

 Nより歴史が長いのは分かりますがあまりにひどい気もします。

 私が子供の頃、機関士の親類の方が作っていた16番モデルは100%ベーカー型カプラーでした。形態には物凄く難のあるカプラーでしたが簡単な装置で自動解放が可能でしたし、あの当時田舎の模型店でも簡単に手に入る手軽さは大きな武器だったと思います。今でも年式の古い中古モデルではこのタイプが多いです。

 昔の雑誌などではX2Fを装着した例もちらほらありますが先日中古のDBを買うまで実物は見た事がありませんでした。
 とはいえ、私が16番に手を染めた昨年の時点では天賞堂やTOMIXがケーディーを標準装備、KATOカプラーが下位互換を持っており全体としての趨勢はケーディー有利に働いていると感じます。

 実際、このカプラーを観ると機能面と外見のバランスがよく取れたカプラーと思います。
 ナックル部分の裏側に小さなスプリングが仕込まれているのは実車と異なるかもしれないですがワタシ的には如何にも精密そうなメカニカルな印象を与えてくれています。
  
 解放機能もごく簡単な装置で装備可能なようですが最近小型機と二軸貨車ばかりが増えている当レイアウトにとってはこれも大きなメリットとなります。

 …とまあ、ケーディーをほめちぎっておりますがこのカプラーの最大の欠点は「田舎では買いにくい事」この一点に尽きます。
 N用を置いているショップでさえHO用はなく、そもそもそこまで16番に熱心な田舎の模型屋さんが急速に減っている現状は辛い物があります。
 だからJAM見学のついでにケーディーカプラーだけ買って帰って来るというある意味間抜けな買い物をする羽目になります。

 ネット通販嫌い(らしい)私でもこうなると使わざるを得なくなるかもしれません。

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