光山鉄道管理局・アーカイブス

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今年最初の入線車3・マイクロの営団地下鉄3000系

2018-01-28 05:19:52 | 車両・私鉄/民鉄
 今年最初の入線車両とそれにまつわる思い出話から。



 今は上京のたびに乗る地下鉄と言うと銀座線か大江戸線を使っていますが、実際に私が生まれて初めて乗った地下鉄は日比谷線の3000系でした。

 考えてみれば地下鉄というだけでなく「ステンレスのコルゲート仕様の電車」に乗ったのもこれが最初なのですが。
 確か中学生の頃、亡父に連れられて上京した折に東京タワーを登った後、神谷町から秋葉原までこれに乗ったのだと思います。
 そういえば交通博物館だけでない「電気街としての秋葉原」を初めて認識したのもその時でした。

 車体が銀一色の地下鉄というのはキハ20系か旧客にしかお目にかかれない様な田舎者にとってはまさに「都会の象徴」そのものでした。
「東京タワーから銀色の地下鉄に乗って行った先が『電気屋さんしかない街』でそこから『駅から駅の間が店が途切れない』アメ横を経由して上野に向かう」という田舎者にとっては目のくらむような体験(爆笑)は銀座や新宿のそれよりも強烈に「トカイ」と言う物の凄さを刻み付けた様な気がします。

 それから年は過ぎ、地下鉄に乗ること自体に感慨を感じることすらなくなったせいか3000系の事もいつしか忘れてきていました。

 そんな折、近所の中古ショップでマイクロの3000系の出物を見つけた時、急にあの頃の思い出が蘇る感覚を覚えました。
 そういえば3000系のNゲージの完成品模型自体これまで店頭では見たことがなかった気がします。
 今年最初の入線車のひとつが私の思い出とつながった編成だというのも何かの縁でしょうか。
(ついでに言うとハー●オフ系の中古屋さんは3が日の前後は1割か2割引きになることが多いので価格的にも手が届きやすかったりします。最近はこのチェーン店の中古も「秋葉原相場」がまかり通っているのでこういう時は助かります)

 今回入線したのは3000系でも後期の仕様で8連固定編成化に伴い中間の先頭車の運転台のライトや行先幕が一部撤去され、ドアも交換された仕様との事。割合メジャーなタイプでありながらもある意味、変態度はそれなりに高い仕様と言えます(笑)

 幸い走行性はまずまずでしたし、造形も割合しっかりしていると思います。 
 3000系を印象付ける「デコッパチの先頭部」の印象も悪くありません。

 これを入線させて思い出したのですが日比谷線で相互乗り入れをしていた東急の7000系も鉄コレのそれを入線させていました(こちらは単純に「好きなデザインだった」のが入線の理由ですがw)
 図らずも相互乗り入れの再現まで可能になった訳です。この次やってみようかと。


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