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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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レイアウトへの強遠近法の応用2025・その2

2025-04-15 05:24:17 | 鉄道模型 
 レイアウトにビュースポットを作り遠近感を演出する実験のはなし。
 今回はその2回目です。

 上の写真は故郷や現住地近くのビュースポットから街並みを見下ろした風景ですが、よく見ると「遠くの街並みと手前の近景との間に森林地帯を挟んでいる」事がわかります。

 これは距離を伴う俯角を持った丘陵地特有の特徴で、垂直に立ち上がる高層ビルの上階からの街並みと異なる点でもあります。

 特撮アーカイブセンターの展示では風景のバッファーとなる森林地帯がなかったので「崖の上から見下ろした様な不自然さ」が残ったのですが、形状や大きさが一定しない森林地帯や植生は遠景と近景の間のバッファーとして有効に使えると思いました。

 今回の改修・実験でも下の街並みと丘の上の近景の間に森林地帯を挟んでいますが、それでも俯角は結構な物です(汗)

 下から見上げる時には頂上に古城を配置していた丘陵ですが、上から見下ろす時には「ビュースポットの駐車スペース」を想定し、大きめのミニカーと人形を手前に配置する事にしました。
 ですが、実際にはそれだけでは不足で、何かしらラージスケールに対応したジオラマパーツが欲しいと考えていました。

 そんな折に見つけたのは津川洋行の「HOスケール用フェンス」

 HO用としてはやや高めですが、1/64や1/43スケールのミニカーにはちょうどいい高さになります。他にウォルサーズの電柱がありますがここまで追加すると近景がややうるさくなるのでフェンスとミニカー、植生やフィギュアで近景を再現してみました。
 遠景はパウダリングしたクラスターフォーリッジ、近景はライケンを使います。


 まずHOスケールのミニカーを使った場面。最近のRM MODELSでNスケールのヴィネットの中にHOの近景を使った作例が出ていましたが、今回のレイアウトでもそれなりの効果は得られます。
 ただし強遠近法ならもっとスケールが大きな方が効果が高い。

 トミカサイズの1/64を配置すると、さらに遠近感は高まります。そしてミニカーの国際標準スケールの1/43のミニカーを配置したところ、効果としては最大の結果が得られました。

 1/150スケールのレイアウトの奥行きは2,5m程度ですが、これくらいなら俯瞰の風景としてどうにか見られる奥行きになる様です。


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