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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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ヘルパのメルセデスベンツSLK

2024-10-20 05:09:24 | アクセサリー
 今回はHOゲージスケールのミニカーのはなしです(16番に非ず)

 先日、久しぶりに覗いた行きつけの中古ショップにまたもや「ヘルパのHOスケールミニカー」が大量に並んでいました。

 それも何故か「メルセデスとBMWばっかり」で、「その半分くらいがオープンカー」という不思議な並びです。
 今気付いたのですが、日本車ではHO(16番)スケールのミニカーはカーコレ80を始め、車種は拡充しているのですが何故かオープンカーはモデル化されていません。

 それどころかサンルーフ装備の奴すらないのです。

 この辺り自家用車が元々富裕層や貴族の乗り物からスタートした欧州と、戦後急速にモータリゼーションが進んだ日本との文化的な差異が象徴されている感じもしますが、まあそれは置いておいて。

 それらの並びの中からわたしの琴線に触れるモデルを2,3台拾ってきました。

 今回紹介するのは、メルセデスベンツのSLK。恐らく90年代のモデルです。

 セダンとしては非常にまっとうな作られ方をしているのに、専らオーナーの柄が悪かったせいで「オラオラ車」の元祖と化している感のあったメルセデスの中でわたし個人が一番好きだったのが初代のSLKでした(二番目はわたしがかつて乗っていた初代A160)

 「メルセデス=図体がでかい」という一般常識(笑)に反して初代SLKはユーノスロードスターに毛の生えた様なサイズ(でも実際は3ナンバーですが)にメルセデスらしからぬ凝縮感と軽快さを打ち出したデザイン。

 ロードスター特有の「キャンバス屋根の対候性の悪さと屋根を閉めた時の後方視界の悪さ」をカバーするための「全自動バリオルーフ」という(当時としては)斬新な機構を引っ提げ、クーペとオープンカーのいいとこ取りをした様なスペシャリティカーでした。
 (なので「クーペボディでありながら2シーター」という初代シルビアみたいな立ち位置のクルマでもあります)

 わたし的には「偉そうには見えないけれど運転して楽しそう」なメルセデスとして記憶に残るとともに、もしお金があったら購入していたであろう1台でもあります。

 今回のミニカーの中にそのSLKが入っていたのですからこれは即買いです(笑)

 1/87のHOスケールでなので1/80の16番と比べると感覚的にはベンツなのに軽自動車に見えてしまうサイズなのですが、ヘルパらしく造形はシャープでインテリアの作り込みもスケールを考えると良好。
 真っ赤なボディカラーと相俟って「レイアウトのどこに置いても目立つ」という人徳を持ちます(笑)

 この間のA160と併せてHOスケールミニカーの中では(わたし的に)宝物になりそうな1台でした(お値段もトミカより安かったしw)
 今回は調子に乗ってHOスケールのオープンカーばっかり何台も買い込んでしまったのですが、それらについては次の機会に。