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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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KATO+PECOの「スモールイングランド」

2023-02-19 05:27:39 | 車両・16番
 実質的な今年最初の入線車から。

 先日も書きましたが当鉄道の傾向として、その年最初に入線する新車に蒸気機関車が当たる確率は結構高いものがあります。

 古くはKATOのD51なめくじとかマイクロのC62、昨年もTOMIXのC11なんかが入線しています。

 以前は元日に帰省していた関係で帰路にあたるショップで新車を買ったりする事が多かったのですが、コロナ禍の影響で正月の帰省ができなくなっている最近は元日に営業するショップが出てきたので新車が買いやすいと言うのもあるかもしれません。
 そうなると、初入線の新車に蒸気機関車が選ばれるのには正月特有の祝祭気分も少なからず影響している気もします。

 まあ、それは置いておいて、
 今年最初の入線車はKATOのOOスケールのナロー蒸気機関車。
 スモールイングランド(プリンス)でした。

 このモデルのリリースは昨年の夏頃だったのですが、その時点では食指は動いたものの積極的に手を出す感じではなかったロコでした(お値段もNの8620より高価でしたし)

 実は今回このロコの入線を決断したのには、昨年入線した西武山口線の客車の存在が大きいです。特に密閉タイプの客車の赤いカラーリングはこの蒸機との相性も良さそうに感じました。

 モデルはKATOとPECOのコラボになるOOスケールのナローゲージ蒸機。実車はイギリスでは有名な保存機だそうで今でも保存鉄道で古典客車を牽引しているそうです。
 実際に西武山口線でおとぎ電車を牽引していたのはコッペル系のタンク機でしたし、それとは別にTOMIXから猫屋線仕様のBタンクも出ているのですが、今回のスモールイングランドはそのどちらとも異なる英国系のサドルタンク式Bテンダー機(そのせいかテンダーが異様に小さいのが印象的です)
 ですが実際走らせてみると山口線の客車の牽引が意外と様になっています。

 むしろ「おとぎ度」の点では従来の猫屋線のどの機関車よりも上ですw

 それでいて走行性もコアレスモータを積んでいるのか鉄コレより遥かに滑らかでナローらしからぬ(笑)上品な走りっぷりが印象的です。
 造形もKATOらしい繊細さと優雅さを併せ持ったもので素立ちの状態で眺めていても安っぽさを感じません。

 夜ごとコタツの天板の上でロッドの動きを眺めながら走らせる様な用途にはまさにドンピシャり。
 走りのスムーズさに和めるナロー蒸機と言うのはいまだに貴重な気がします。