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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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HOスケールの「オペルカデット」

2021-07-31 05:05:59 | アクセサリー
 先日来紹介している「グランシップ土産のHOスケールミニカー」から。
 この間紹介のセネターに続き今回もオペルの車です。


 オペルの大衆車タイプのカデット。

 日本ではなぜかパッとしないままで輸入が打ち切られているのですが、ドイツではワーゲンゴルフに次ぐ普及を誇るのがオペルの大衆車です。
 中でも歴代のカデットは世界規模で展開したグローバルカーでして3代目に当たるカデットCは「初代いすゞジェミニ」として日本でも生産、販売されていました。


 今回入手したカデットは1991年まで生産されていた「Eタイプ」と呼ばれるものです。卵型のフォルムの3ドアHBは空力に優れたスタイリッシュさでVWゴルフに対峙していたモデルでした。

 ミニカーでもそのスタイリッシュさがきちんと再現されているのが嬉しい。
 相変わらず造形はシャープで丸っこいフォルムとの相性も抜群です(カーコレ80なんかで丸っこい造形をやらせると妙にぼってりしてしまう事が多い)
 ただ、中古で色が選べなかっただけに地味な黒しかなかったのが残念といえばいえますが。

 とはいえ、外見上ぱっとした個性が無いだけに「国籍を問わずレイアウトの風景に溶け込みやすい」のは確かだと思います。
 (実はこういうところもオペルの人徳の様なものだと思いますし)


 実車のカデットは次代から車名が「アストラ」に変更され21世紀初めまでヤナセで輸入されていました。現在でも本国ではモデルチェンジを繰り返していますが現行型も個性に欠けるもののスタイリッシュさは相変わらずなので今からでも輸入されないかなとか思ったりします。

 代車で乗った事のあるアストラはサイズ的に「ちょうどいい感」が感じられるいい車でしたし。