休日蟄居の工作ネタから。
前にも紹介していた甲府モデルのリニアモーターカー、MLU002タイプです。

最初にこのモデルを取り上げたときには未だグランシップトレインフェスタは開催の方向でしたから、フェスタに間に合わせるようにと書いたのですが、いざ中止になってみると手をつける気持ちもやや失せかけてしまい、まる3か月以上塩漬け状態になっていました。
ですがコロナ禍に伴う休日蟄居の中で積みプラ状態だったキットを片っ端から消化していくうちにようやくこちらにもお鉢が回ってきたという次第。
「工作」と言ってもボディは3Dプリンタの一体造形ですからメインはほぼ塗装という事になります。

今回これが後回しになった背景のひとつがこの塗装というプロセスでして、自宅内でスプレーやラッカーが使えない以上「おそとに段ボール箱の即席ブースを出して塗装する」というプロセス自体がうちでは難題でした。
どうかすると下手なバーベキューよりも臭いが飛びそうでご近所への気兼ねもありましたし、何回か重ね塗りをするからには纏まった日程が必要でしたから。
が、これ以上引き延ばすと塗装に不向きな梅雨を迎えてしまう危惧があったので先日ようやく決断しました。

このキットではやや複雑な帯や前面の塗り分けを再現するために専用の治具が用意されており、これを車体に当ててケガキをする事で作業を容易にしています。
説明書では色の選択はユーザー任せという事で鉄道カフェで見た作例サンプルは京急の赤と田宮のオレンジを用いているとの事です。
ただ、うちの近所ではGMカラーが容易に入手しにくい環境なうえに通販を使うと更に工期が遅れてしまいます。
なので近所で調達できるタミヤのピュアホワイトとマイカレッド、オレンジ(いずれもラッカー系)を選択しました。この辺は全くの目で見たフィーリングの選択です。
治具を使うと確かに塗分け線のケガキは楽でしたが、手を抜いてサーフェサーで下地を塗らなかったので表面がややざらついてしまいました。
もしこのキットを購入してまだ手を付けていない向きがありましたら、下地処理は必須と申し添えておきます(大汗)

あとはセオリー通りに白~オレンジ~赤の順に順次塗り重ね、最後に窓の部分に黒を刺す(後好みに応じてエナメルかなんかで陰影をつける)と大体の形はできます。
前面のマスキングで少々ミスったので前と後ろで表情が変わってしまったのは下手糞モデラーのご愛嬌という事でご勘弁を。
形の上ではこんなところですが、このモデルにはもうひとつ「自走させる」と言うプロセスがあります。


このキット、基本はディスプレイ用ですが内部に鉄コレのTM-06動力ユニットを挿入できる構造になっており、ユニットを用意できればほぼワンタッチで自走させることができます。
レイアウトのエンドレスを試走させてみましたが、台車の首振り角が制限されるのでミニカーブは無理(と言うかミニカーブでリニアモーターカーはやらないかw)

ですが280R以上なら問題なし。そもそも実車も殆ど急カーブなんか走りませんし、直線の線路上ならパワーパックを新幹線並みかそれ以上のスロットルにすればかなりリニアモーターカーっぽい疾走感のある走りが堪能できました。
レイアウトを試走させてみるとかなり豪快な速さを堪能できるモデルです。
と、言いますか直線を一気に走らせる限りはNゲージのモデルの中で最もリアルな走りを感じさせるモデルではないかと思います。
何しろスケールスピードだと普通の電車ではありえない速さがこのMLUなら少しも不自然ではないですし記録映像なんかで観る昔のリニア実験車のそれにごく近い走りっぷりなのです。
(まあ、強いて言えば普通の線路を走っている時点でリアルではないのですがwww)

ある意味うちの鉄道の中では最も実車に近い走りのモデルかもしれません。
しかも上述の様に台車の首振り角が制限されているので「リレーラーなしでも一発で線路に載せられる」という意外なメリットも(笑)
その手軽さと見栄えを考えると、運転会のモジュールレイアウトで試験列車として走らせるという実用性のある使い方もできるでしょう。
してみるとグランシップにこれが出せないのが残念でなりません(涙)
前にも紹介していた甲府モデルのリニアモーターカー、MLU002タイプです。

最初にこのモデルを取り上げたときには未だグランシップトレインフェスタは開催の方向でしたから、フェスタに間に合わせるようにと書いたのですが、いざ中止になってみると手をつける気持ちもやや失せかけてしまい、まる3か月以上塩漬け状態になっていました。
ですがコロナ禍に伴う休日蟄居の中で積みプラ状態だったキットを片っ端から消化していくうちにようやくこちらにもお鉢が回ってきたという次第。
「工作」と言ってもボディは3Dプリンタの一体造形ですからメインはほぼ塗装という事になります。

今回これが後回しになった背景のひとつがこの塗装というプロセスでして、自宅内でスプレーやラッカーが使えない以上「おそとに段ボール箱の即席ブースを出して塗装する」というプロセス自体がうちでは難題でした。
どうかすると下手なバーベキューよりも臭いが飛びそうでご近所への気兼ねもありましたし、何回か重ね塗りをするからには纏まった日程が必要でしたから。
が、これ以上引き延ばすと塗装に不向きな梅雨を迎えてしまう危惧があったので先日ようやく決断しました。

このキットではやや複雑な帯や前面の塗り分けを再現するために専用の治具が用意されており、これを車体に当ててケガキをする事で作業を容易にしています。
説明書では色の選択はユーザー任せという事で鉄道カフェで見た作例サンプルは京急の赤と田宮のオレンジを用いているとの事です。
ただ、うちの近所ではGMカラーが容易に入手しにくい環境なうえに通販を使うと更に工期が遅れてしまいます。
なので近所で調達できるタミヤのピュアホワイトとマイカレッド、オレンジ(いずれもラッカー系)を選択しました。この辺は全くの目で見たフィーリングの選択です。
治具を使うと確かに塗分け線のケガキは楽でしたが、手を抜いてサーフェサーで下地を塗らなかったので表面がややざらついてしまいました。
もしこのキットを購入してまだ手を付けていない向きがありましたら、下地処理は必須と申し添えておきます(大汗)

あとはセオリー通りに白~オレンジ~赤の順に順次塗り重ね、最後に窓の部分に黒を刺す(後好みに応じてエナメルかなんかで陰影をつける)と大体の形はできます。
前面のマスキングで少々ミスったので前と後ろで表情が変わってしまったのは下手糞モデラーのご愛嬌という事でご勘弁を。
形の上ではこんなところですが、このモデルにはもうひとつ「自走させる」と言うプロセスがあります。


このキット、基本はディスプレイ用ですが内部に鉄コレのTM-06動力ユニットを挿入できる構造になっており、ユニットを用意できればほぼワンタッチで自走させることができます。
レイアウトのエンドレスを試走させてみましたが、台車の首振り角が制限されるのでミニカーブは無理(と言うかミニカーブでリニアモーターカーはやらないかw)

ですが280R以上なら問題なし。そもそも実車も殆ど急カーブなんか走りませんし、直線の線路上ならパワーパックを新幹線並みかそれ以上のスロットルにすればかなりリニアモーターカーっぽい疾走感のある走りが堪能できました。
レイアウトを試走させてみるとかなり豪快な速さを堪能できるモデルです。
と、言いますか直線を一気に走らせる限りはNゲージのモデルの中で最もリアルな走りを感じさせるモデルではないかと思います。
何しろスケールスピードだと普通の電車ではありえない速さがこのMLUなら少しも不自然ではないですし記録映像なんかで観る昔のリニア実験車のそれにごく近い走りっぷりなのです。
(まあ、強いて言えば普通の線路を走っている時点でリアルではないのですがwww)

ある意味うちの鉄道の中では最も実車に近い走りのモデルかもしれません。
しかも上述の様に台車の首振り角が制限されているので「リレーラーなしでも一発で線路に載せられる」という意外なメリットも(笑)
その手軽さと見栄えを考えると、運転会のモジュールレイアウトで試験列車として走らせるという実用性のある使い方もできるでしょう。
してみるとグランシップにこれが出せないのが残念でなりません(涙)
