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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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とれいんのバックナンバーと年越し運転のはなし

2018-12-01 05:49:12 | 書籍
 先日の中野行きの戦利品…と言っても大したものではありませんが。
 今回某マンガ専門店派生の鉄道ショップで漁ったのは「とれいん」のバックナンバーでした。

 しかも「毎年の3月号だけ」
 なんだってよりにもよってこんな偏った集め方になったかと言いますと、

 今年の春頃にこのブログでも書きましたが、この雑誌の年末の恒例になっている「年越し運転」が関係しています。
 私がこのイベントを知ったのが昨年の暮れ位(遅い!)でしたが毎年3月号のとれいんで読者の年越し運転レポートが掲載されていると知り「過去の年越し運転リポートをまとめて読みたくなって来ました」と言うのがきっかけでした。
 これも前に書いた事ですが現住地では新刊書店でとれいんをほとんど見ない事、同じ理由で地元の古本屋にバックナンバーが並ばない事もあって上京でもしないと出物が見つからないだろうという目論みもありました。

 尤も、そうまでして(と言ってもこれだけが目的で中野に行ったわけではなかったのですが)集まったのは2004年と2005年の奴の2冊だけ。
 ですが2004年の号では「出先のキューバから日本時間の正月に合わせて運転を楽しんだ」なんて記事も上がっていたりしてなかなか面白かったです。

 同じ鉄道模型と言う括りでもNもあれば16番もあり、日本型もあれば外国形もありレイアウトもあればお座敷運転もありと、走らせ方ひとつとっても嗜好や環境の違いの大きい趣味ではあるのですがそれらの差を超えて毎年大晦日の晩の同じ時間帯にそれぞれの思いを乗せてお気に入りのモデルを走らせるというのは一種のお祭りではあります。
 そしてパワーパックのスロットルをいじっているその瞬間に同じ事をしている全く嗜好の異なる同好の士が何十人といる事に思いを馳せるという事も(見た目の環境自体は非常にインドアな、閉ざされた物であるにも拘らず)一種のロマンではあります。

 そう思いながら年越し運転の記事を繰ってみると毎年20~30件の投稿がある様子で写真が少ないか全くない活字だけ、しかも「走らせた編成や車両の羅列しか載っていない投稿も多い」にもかかわらず何となくウキウキした気持ちになれました。
 


 (もともと、このイベントの存在自体を知らないまま趣味の再開以来恒例の行事にしてきたのですが)今年も年越し運転をやってみたいという気分になりますし、今年は上述の事を思いながら運転できると思います。
 今から大晦日の話をするとは気が早い(汗)

 (写真はこのイベントの存在を知らなかった当時にやっていた過去の年越し運転から拾ったものです)