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光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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不動品ののC57に苦闘する(汗)

2015-09-24 05:48:09 | 車両・蒸気機関車
 先日モーター焼けのジャンク品Zゲージモデルでがっかりしたばかりなのに全く懲りもせず…
 今回はそういうはなしです。
 帰省や上京の折に私がよく覗くとあるチェーンの中古ショップ。

 先日紹介した学研0系、或いは昨年紹介した「鉄道模型のアナログレコード」なんかはそこで入手したものですが、それに限らず意外な物が並んでいる事があって油断ができない店でもあります。
 この間の上京でも意外な物が意外な値段で買えたりしましたが今回はそのひとつから。

 中村精密のC57、やまぐち号仕様です。
 C57はC58と並んで中村の蒸機の中では比較的出物の多い機種なのですが、店頭とか奥で見掛けても大概1万円前後かそれ以上である事が多いモデルです。
 それがこの店ではKATOのC57の中古の半額~3分の1程度(と書くと値段の見当がつくでしょうか)という値段で置いてあったから驚きました。

 安いのも道理、よく聞いてみたら単に「不動品のジャンクだから」と言う事だったのですが。
 ですが価格的にも「レストアして走りを復活させてみたい」と言う欲求を満たすには妥当な額ではあります。
 
 春のMOREのキ620といい、初夏のナインスケールのメトロライナーと言い、最近の私はこんなのばっかりですね。

 帰宅後コンディションをチェックしましたが、エンジンとテンダーをつなぐドローバーが異様にねじれている上にテンダー部の連結ピンが折損していました。
 中村のモデルの場合テンダードライブで機関車の動輪から集電するという独特の構造なので先ずテンダーからバラして見ました。

 案の定「リード線が片方外れています」
 モータを外して手で回して見た範囲では特に抵抗も感じなかったので通電の問題だろうと思われます。
 とはいえ、今日できるのはここまで。ドローバーを修正した後は再度元通りに組み直しました。

 こちらもじっくり腰を据えてかかろうかと思います。

 余談ですがこのC57、上述の壊れっぷりや、車体の埃の量などから見ても前のユーザーは相当にラフな扱い、使い方をしていたようです。
 中村精密の蒸機は30年前からNゲージとしては相当に高価なモデルでしたが、それをここまでラフに使えるのはどんなお大尽かと(笑)