
今回はやや趣向を変えて。
Nサイズのキャラクターものといえば以前トミーテックの「ジオラマキャラクターズ」というのが出ていた事がありますが後に続く物がないまま現在まで来ている感じがします。

人形の方はそんな状況ですがメカニック・殊に自動車系では少ないながらも種類が増えているのが面白いですね。
特に最近ではアクセサリメーカーのこばるさんが面白い題材の製品化して下さるので心強い限りです(笑)
今回は私の手持ちの中からいくつかを。

ポインターと科学特捜隊専用車。
ある意味この手のキャラ物車の基本を作った定番車。ポインターはともかく、科特隊の専用車(実は円谷一の自家用車だったそうですが)はベース車が他のサイズのミニカーでもなかなか見ないシボレーコルベアという点が貴重と言えるかもしれません。
余談ですがこれと同型の車は東映の「ジャイアントロボ」でユニコーン機関の専用車としても登場しています。
ポインターの左側のクルマはポインターのモデルがなかった当時、カーコレのセリカXXをそれらしく塗った物です。
ぺネロープ号(上段写真奥)
サンダーバードのアイテムです。Nサイズよりやや小さめですが違和感はそれほどでもありません。遠目ではトヨタのセラに間違われる事もあります。グラスキャノピーの屋根周りなど一体成型のポインター等よりも手が掛かっている印象です。
スパイダーマシンGP-7(上段写真手前右)
知る人ぞ知る(笑)東映製作の日本版スパイダーマンのヒーローマシン。超合金のレオパルドンのおまけです。
この頃の東映ヒーローものはとっさにベースカーの判別がつかない位に外装を作り込んでいる事が多いですがこの車も例外ではありません。かっこよさとオリジナリティはこれまで上げたどの車よりも凄いと思います。


サブマシーン
これも東映の巨大ロボットもの「大鉄人17」の超合金のおまけです。車ともヘリコプターともつかない不思議な形ですがこれでも実際に自走する劇用車が作られていました。地上モードと飛行モードの2タイプがあります。
又、同じ番組に登場するシグコンタンクという戦車もモデル化されていますがこれは劇中でもミニチュアしか出ないため設定の大きさとどれくらい違うかが今一つ分かりにくいです。
(右の写真はシグコンタンクのものです)

MATビハイクル
カプセルトミカのコスモにストライプを加えただけ(笑)の加工品です。やろうと思えばこんなのも作れない事はないという参考程度に考えてください。
ちなみに予算が許すならベース車のモデルが出ているのでこんな物が作れるかもしれないというリストを上げておきます。
ケンメリスカイライン(津川)
流星人間ゾーンのマイティライナー、電撃!ストラダ5のレディーバード
S30フェアレディZ(カーコレ)
スーパーロボットマッハバロンのマッハトリガー
R30スカイライン(カーコレ)
西部警察のマシンRS、RS-1、RS-2
スバル360(カーコレ)
トリプルファイターのデーモンカー
スバルサンバー(カーコレ)
難易度はかなり高いと思いますが怪奇大作戦のトータス号のベース車だったそうです。
ホンダZ(津川)
ジャンボーグAのジャンカーZ(トータスとは逆にリペイントだけで作れます)
セドリック130・30グロリア
昭和40年代前半の特別機動捜査隊
など。
レイアウトのミニシーンでも劇そのもの、あるいはそのものずばりの「ロケシーン」「改造車のミーティング」『映画のキャンペーン」といった使い方をすればお遊びを超えるリアリティが出せるように思えます。

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