光山鉄道管理局・アーカイブス

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趣味の原点をふりかえる・28・「とれいん」の話

2011-03-10 19:41:53 | 趣味の原点をふり返る

 私が最初に購入した専門誌はTMSではなく実は「とれいん」でした。

 「とれいん」の創刊は1975年でしたが、創刊間もない事もあったのでしょう、故郷の書店でも比較的よく並んでいました。
 そんな訳で「とれいん」はTMSより半年早く、1975年9月号からの購読となっています。

 初めて手に入れた「とれいん」で知った事。

 それは「グリーンマックス」というメーカーの存在を知った事でした。
 実はこの時までNゲージは関水金属とトミーのみで、そんなメーカーがあるとは知らなかったのですがこの雑誌の製品の紹介で「日本初のストラクチャーキット」として信号所と詰所が出ているのを見つけ心底驚きました。
 さらにその前のページで客車のプラキットを12種類も出している所である事も知りました。

 これこそが(あの当時の)専門誌の有難みといえます。
 この雑誌を買っていなければGMの存在を知るのはおそらく1年か2年は遅れたでしょう。

 写真のキットはこの情報がきっかけで購入できたものです(それから築36年を経てこの2軒は改修を加えつつ今もセクション上に建って居ります)

 こちらは大判で写真の多い構成でしたがTMSに比べてムード優先の雰囲気でTMS以上に趣味性が強かったため毎号買うということはありませんでした。
 しかしその趣味性の高さは、ずっと後になって趣味に対する心構えを養う上でずいぶん役に立っている気もします。

 そういえば「年越し運転」という楽しみ方を知ったのもこの雑誌のコラムからでした。

 当時と逆に現在はTMSよりも店頭で新刊を見つけるのが大変な雑誌となりましたが、今でも「これは」という記事があると購入してしまいます。

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