光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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趣味の原点をふりかえる・27・TMSを読み始めた頃

2011-03-08 17:16:13 | 趣味の原点をふり返る


 今回は昔の思い出話です。

 私の故郷が田舎だった事もあるのでしょうが、鉄道模型の趣味に入った時に一番困ったのが情報の不足でした。

 鉄道模型やNゲージそのものの入荷が遅い上に店も少ない状況では関水金属のキハ82系や学研の583系などの様にリリース半年後に存在を知るなどという事もあったのです。
 そんな時に頼りになった筈なのが専門誌です。

 ところがこれまた当時ほぼ唯一に近い存在だった鉄道模型趣味(TMS)誌は昭和50年代初めまで私の故郷の一般の書店には並んでいませんでした。
 この雑誌の存在自体は「模型と工作」誌上で触れられていたことがあるので存在は知っていたのですが、そこでは「高級趣味誌」という表現をされていたので一体どんな雑誌なのか小学生の時分から気になる存在でした。

 趣味に入って半年ほどした頃、近くの模型店にバックナンバーを含めて置かれているのを見つけた時は嬉しかったです。

 初めて買った新刊のTMSは1976年の新年号。
 そこにトミーナインスケールがKSKタイプCタンクの新製品発売を予告する広告を見た時、専門誌の有り難味を強く感じました。

 製作記事は確かに小中学生には敷居が高いものでしたが、それでも読むだけで楽しくなるものも多く当時TVの正月番組そっちのけで読みふけったのを思い出しました。
 その後、バックナンバーも買い揃え始め自分がNゲージを始める1年位前まで遡った号の目ぼしいものは揃えました。

 とはいえ、肝心の新刊の方は売っているのが模型店ということもあって入荷が一定せず2・3ヶ月遅れというのは結構経験しました。

 私の故郷でTMSの新刊が安定して一般の書店でも見られる様になったのはTOMIXが登場した1977年後半以降と思います。
 あの頃は書店で注文してもレイアウト全書が届くのに一月位待たされた記憶があります。

 ネットの無い時代は一事が万事この調子でした。

 その点今はネット通販も使えますし、書店での注文でも待たされる事は少なくなりました。しかし皮肉な事に入手の手間が掛からなくなるよりも世間の活字離れ、雑誌離れのペースがはるかに速くなってしまっている印象もあります。

 TMSについてはこれをきっかけにほぼ毎号買う様になり、1978年以降は書店取り寄せで定期購読をはじめ、住所の変わった現在も継続しています。

 思い出話ばかりと言うのもなんですので動画をおまけに。
 実験線映像の第4弾です。
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