
最近の東北地区で主役となっている電車と言えば701系とその亜種と言う事が出来ると思います。
(余談ですが、先日再放送を観たドラマの「ガリレオ」の中で福山雅治扮する主人公が701系を讃える話をする落ちがついていて仰天しました)
この車種の特徴としてJRのみならず新幹線の延伸に合わせた東北本線の第3セクター化に合わせてそれぞれの会社の仕様(現段階ではカラーリング程度の違いしかありませんが)が存在する事で線区ごとの違い以上のバリエーションを持つ可能性がある(終戦直後に63系が私鉄に卸されて様々な仕様を持つようになった経緯とも似ています)事です。
このモデルは既にマイクロから仙台・秋田仕様、及びIGR・青い森鉄道仕様が製品化されていますが何分リリースから大分経っているために新品の入手はほとんど不可能な上に中古もなかなか出物にあたらないのが難点と言えます。
とはいえ少しづつ出物を見つけては増備を進めています。流石に他のモデルほど安価な訳にはいきませんが。

この701系、外観が「平成のモハ63系」とでも言いたくなる位素っ気ないスタイルで琴線に触れる部分が少ないのですが最小で2両編成から成立する事、先頭車が貫通扉付きの切妻スタイルのおかげで増結して長編成化しても113系や165系程には編成の乱れがない事などレイアウトで使うには重宝する特徴も備えています。
その意味では現在進めているレイアウト(これについてはいずれ触れる予定です)にも使えそうな要素も大きいといえます。

現在の当レイアウトでのラインナップはIGR・青い森が在籍しています。要するに今の盛岡駅辺りでお目に掛かる組み合わせです。
私の子供の頃は首都圏の103系などで線区ごとに色の違う電車が集うさまに憧れをもっていた物ですが今では地方の都市でもそんなカラフルな組み合わせができる様になってきました。
とはいえこの組み合わせではカラーリングは地味なうえに現時点では盛岡色がなし、実物では秋田色は標準軌なので他線区との相互乗り入れが不可能だったりするのですが。
これらの701系グループ。今は活躍の時を静かに待っています。

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