
お座敷運転の実験も佳境に入りつつあります。
今回は一応形のできた実験線で列車を走らせて見ました。


予想通り単純に直線をまっすぐ走らせるよりも「揺らぎ」に近い曲率のゆるいS字を身を微妙にくねらせながら走る方が見ていてリラックスした気分になれます。
動画です。試験走行という事もあってスピードが速めですが雰囲気はわかっていただけますでしょうか。
C12と客車です。
http://www.youtube.com/watch?v=K0-W-w7piqI
パノラマエクスプレスアルプス
http://www.youtube.com/watch?v=_WywXHm_90I
このユニットは幅17センチ長さ1・8メートルですがシーナリィが無いので使わないときは棚の上か部屋の隅に立てかけておけるぎりぎりのサイズと思います(スキー板よりやや大きい程度)
設営については直線6本を接続するより手間がかからず又、ユニトラックでよく聞かれる通電の弱さもジョイントの少ないフレキシブルレールを使う事で幾分解消できます。
(動画で列車の速い理由のひとつがこれでした。ユニトラック部分ではちょうどいい速さなのに実験線のフレキシブルに来ると急に加速してしまう現象が頻発したのです)
上から見ても、又視点を下げても列車の走る姿を見るだけでとても和める事が今回の実験で一番の収穫でした。
何より有難かったのはこの魅力は「車両の種類を選ばなかった」事です。機関車の単機回送やディーゼルの2連から長編成の電車まで、あるいは敢えて自分のあまり気に入らない車両を走らせてもこの実験線上ではとても魅力的に見えました。
モデルそのものの魅力や作りこまれた風景だけではこのリラックス感はなかなか出せない気がします。
してみると、理想の大レイアウトの条件に「ゆったりとしたカーブを持った線形」というのは外せないと思いました。

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